『那須之語』の原典にあたる必要性があり、購入しました。(
参考文献・参考資料に岩波文庫の「平家物語」(全4冊)を追加しました。)
さて那須与一の段を見ますと、『那須之語』とほぼ同じ事が書かれています。注釈も非常に分かりやすく演目の解釈にとても役立っています。
『那須与一』の次の段は『弓流(ゆみながし)』なのですが、那須与一が扇を射落とした次の行動が描かれていました。
与一の技量に平家の侍も喜び、感嘆の余り50歳ぐらいの男が扇の立てられていた辺りで舞を舞い始める訳ですが、与一は伊勢三郎義盛から「御諚ぞ、つかまつれ。」といわれ、その侍を射殺します。(平氏は一気に興醒めし、源氏はそれで大盛り上がりになるわけですが。)
そんな情け容赦ないあたり、とても気に入りました…。
【追記】
なかなかサイトの更新が進まず申し訳なく思っております。