2014年12月24日水曜日

平成26年最後の舞台出演でした。

12月23日(祝)は、私儀今年最後の舞台出演となりました。(他方、病院の勤務は29日までございますよ!)
年の瀬のお忙しい中、あるいはクリスマス行事等々に大切な方々とお過ごしになるのを差し置いて!?(笑)チケットをお求めいただき、またお越し賜り、誠にありがとうございましたm(__)m
お陰様で無事に勤めることができました。

今年は息子殿の初舞台やら、東京行きやら、いろいろと盛りだくさんでしたが、概ねご満足いただける内容を提供できたのではないか……と存ずるところです。

さて。
無事に今年の行事も終わりましたので、そろそろ来年からの稽古の計画を立案し、そちらにシフトしていかねばなりません。
いよいよ2015年は、善竹能舞台、一般社団法人共に、記念すべき年となります。来年も気の抜けない一年になりそうですよ(笑)

そうそう。
以前、息子殿に巻物を用意した話(トークン・エコノミー・システム)をこのブログにも記しましたが、これもまた次回の第8回徳讃会の分を考えていかねばなりません。
何となしに、「次も巻物作って欲しい?」と、尋ねると
あのなー、おれなぁー、こんどはなぁー、なにをおけいこしたか、かいてほしいねん。
と、おっしゃるわけですよ。どうも「シール(トークン)」+「師匠のコメント・稽古の内容(?)記載」 が要るらしいです。
つまりまぁ、端的に言うとスケジュール帳のようなものが欲しいようなのですね(;^_^A
☞にゃんとも、稽古に様がましい人ぢゃ(-_-) 

よろしい。
その、熱い気持ち汲んで進ぜよう。
実は、正直なところ、息子がこれほどに稽古への動機づけを高め、積極性が生まれてくるとは、僕は思っていませんでした。(いや、どんなにツールが良くても使う者がヘボだったら、やっぱりツールもヘボになると思うので、これは僕の指導力の高さやな!……と、軽くうぬぼれておこうw)

ま、そんなわけで。
今年中に、息子殿のための書物を用意して、お稽古手帳も用意するというのが、僕の冬休みの宿題です(;^_^A

2014年12月22日月曜日

平成27年度「伝統文化親子教室事業」

事業開始までの流れ
先述しましたとおり、来年度に計画している事業の一つに「伝統文化親子教室事業」に乗っかってみるというのがあり、今般、高槻市教育委員会文化財課のK様からいろいろと御指導/御助言をいただきつつ、文化庁の事業に申請してみました。
それも、つい先日の12月19日が募集締め切り(!)とのことで、大急ぎで申請書を作ってみた次第です。

手前味噌ながら、一般社団の法人格を有し、かつ自前の能舞台を有するのも我が法人の特色です。この舞台を活用できるような事業となるのではないでしょうか。

テーマはベタですが……。
子ども狂言教室 小舞(こまい)「盃(さかずき)」を舞う
と、題して申請してみました。

記入例(ダウンロード出来ます)
なにぶん平凡なのは、どうぞ御寛恕下さい。先様からの指定で流儀の名称も冠してはいけないし、団体名もアウト、もちろん商品名も無し。という制約もあるのですよ(笑)












初めは、小学生の教科書に採用されている柿山伏を数ヶ月掛けて仕上げてみる。という遠大な計画を想定してみたのですが、それをどうやって発表会で発表させるか!?というところで、考えが行き詰まりました。
柿山伏の登場人物は2名ですし、後見入れたとしても3人。10人の受講者がいれば、柿山伏がおおよそ5回ほど演じられる!?ということになるのかなぁ……。という時点でうまくイメージができなくなりました。

なので。
今回は初めての試みですし、手始めに「小舞」としました。(それなら、1人が舞っている間に他のみんなは地謡:バックコーラス ができますし、交代で舞ってもそんなに時間を要しません。)

はてさて。
最低でも10人は受講生を集めないといけないそうですが、集まって頂けるのでしょうか(;^_^A
いや、それ以前にこの事業計画が無事に採用されるのかどうか!?(それが問題だ!)


2014年12月19日金曜日

文化庁による「学校への芸術家派遣事業」

前回の投稿が8日でしたから、既に10日あまり、更新に間が空いてしましました。済みません。

さて、12月10〜11日と岐阜県養老町上多度小学校様に学校への芸術家派遣事業の一環として伺ったのは、既出の通りです。
一般社団法人高和会善竹能舞台では、「協力芸術家」として国(文化庁)の外注先に登録していて、そのリストは各自治体の教育委員会等に配布されているそうです。(なので、教育関係の方は、要チェック!! 笑)

その中から特に私どもにというご依頼があり、このたび伺った次第です。
随分前に登録したまま、全く反応がなく、なしのつぶてで、もはや登録の更改(更新)は止めようかと思っていたところ(文化庁の外注先が変更になったときにその確認がありました。)この度のお話を頂きました。
一世を風靡しました“事業仕分”のあおりを受け、事業の効果にギモンあり!とて、ガッツリと予算を削られ、雲散霧消した事業の一つと聞きましたが、うまい具合に復活していたようです。(そんな一朝一夕に効果の出るものでもないと愚考しますが…。ってか、効果って何さ!?)

ともあれ、私ども法人初の取組ということで、いろいろと先生方にもお話を伺いながら、書類を作ったり、旅費交通費を計算してみたり、事務作業をやりました(割と好きな作業なので、それはあまり苦になりませんでした。)

そして純朴で熱心な子ども達のお陰で、我々も朗らかに楽しく勤めることができました。

初日は、「教科書を元に科白を覚えました!」という子ども達の代表(6人)に、型を指導しました。(他の5、6年生達は、それを見ています。)
☞6人なので、2人ずつ、3パートに分かれてやってます。(我が師が畑主チーム担当)



実は。教科書に採用されている内容(台本)が、大蔵流の山本家のものですので、我々のものとは内容が少し異なり、ちょっとやりにくかったのですが、それもまたいろいろと発見があって面白かったです。

2日目、今度は全校の児童が集まりました!

なにぶん、子ども達は学習の進度(たとえば、歴史を習い知っているか否か、国語の漢字がわかるかわからないか…)が異なりますので、大蔵流狂言の「表現」(擬態語・擬声語)の実演と現代語との比較に重点を置いて授業を行いました。
☞おそらくそこが、修練を受けていらっしゃらない先生方には特に難しいところでしょうし。
写真は、初日に指導を受けた子ども達が「柿山伏」を披露する前に、「柿山伏とはどういうお話か?」という事をプロジェクターで投影しながら解説しているところです。
実際に山伏の装束を着けた私を投影しています。

そして、先述した大蔵流狂言の「表現」です。これは、クイズ形式にしました。

柿山伏にはカラス、サル、トビの3種類の動物の鳴き声が出てくるのですが、これは急きょ先生方に当てて、やっていただきましたよ!
先生方も、いつもは当てる側でしょうけれども、ドキドキしていただけたと思います(お陰様で盛り上がりました、ありがとうございました☆)
何より、外国語科を指導されているネイティブスピーカーの先生がいらっしゃったので、突然指名したにもかかわらず、趣旨をよく解していただいて、図らずも現代日本語、大和詞(大蔵流狂言の表現)、英語でのオノマトペの比較ができたのもとても良かったです。

狂言の音クイズでは、我が師を手足のように!?使わせて頂きました(爆)
子ども達も「シャッターを開ける音!!」だとか「ふすまを開ける音!!」とか「猫の鳴き声!!」とか、ものすごい勢いで、楽しく答えてくれました(笑)

一連の、予定の内容をこなしたところで、「実は4年生以下の子ども達でも体験してみたいという児童が多数います。何とか体験させてあげてもらえないだろうか。」という御要望を事前に聞いていましたので、最後に希望者をステージに上げて、柿山伏の「サル」を一緒にやりました。(図らずもサルを量産してしまいました。)
そして、締めとして大蔵流狂言の「大笑い」を皆で行い、無事終了しました。

山の中の、柿の木も周りにたくさん生えている小学校でしたので、柿がどのように生っているのか、その点は説明しやすかったです。でも!最近の子ども達は「渋柿」を口にしたことないんですね!!(°□°;)
山伏を勤めてくれた児童にも「じゃあ、一度、渋柿を食べてみて!」とお願いしてきた次第です(笑)

【…てなわけで、宣伝です】
私ども法人では、教科書に則った形での、こういうワークショップなども手がけています!プロジェクターとパソコンなどはこちらで持参します!!(近隣でしたら、スクリーン:100インチ なら持って行けます。)
来年度はまた違う形ですが、文化庁の事業に申請してみました。夏休みに子ども達に体験してもらえる講座を開講できればと思っています。
詳細が決まりましたら、またご報告します。うまく採択されると良いのですが……。

2014年12月8日月曜日

東京見聞録①

今回善竹富太郎氏主催のSORORIに呼んでいただいたお陰で、東京を見物する機会をも得たのですが、いろいろな事も試してみたいと思いましたので、今回はヒコーキで参りましたよ。
大阪国際(いわゆる伊丹)空港です。(7時半発の飛行機でしたので、6時半頃に来ています。)

前々から、iPhoneのPassbookというアプリが気になってましてね。
☞こちらのブログを参考にしました。
全日空のPassbookがとても便利!iPhoneだけで飛行機に乗ってみた。
実際に空港に参りますと、まずは手荷物を預けますよね。そこそこの行列なんですな。これまた。保安検査も推して知るべし(^-^;
で。リチウムの予備バッテリーがアウトなんですな!何気に最後にトランクに放り込んだブリーフケースにそれが入ってて、引っかかりました(^-^;
機内に持ち込む分には、平気なんですけどねぇ……。
次に、搭乗口の方へ進むと保安検査が。
こっちは特に見とがめられることもなく、無事に通過。
手荷物の預け入れも保安検査もiPhoneのPassbookで表示されるバーコードを端末にかざすとイッパツです。これは、楽チン。
(ANAのアプリ経由でなくても、楽天のアプリからもPassbookに登録できます。)

上空でたまたま気圧をみたら、こんなでした。へぇー。やっぱり下がるんだね(当たり前か。機内は加圧してるんでしょうね?やっぱり。)


羽田空港に着きまして。
朝食はこれ。
小エビ天ぷらのおそばでした。

装束を入れた、大きく重いリモワの旅行トランク(サイズは84ℓでしたか)を引きずって歩くのも難儀ですので、6日夜に泊まる予定のホテルにチェックインまで預かってもらう事にしました。
国立博物館の、国宝展を見るという野望はあったものの、実質それ以外はノープランという感じだったので……。
投宿するホテルの裏手に神田明神があると知り、早速にお参りを。


境内にはお馬さんが居ました。

また、湯島聖堂も近隣にあると知り、こちらにも参りました。
壁面が真っ黒なんすなぁ!
孔子の立像です。
静寂の中にたたずんで御座しました。
さて。
お腹も空いたので……。
そういえば、やぶそば…。と思いついたまでは良かったんですが、例によって結構な行列で。
その時点で心が折れました。

たぶん、ノープランで行ったのがアカンかったのでしょう。
これはまたの機会に行きましょうゾ。

そして!
これです。東京国立博物館にて催されていました、国宝展ね!!

しかし。
ここでも行列が。入場制限が行われておりました(^-^;

で。
結局は、なんか展示物もよく見られなかったですし……なんか、展示物に群がるご年配の方々を見に行った感じでした(-_-#)

会期も終わりがけなので、空いていると思ったのが誤算でした(ってか、近隣の人は先に見ておいて下さいよ(^-^; )
でも、常設展示も裏切らないのが国立博物館です。
えー。
4段目:能面・能装束にみる神々の風姿
最下段:日本の仮面 能面 創作と写し
は特に下の方は熱を入れて拝見して参りました。

4段目の方は、観ようとしたときに解説ボランティアに引き連れられた20人ほどの一団が展示物の前で解説と鑑賞を始めたので、十分に観られませんでした(-。-;)
解説ボランティアも善し悪しですぜ?

最下段の方は、以前に、能面の表側だけでなく、裏側を見られるように展示してもらえないか?と伝えたためか、今回の展示では裏側の彫りの状態も写真で展示されていて、面の来歴や作者などの詳細も、よく観ることが出来ました。

また、本面と写しの違いについて解説された図録がなかなか良かったので、これはミュージアムショップで買い求めました。
面打ち師の師弟関係、流れなども載っていますよ。

つづく……(のかも知れない。)

2014年12月1日月曜日

今週はSORORIに参ります。

江戸善竹、富太郎氏主催の狂言会SORORIが今週末(12/7、@国立能楽堂)にて催されますが、私儀、このたび初番「文相撲(ふずもう)」の太郎冠者と最後の「首引(くびびき)」の眷属鬼を拝命しております。

文相撲の太郎冠者は、大変気の毒な役柄になります。個人的にこの“トホホな感じ”(?)が割と気に入っています。精一杯、相勤めたいと思います。

首引の眷属鬼も、まぁ何というか……。いい面の皮ですよねぇ(^-^; 
ゴージャスな十郎家のコンビネーション(鎮西・親鬼・姫鬼)と、眷属鬼のトホホな感じも合わせてお楽しみ頂ければと思います。






そして。
来週の半ばには岐阜県の養老町立上多度小学校様よりワークショップの御用命をいただいております(文化庁による芸術家の派遣事業!)。ごく個人的なことですが、僕の生誕地が岐阜県大垣市ということもあり、非常に親近感を覚える次第です(笑)
教材のCDを聞いて、子ども達も熱心に取り組んでおられると聞き及んでおります。
楽しく大蔵流狂言に親しんで頂けるよう、何か工夫したいと思います。
これが日本の古典芸能(狂言に限らず)に親しむ取っ掛かりになれば大変嬉しいです。

そしてそして!
なんと!たいへん嬉しいことに先週土曜日(11/29)に私どもが主宰するこども狂言教室「狂言塾」に御見学がありました!(o^-^)
狂言塾は最初の1ヶ月は無料ですので、まずは体験入塾をオススメしています('-'*)
稽古場の見学や、ガイダンスも御希望に応じて行いますので、電話やメールでのお問い合わせ、お待ちしています(`・ω・´)キリッ

…ニーズがあるなら、FJKの理事の方に教えて頂いた、こういうのも(伝統文化親子教室事業)も当法人主催でやってみたいですよねぇ。もちろん発表会は、うちの舞台で!!(笑)

ラストは販促ですっ!!(´∀`)
来る、12月23日(祝)@大槻能楽堂、歳末助け合い協賛能が催されます。
僕は第2部「仏師」のアド(田舎人)を拝命しました。
現時点で前売り一般券、7枚を取り扱っていますので、御入り用の方は、ぜひお早めにお求め下さい。(リンク先からはクレジットカードでもお求め頂けるようになっています!)