2014年3月31日月曜日

インシデント!!(°□°;)

普段に使ってるコンピュータが故障し、その復旧をしていたため、ブログの更新に間が開いてしまいました。

さて。
この間の稽古は、息子に小猿の面(おもて と読みます。)を着けて跳ばせてみました。
実際に面を着けると、極端に視野が狭くなりますし、呼吸も多少苦しくなるものです。ある程度はその感覚になれておく必要があると思ったからでした。
息子はお祭りなんかのプラスチック製のお面をかぶったことはあっても、狂言面を着けた状態を具体的にイメージするのは難しいハズです。

善竹能舞台は、舞台の高さが「床の間」の高さに設定されています。通常の能舞台に比較するとはるかに低い設定です(能楽堂に足を運ばれた方はご存じかと思いますが、通常、客席床面より1m程度は舞台の床面が高くなっています。)
演者が舞台から落ちる……というのは、もちろん落ちた本人が大けがをする恐れもありますし、なにより演目が成立しなくなってしまいます。
たとえ「床の間(数十センチ)」の高さの舞台でも、やはりそこから落ちるということは、あってはならないことです。
普段の稽古では、面を着け、視野の狭くなった状況を想定して、「動く範囲は舞台の縁から、これ(1m)ぐらいは内側で。」という稽古をしていたわけです。

しかし!インシデントが……orz
なんと、柱にぶつかりましたよ(;゜ロ゜)
……いや、これは、うっかり目を離していた僕の失敗でもあるのですが、紐をたぐる手元を見ているときに、シテ柱にぶつかっていました(コツン!と。)
だ、大丈夫か!?(面……!!)
面!という言葉を飲み込んで(狂言方なら、きっと解ってくれると思うけど、とっさに思うのは、御道具が無事か!?ってことです。爆)すぐさまそばに駆け寄ったわけですが……。
息子、面ともに無事だったです(大汗)

息子に尋ねると「気がついたら、目の前が真っ暗だった。」とのこと。
おそらくは、体の向きを変えた時にはすぐ前に柱が迫っていたのでしょう……。
シテ柱の近くを跳ぶときは、大回りして、柱から広く幅をとって回り込みながら、橋懸かりへ跳んでいくよう言っていたのですが、視野が狭まったことで本人が知らず知らずのうちに、いつもより跳んでる距離が短くなっていたこと(それは、何となく僕も気づいていたのですけども)もあって、いつも通りに跳んだつもりで方向転換すると柱があったのでしょう(..;)

理由はともあれ、面と息子を危険にさらしたことは紛れもないことであり、僕に油断があったとの謗りは免れられません。
「見えないこと=無いこと」ではなくて、見えなくてもそこに障害物はあり得ること、舞台の柱の位置などから自分の居場所をイメージすることを、きっと教えていかねばならぬのでしょう。

来月からは、大名(我が師)と合わせての稽古も始まりますが、さらに気を引き締めて臨みたいと思います。

2014年3月24日月曜日

お猿見学。

土曜日。
お稽古は日曜に延期して、ニホンザルの見学に、京都・嵐山まで行って参りました。>嵐山モンキーパーク

なにぶん子連れということもあり、出発の前からことごとく予定が遅れ、遅れて進行していきます(;´Д`)
まぁ何とか、最寄り駅の嵐山駅(阪急電鉄)にたどり着きましたが、その雰囲気の変貌には驚きを禁じ得ませんでしたΣ(゚д゚
☞僕は大学生の頃に行ったきりでしょうか(°°;)

とにかく、今回最大の目的である、上述のモンキーパークへのルート探索をしたわけですが……
Googleマップによると、こうなっていますが、このルートは正しくありません。
ただ単に、ハイキングコースに誘導されるだけです(°°;)
山の方に伸びる細道がありますが、細道の入り口には、モンキーパークの入り口ではない旨の立札がありました。

正しくは、こちらの櫟谷宗像神社の境内脇から山頂へ伸びる道があり、モンキーパークの入り口となっています(入園料を支払います。)
-`).。oO(そういや、神社には参拝もしなかった……!そこまで気が回らなかった。

ベビーカーは、パークの入り口で預けることができます。
おおよそ、山頂まで20分の道のりだそうですが、うん…まぁ、結構な山道です(・・;)

で、意外と外国人が多いです。
「そんなに、おサル好きなん!?」と思うぐらい、白人の方多かったです。(アジア系もいらっしゃるのでしょうけど、言葉を聞かない限り判らないです。)
仕事柄、杖をついたメタボ体型の、外つ国の方の膝がちょっと心配でした(;´Д`)
山道の所々で、こうやってニホンザルが毛繕いなどをしています。
実際に、こういう型があるので、
よぅ観察しときや!
と息子に申し伝えた次第です。お猿らしい敏捷な動き、啼き声の雰囲気を感じ取ってくれたでしょうか^^;

昨年の豪雨災害の痕跡か、渡月橋の橋のたもと(欄干、橋げた)に修復された感じを看取できます。
この橋が沈下橋みたいになっててんもんなぁ……。その影響や、いかばかりかと。

※なるべく人が映り込まないタイミングを狙いましたので、人がいないように見えますが、観光客でごった返しています。
渡月橋を渡ったところから、対岸を望む。

向こう岸の、橋のたもとには大型重機が入ってて、災害復旧と護岸工事を続行中でした。
ちなみに、橋の方向の山の上がお猿のお山です。




川風は寒かったですが、天候にも恵まれた1日でした。

2014年3月20日木曜日

叱る!

昨晩の夕食後のおさらい稽古(復習のため、平日に行っている)は、全くなってなくて!!
昨年は、我が師匠から「気合いが足らん!」「なんべん同じ事言わすんじゃい!!」と、散々耳にたこができるかと思うほど、聞かされましたけども、この事かと。

息子に全く集中力がなく、教わったことをきちんとやろうという意志に欠け、漫然と、とりあえずこなしている様子が看取できました。(おそらくは稽古前の食事で、母親と一悶着あったことも原因でしょうが。)
僕が息子を教えはじめる前は、そのような事が判るもんなのかなぁ……と師匠の言葉に半信半疑でしたが……。なるほど、明らかに注意力散漫。以前できたことすらできていない。

おかげでね。
まぁ、靭猿というのは、猿曳の謡いと拍子に乗って小猿が動くわけですけれども、拍子を打つ手に妙に力が入ってたとみえて、自分の右太ももを、知らず知らずのうちに力一杯叩かせていただきましたよ……ってか、痛いよ(-.-#)
そんなこともあり、今回ね、稽古を始めてから初めて厳しい口調で叱ったと思います。

さて。
今週の三連休にはニホンザルを観察に行ってきます。お猿の動きを具体的にイメージして貰えることでしょう。
4月からは我が師(息子にはじぃじ)も加わっての稽古が始まります。シテ(大名)の思惑も加わってきますから、いろいろと修正もあるでしょうね……。

あ。そーか。親子三代の初共演なんだね、今回。(ってか、気付くの遅いね^^; )

2014年3月18日火曜日

前半部分

ちょっとうっかりして間が空いてしまいました。

土曜日。
恒例の稽古日でした。後半が概ね出来上がってきたので、靭猿の初めの方を教えていくことに。
話の展開に応じた型(動き)が求められるところのほかに、自由にうろうろしていて良い部分とがあって、特に後者の方を教え、理解させるのにまだ時間が掛かりそうです。
大名、太郎冠者、猿曳とのやり取りが行われてる間、小猿(息子)はランダムに、自由に、“猿らしい動き”を自律的に行うわけですが、慣れないこともあり、早々にはできませんわなぁ…。
これもまた、反復して、修得していかねばなりませんね。

日曜日。
小猿の「猿皮」(いわゆる、着ぐるみ)を合わせてみました。
当家では初舞台で靭猿をチョイスすることは、ありませんでした。僕や僕の妹らも小学校に入学してから(6歳以上)で演じています。そのようなこともあり、今回が初めてのケースになります。伝わっている猿皮(の装束)も、足袋も、手袋も息子(来年度から入園)にはかなり大きい( ̄□ ̄;)!!しかも息子、小柄やし!!
これは新しく作らなければならないということで、まずは生地探しが始まっております。

あと、89日!?
いよいよ、90日を切ったわけですが、なんかいろいろ大変だなぁ(°°;)

2014年3月12日水曜日

義捐能でした。

昨日、3月11日は(公社)能楽協会大阪支部有志による義捐能があり、僕は「魚説経」の後見にて行って参りました。

チケット5枚をお預かりしていましたが、力及ばず全く売れませんで……(;´Д`)
些少で大変申し訳ないですが、小職の労働力(ちなみに、C万ぐらいですね)を対価としてお納め下さいませ(ノ_・、)

僕は二足の草鞋を履いていますので有給休暇を取得して伺っています(つまり、別途収入は担保されているという事ですね。)が、能楽師大阪支部の有志のほとんどは、おそらく手弁当での出演です。本当に頭が下がります。(いわゆる、アゴアシは付いていません。)

来年もまた3月11日に催されること思いますので、ぜひ皆様には万障お繰り合わせの上、足を運んで頂ければ誠に幸甚に存じます。

2014年3月10日月曜日

引き綱をつけて……。

今回は動画を撮影しつつ一通り跳ばせてみて、大まかなところはできていたので、いよいよ引き綱を腰に付けて跳ばせてみることになりました。

しかし!二度目は僕の方が上手くいきませんでしたorz
曳謡を謡いつつ、拍子を打ち、小猿の足に綱が絡まらぬよう、綱を繰り出したり、たぐり寄せたりしつつ……ってのをやってますと、作業のコンフリクトが起こりましてね。
妙なところで拍子を二つ続けて打ってみたり、謡がおろそかになったり。いやはや、こりゃあ、僕の稽古が必要だよ……と(;´Д`)

撮影した動画も一緒に見ましたけれども、前(見所:けんしょ 側)から見るとまた違って見えるもんで、2人で見ながら小猿の動きでの注意点を確認しました。

いずれにしても、ちょっと実戦的に、あ え て 普段とは少し違う手順でやってみたりして、臨機応変に対処するトレーニングも加味してみる必要はあるのかもしれません。
そんなことを考えた稽古でした。

さてさて。今日もまた仕事から帰ったら稽古ですよ。
明日は、魚説経の後見ですので、その用意もしないとね!

2014年3月6日木曜日

自信が付いてきたか!?

昨日は、おさらいする形で息子1人で跳ばせてみましたが、前回注意した点もほぼ修正してきてたので、正直僕の方が驚きましたΣ(゚д゚

これなら、今週末には腰に綱を付けて、より実戦的な稽古に進んでいけそうです。
まぁ、その前に動画に撮ってみて、息子自身が跳んでいる姿をもう一度確認してみるのも良いでしょうね。口頭で修正点を何度も説明するより、一目瞭然というところもあるでしょう。

目下、僕は第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」に向けて、チラシ制作のための原稿作りに着手しています。
併せて、高槻市と市・教育委員会からの後援を得るために、申請書を作成する予定です。(これがまぁ、なかなかにメンドクサイのでございまするよ。正直なところ^^; )

あとは……あれだな、能楽協会へ撮影申請ですな(著作権関連)

そうそうそう。あと、期末決算だな。
まぁここに来て弥生会計を止めて、クラウド会計サービスに移行しようと目論んでいます経費の節減と、あとは入力デバイスがWindows系、Mac系、iOS系問わず扱えるという所でしょうか。
→つまり会計データを共有し、家族に手伝わせることができる!!(。-ω-。)ノ☆・゚:*:゚
→僕が倒れても、とりあえずは会計はヘーキ!!

うーん、費用対効果やリスクヘッジも考えてるなんて……。まるで、経営者みたいジャマイカ(爆)

2014年3月4日火曜日

動画になりました。


えー。元の8mmの題字が間違っているのですが、大蔵流は「呂波」ではなく「呂波」ですね。僕の初舞台の時…いや、2回目か。(なんか最近、初舞台が何だったか、あやふやになってきましたよ。)
これはサンプルとして業者さんから提供されたものですが、代金も支払ったしアップしても問題ないでしょう(笑)

惜しむらくは音声がないことなのですが、僕が幼稚園の頃って、今みたいに動画を撮影する機材も普及していなかったですし、こういうフィルムが残っているだけでも貴重です^^;
もう何本かあるそうなので、来年度になったらそれらもデジタル化していこうかと考えています。

こういう記録を保存し、後世に継承していくことは、当法人の大切な事業の一つと位置づけておりますが、如何せん資金がございませんナ(×_×;)
……どっかから、降ってこんかね!?(爆)

2014年3月3日月曜日

1人で跳べるようになってきました。

このあいだから、息子に1人で跳ばせてみてるのですが、だいぶんと覚えましたね。また少しずつ身体もできてきたのか、以前と比べると随分と姿勢もよくなりました(しかし、まだまだですが!)

今週は1人で跳ぶ事に重点を置いて、細部まで覚え込ませたいと思っています。
そして、来週からはいよいよ前段部分に突入ですね。大名と猿曳きの緊迫感溢れるやり取りと愁嘆…。
……いやぁ、あれが結構長いんじゃ……(;´Д`)

小猿を演じるにあたり、一生懸命に後半の跳ぶ事は意識して覚えたけれども、前段があるとは聞いてなくて、えらく驚いた!(そしてガクッときた)という話を聞いた事があります。
師匠より、まずは全体のアウトラインを意識させて稽古するよう仰せつかってましたので、息子には一応、その旨を再々伝えていますが、分かってるかなぁ!?

そして息子の稽古もさることながら、3月は決算期ですし、法定の社員総会も開催せねば。
チラシの原案作成にかかる必要もあるでしょうし、解説の内容(プロジェクターを使います)もそろそろ練っていかねばなりませんね(゚o゚;;

そうそう。
来週は第4回 東日本大震災義捐能がありますね!
東北地方復興のためのチャリティー公演です。皆様のお越しをお待ちしております。