2015年5月25日月曜日

かくて、北海道へ参ります。

いつも徳讃会が済むと、しっかりと装束を干します。
特に、この間は暑かったですから、念入りに乾燥させてから、天候の崩れないうちに畳んでしまうことにしました。

23日(土)は僕の稽古はskipして、24日日曜に回りました。
土曜は朝から片付けです。
まず、蔵の中にしまうためには、孤独に畳むことから始まるのですが……なんと!今回は我が師が手伝ってくれまして!!(°□°;)

随分と予定より早く終わりました。
予定より早く終わりましたので、北海道行きのための装束を組むことに。
この度は、背景に用いる『影向の松横断幕』(縦2.7m×横5.4m)もあらかじめ輸送することになっています。
☞その様子は、いずれまたこのブログにでも。


さて。
これ、何だと思われます?
6月に北海道までお邪魔するのですが、狂言「昆布売」を承っております。
実はこれが、昆布売りの持つ“昆布”の作り物です。

梨子打烏帽子を二つに折り曲げて、糸針で留め、1.2mほどの杖竹にボージで結わえ付けてあります。

昆布売という演目は、「謡い物」(大蔵流では平家節、小歌節、踊節)が多用されていて、狂言らしい醍醐味を味わっていただくのに、最適であろうと思われたことと……。
また、北海道とお聞きになって、ピンとこられるでしょうか?北海道で穫れた昆布は、北前船で若狭湾まで運ばれ、鯖街道を通り、京都や大阪の食文化を支えたのですねぇ。
その様なことから、我が師と相談して「昆布売」を選ばせていただいた次第です。


この「昆布売」には、
昆布の作り物太刀小さ刀の小道具が必要なのですが。(小さ刀:ちさがたな とか、ちいさがたな あるいは ちしゃがたな と読みます。)

実は、飛行機の機内への持ち込み荷物とする事は大変厳しい御道具なのですね^^;
まぁ、そら、いかに「竹みつ」とはいえ、かつての刀剣を運ぶわけですから……Σ( ̄□ ̄;)

しかし、預け入れ荷物として、ぞんざいに扱われた場合、トランクの中で、ボキッと折れて貰っても困るわけです(-_-)

そんな話を我が師と以前にしておりましたらば、
「たしか太刀は、バラして運ぶ専用のがあったはずやデ!」って話でして。
目釘を抜いて、刀身、鞘、鍔、切羽、鎺、束、目釘に分解するんですナおぉ!まるでゴルゴ13!!って思ったのは、特に秘すことにします。)
これで、無事にトランクに収めることが出来ます。

小さ刀は……理系の方が図面の運搬に使ってるプラスチック製の円筒形の筒に入れて、トランクに入れて、運ぶことにしました。かばんの中で衝撃や歪みが加わってもある程度は耐えるでしょう。

そして、昆布の作り物。
上述の通り、柄の部分が1.2mほどあります。
当初、僕が蔵から出してきていた組み立て式の「柄」は、ビミョーに数センチ長くて、トランクに入らないことが判明(−◇ー;)!!
頭を悩ませていると…我が師が、ねじ式の組み立て式「柄」を探し出してきました。
☞たしか、あったハズや。(これでどや!?って出てきたわけですナ。)

いやぁ…我が祖父、玄翁は厳い細工人ぢゃ(by瓜盗人)
現地には前日入りしますから、前日のうちに取り出して、一度組み立てます。そして舞台が済んで帰りにはまたバラして……という次第になります。

ね?面白いでしょう?(*゜∀゜*)
狂言1演目やるだけでも、とても奥が深いのでゴザル。
そして。死してなお、我々をサポートしてくれる祖父さま、GJだぜ!
ありがとうございます。

で。
日曜の、「昆布売」稽古ですが……。
☞もう、何も聞かないでぇ〜 (>_<。。。 

御満悦。

無事に徳讃会も済みまして、息子殿とのかねてからの約束であった“お遊び”を実践することに。

ひとまずはじぃじに連れられて、川に赴き、ヒメタニシやらヤゴやら、はたまたミズアブの幼虫らしい変な虫を山ほど採ってきていました(;^_^A
何やら、ビオトープ的なモノを作るみたいですが……。

そして、秘密基地。
こうしてブログに載せてしまった時点で、もはや「秘密」ではなくなってしまうのですが、徳讃会の前から「設計図」と「地図」と称して何やらメモ用紙に絵を描いて、ツリーハウスのようなものを作るようなことを言うてましたが、あまりにもそれは危険で現実的でなく^^;

オトナ達の意見を容れて、秘密基地の重要な構成要素の一つである「ブランコ」をひとまず作ってみることになりました。(なぜ、ブランコなのか!?そこをあえてツッコまないのは、オトナのたしなみであろうかと。)
☞もしかすると、自らを射出するためのカタパルト的な機構なのかも知れません。(振り子のように飛び出す……ほどの強度はありません^^; )


えーっと。僕はですね。
法人税確定申告用の書類だとか、高槻市と高槻市教育委員会からの後援を受けている都合で、それぞれの部局に「事業報告書」「決算報告」を提出せねばならず、それらの書類を作りたかったのですが、どうやらそれはさせてもらえないようでした^^;

じぃじと僕とが少々本気を出しまして。
秘密基地のブランコ装置が竣工しました。(この後、工事に携わった者は、機密保持のため密かに暗殺され……ませんでした。)
夜は夜とて、蛍狩りに。
蛍、実にたくさん飛んでおりました。よきかな。
カジカガエルらしい高い音の鳴き声も綺麗に聞こえていました。

そん中、
ヴモォ〜、ヴモォ〜!!
という、野太い鳴き声を頼りに探してみますと、おりました。
ええ。ヤツでございます。

息子殿との盟約の一つ、「ザリガニ捕り」の予備知識として、アメリカザリガニはウシガエルのエサ用に輸入された外来種なんだよ。って話をしたのでございます。

次は、ザリガニを捕りに行くわけですが、果たして生息地をうまく見つけ、捕まえることができるでしょうか……。
昔取った杵柄は、今も…?^^;

2015年5月20日水曜日

【効果】トークン・エコノミー・システム【覿面】

【痿痢之伝】(しびりのでん)
これも、無事にコンプリートしましたね。
日付と稽古の通算回数と、寸評などが時々記入されています。
次のページは、本番後の本人の感想なども書いてあります。曰く……、
はれになったから、おかげでがんばれてん
しびりよ、ホイがたのしかった
そうです。
右ページの下側に、毛筆にて僕の講評を書き込みましたが、これは特に秘すことにします^^;

実は、この次のページには、「和泉の堺」を訪れたときの記録(路線図など)が描かれているのですが、それも非公開です(笑)

次はいよいよ【居杭之伝】(いぐいのでん)が始まりますね!
6月1日(月)の小稽古から、始めたいと思っています。

あ。次回からは、稽古の冒頭に行っている「たいそうおけいこ(体操お稽古)(息子殿の命名)に、ムスメも参加したいそうですので、ムスメのトークンも作ってやらねばのぅ……。(あの熱意は無下にはできないので……^^; )

2015年5月19日火曜日

あと、159日だそうです。

第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」は本年の10月25日14時から、善竹能舞台にて開催です。
☞余談ですが、善竹能舞台の舞台披きは昭和40(1965)年の10月24日でございました。50年と1日目なんですよ。

お気づきの方は多いでしょうが、このブログの右側に次回徳讃会までのカウントダウンが設置してあります。プログラムをちょっと書き換えまして、更新しました。
5月19日現在、あと159日となっています。もう半年ないのですね(;^_^A

約5ヶ月ですか。
この中で、自分の演技を磨き、息子に稽古を付けなければならないのですな!!(°□°;)
ちょっと、焦ってきましたゾ(−◇ー;)!!

息子殿の次なる演目は、決して容易くはないと思います。科白、その物のボリュームはだいたい知れていると思うのですが、残る出演者2名が掛合をしている合間に、チョイチョイ息子殿の科白があるので、結局は相手の科白もほとんど網羅しておく必要があるわけですね。
さてさて、どうして教えていったモノやら。少しチャレンジするレベルの演目かと思いますが、粘り強く教えていくしかないでしょう^^;

まずは、お話のイメージを作る必要がありそうですね。確か僕が狂言「居杭」を演じた頃の8ミリ映像をDVDにしてたと思うので……それを見せて。あと、写真でも見てみましょうか。
「透明人間」を演じるわけですから、その概念をうまく持つことが出来るか……。

今月中にイメージ作り(下準備)をしておいて、6月からは少しずつ小稽古から始めていかねばならぬ気がしてきましたよ!

2015年5月18日月曜日

【御礼】第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」は無事終了しました!

5月17日(日)の第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」—善竹能舞台創立50周年記念(&一般社団法人高和会善竹能舞台設立5周年)の第1弾—は、快晴の下で無事に終える事ができました。誠にありがとうございました。
晴れたら晴れたで、舞台上の演者はめちゃくちゃ暑いんですが、雨が降るよりずーっとイイです(笑)

息子殿も少しも心配なところもなく、落ち着いていて、とーちゃんが科白を間違っても気付かずにスルーしたのは、まるでプロみたいでした(爆)
-`).。oO(ってか、間違うなよな^^; とーちゃん(‐_‐) 

前日、16日(土)から大二郎氏、忠亮氏にはお越し頂きまして、いつもの合宿のテイ(笑)で十分な申合せをさせていただく事ができました。両氏のご厚意には感謝申し上げる次第です。
息子殿も、実際の出演予定の時刻に近い時間に声を出し、万全で臨みました。

大二郎氏との申合せ後に、面白い映像が撮れましたので、アップしておきます。いつもこんな感じで僕は舞台を磨いているのです。
あ!そういえば、「解説」で舞台がどうして光っているのか述べようと思っていたのですが、失念してました。あれは、創立初期の頃には牛乳や米ぬかで磨いたからと聞いています。(現在は、油脂を含むものでは磨いていません。油分を含ませると酸化して黒っぽくなるそうですね。)

video

アンケートの中では、「前説」が長すぎるという御感想もあったのですが、申し訳ありません。今回は50周年の一環ですので、当舞台のトピックに特化した、少々マニアックな内容となりました。
ただ、かつての善竹能舞台周辺の様子を知る人や、我が家と御関係のあった方には、懐かしく、かつ新しい発見もあった解説ではなかったかと自負する次第です(笑)
☞って御感想を実際にいただきましたし^^; 

さて。
その中で、「宝の槌」の「終わり」がよく判らなかった。とのお言葉を頂きました。アンケートでは、このブログ(不肖の駄文垂れ流しサイト)を御笑覧下さっている方も多数おられるようでしたので、以下、簡単(?)ですが、僕なりの解釈を記して補足の解説に替えたいと存じます。

以前の徳讃会で「やるまいぞ、やるまいぞ」で終わらないパターンの演目もあるよ。ってお話をした事があるのですが、今回の「宝の槌」はそれに該当します。(ついでに言うと、「痿痢」もそうです。これは「叱り留め」ってやつですね。「何でもない奴、退りおろ!」って主人が怒ります。)

そして特に、「宝の槌」は、科白の語彙と解釈を知らなければ、いわゆる「オチ」もようワカラン。という話の終わり方なのかもしれません。

今回「宝の槌」は、「脇狂言」としての位置づけで上演しました。
「主」が長裃を着けて(「痿痢」の主人と同じ出で立ちで)登場することもあるのですが、「脇狂言」という位置づけになると、「果報者」(運を得て財を築いた人)となります。全体的に声の調子も明るく晴れやかに、祝言性が高くなるのです。
特に今回、50周年というお祝いですので、「果報者でお願いします。」と忠亮氏と大二郎氏にお願いしていた次第です。主人(果報者)は紅白の段着付素袍侍烏帽子をまとい、格式がアップしています。

また最後の科白では、
(太郎冠者)追っ付け、御加増を取らせられ、御立身(「ん」につづく「を」は「の」に変化します)なされ、御普請(先と同じく「の」に変化)なさりょう瑞相に、番匠の音が、クヮッタリ、クヮッタリ。
(果報者)それこそ目出度けれ、往て休め。(太)ハァー (果)エーイ (太)ハァー
という、と述べています。
口語に意訳しますと、
もうすぐ昇給して、さらに出世して、家を新築するおめでたい兆しに、宮廷に出入りするような偉い役職の大工さんが金づちを振るう音(クヮッタリ、クヮッタリ)が聞こえてくるようですよ!!
それを受けて、果報者が
それはとってもめでたくて良い事だ!休んでよろしい!!
と、言い付けるわけですね。
まぁ、果報者は“ラッキーボーイ”(?)なので、部下の少々のヘマなんて屁でもないんでしょうか……ね?(笑)

いわゆる「オチ」にあたるものは……たぶん、ないです^^;
それは、祝言性を高めたお祝いの演目(脇狂言もの)である。というのが、その主たる理由になるのでしょうか。

善竹能舞台の創立/創建50周年の歴史と掛けて(善竹能舞台も番匠のような職人さんらに建ててもらい、また日頃のメンテナンスをしてもらってるわけですから)この演目をチョイスした………なんて言うと、格好良すぎるかなぁ!?
ええ、ええ。そういう趣向で御座いましたんです。はい。

まぁ、でも。
狂言は全てが分からなくても良いと思います。何度か観てると「ははぁ……ナルホド!」という時が来ると思います。
しかし、そこまで悠長に待ってられない。もっと積極的に解りたいのだ!!という人は、とても良いと思われる方法があります。
ぜひ、うちの舞台で主宰してる趣味の大蔵流狂言「高和会」で狂言を習って下さい!!(*^^)
ええ。
百聞は一見にしかず、と言いますけども、実際にやってみると、もっと理解が深まること間違いなしです。

ってなわけで。
手ぐすね引いて待ってます!(`・ω・´)キリッ

2015年5月15日金曜日

お稽古_㊺ 小稽古:残すは、あと1回のお稽古。

舞台前の体調管理って、本当に気を遣うのですけれども、目下息子殿は、十分な睡眠と食事を取るよう半強制的に行動を規制されており、日中も、熱中症対策はもちろん、不用意な怪我などを避けるべく、いろいろな制限が加えられています(;^_^A

舞台が済むまでは!!と息子殿自身も思っているらしいのですが、
とーちゃん!おぶたい、おわったらなー!!
に続く、ありとあらゆるやりたいことを列挙していきます。(現実的なことから荒唐無稽なことまで^^; )
曰く、“ジィーの虫(クビキリギスとか、血吸いバッタとかいうんかな?)探しや、テント、ハンモック、秘密基地…(゜O゜;

まぁ、いろいろ我慢させてるしなぁ……。ある程度までは可です(;^_^A

14日の小稽古は、初めに装束を着けてやったときの、注意点を復習して(装束を着けた状態ならではの間違い?というのもあるのです。)それから、舞台に立って注意点を確認しながらの稽古としました。

うむ。
このまま、この状態で自信を持ってやってくれれば、大丈夫な気がします。父もヒヤヒヤしながら勤めなくても良さそうです(笑)

前日には、当日の時間帯を見計らって、実際舞台に立つぐらいの時刻に稽古をしてみたいと思います(15時15分ぐらいからでしょうか。)
まぁ、前日なのでね。
軽く声を出して、モチベーションを高めるように終えたいとは思います。

僕の方は……
前日から「畑主」の大二郎氏が前ノリで御見えになる(いつも半ば合宿の状態です 笑)ので、申合せをして、万全の態勢にて臨みたいと思います!

2015年5月12日火曜日

お稽古_㊹ 小稽古:今回入れて、あと3回。

お稽古も11日、14日(予定)の小稽古、16日の大稽古を以て、ひとまず終了ですね。
☞しかし、6月からは再び次回、第9回徳讃会に向けての稽古が始まるよ!
☞次回のシール帳も作らないと(−◇ー;)!! 題して「居杭之伝」

今週末には、いよいよ第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」の本番を迎えます。
僕もまぁ、粘り強く付き合ってきたものですナ(;^_^A

稽古に先立って、
どんな気持ちで、お稽古するんやった?
と、尋ねてみたところ。
ほんばんのきもちでな!!
とーちゃん、もうわすれたんか!?という感じで、たしなめられました(´Д` )

ま。分かっていればよろしい。
稽古を始めようではないか。

内容には、息子殿なりの工夫(他の演目の型からの援用)もちょっと感じられたのですが、それは教えた「型」とは違うので、その改善を促し、ピンポイントで何回かやり直しを加えて稽古を終わりとしました。
しかし、ヤツなりに考えているのだなぁ……と、少し感心しましたね。(いや、やりやすいことをやっただけか^^; )
まずは、型を「守」ることが大事です。
☞cf.守破離

当日には、稽古通りの実力を出してもらえれば、良いのだけれども……はてさて(;^_^A

2015年5月11日月曜日

お稽古_㊸ 大稽古:装束を着けて

初め我が師が何を思ったのか、息子殿に「今日は、お父さんのお稽古を見学しなさい」と言いました。
うーむ。僕が「本番のつもり」で稽古をしてるところを見せよ。という思し召しであろうか。と思いながら、瓜盗人の稽古の様子を息子に見せた次第です。
緊張か、あるいは退屈か……あくびをしながらも、正座を崩さずに見ていたのはエラかったように思います。

その導入があったお陰か?あるいはあらかじめ伝えていた為か!?「装束着けて、実際にやってみるで!」と息子殿に伝えたときは、非常にスムーズでした。
息子殿は同年代の子らと比べても少し小柄な方なようですが、やはり子どもは成長しますから、装束合わせというのも欠かせません。また、装束の傷み具合をチェックするという意味合いもありますし、僕自身も子方に着付けを行うことに慣れなければなりません。(当日の流れ・人員配置を念頭に置き、時間を計測しながら着付けを行いました。)

装束を着けると、やはり気分や雰囲気が異なるもので、慣れないうちは緊張したり、しんどくなったりするものですので、それに慣らすことも目的です。

さて。お稽古の内容の方は、大変申し分なかったように思いますが、“袖を抜く”ことをしてなかったので、腕を上方に挙上しにくかったものと見えます。その辺は僕の方の課題ですね。
※袖を抜くというのはですね……言葉ではよう説明できません^^; 

僕が那須の御披きに作り、息子殿の分として確保していた銀地の扇をこの度は初使いです。その辺も、息子殿のモチベーションアップに繋がれば良いですね(笑)


午後からは、来週の徳讃会に向けて見所(けんしょ)の設いを調え、解説(プロジェクター設置と動作確認)のリハーサルを行った次第です。
いろいろと、課題を指摘されましたけれども、今週は最後のブラッシュアップに努めたいと思います。

今回、小学生のお子さんが何人か御見えになるとのことなので、ちょっとお勉強の内容もやろうかと思ったのですが、既に何度か徳讃会に通われてる方には、重複する内容ですし、この度は思い切って「善竹能舞台創立の歴史」に的を絞ることにいたしました。(お手元に配るレジュメには全てルビを振っていますので……どうぞ御寛恕を。)
12日火曜には、趣味の大蔵流狂言「高和会」の徳讃会直前、最後のお稽古日がありますので、脇正面で稽古を行います。(なので、ちょっと座布団とかもきちんと並んでません。すみません^^; )

今回の徳讃会は、催しまでにsold-out!!とはなりませんでしたが、その分、ちょっとゆったりと御鑑賞頂けるものと存じます(笑)
ネット上でのオンライン・チケット販売は終了いたしましたが、電話でのお申込み、手売りでのお取り扱いは引き続き承っておりますので、皆様のお申込みをお待ち申し上げております。

2015年5月8日金曜日

お稽古_㊷ 小稽古:ほんばんのきもち。

今回の一連のお稽古ももう42回を数えましたね。あと、もう少しです。
とーちゃん、ほんばんのつもりでやんの?
つもり やったら、あかんのとちゃうん?
きょうが、ほんばんやったら、ええのになぁ。
と、生意気なこと(笑)を言い出すことから、7日の小稽古は始まりました。
あらかじめ、その予定や具体的な目標を端的に話しておくことで、子どもを好ましい行動に導くことができるそうなので(コモンセンス・ペアレンティングと言うそうですね。☞FJKの講演を拝聴した記事を御笑覧下さい。)
  • 今週の土曜日に、
  • 装束を着けて、
  • 実際に痿痢をやってみます。
  • それによって、御装束の感じに慣れること
  • 御装束の大きさが身体に合っているかを確かめます。
  • 本番とほとんど一緒です
という趣旨を、話しておきました。
もう何度か繰り返し、言っておけば、今週末までに心づもりをしよるやろ(笑)

初めにどんどん、疑問点を尋ねてくるので、それに答えながらピンポイントでおさらいです。
やはり、相対的な立ち位置の把握はまだまだ難しいようですね。
舞台の上に直接に目印でも付けられたら良いんですけども(;^_^A
でも、精度(再現性)は格段に上がってきました。

そこから、実際に通しで。
“ほんばんのきもち”でやると、いっぺんで済むんですけどねぇ。
前回の大稽古で間違っていたところも、問題なさそうです。

あとは、体調を崩さぬように……(それが最重要課題だ!!)

2015年5月7日木曜日

パンがなければ、お菓子を食べれば良いのよ!

ま。そんなんでね。
5月5日、こどもの日。
いやぁ…よくぞ、よ  く  ぞ  我 慢  し ま し た よ ね…。お互いに!?(笑)



2005年の5月5日に妻を娶り、早、10年でございますよ(°□°;)
思い起こせば…………思 い  起   こ   せ    ば ……?(どうやら、メモリーにエラーがあるようですナ。妙な寒気を覚えました。)

えー。気を取り直しまして。
先日のローストビーフはこの一連の記念行事?の一環で御座いました(調理に失敗しなくて良かった^^; )
山の神たっての願いにより、地元のケーキ屋さんのホールケーキを、御祝いに!!ということでしたので、ケーキの手配をし、併せて配達もお願いしたわけです。
☞余談ですが、「山の神」は、狂言「花子」の重要なキーワードでもありますので、是非覚えておいて下さいね(笑)

なにぶん、ケーキのことなどとんと存じませんで。「10」周年なので「10」号でいいか!!という、ごくごく単純な動機でチョーシこいて10号を無造作に発注しましたが、これが後に悲劇を生むのですね……(;^_^A

いやはや、実に巨大なサイズのケーキが届きましてΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
ええ。ウェディングケーキとしても使えそうな…(笑)
直径は30cmを超えておりました。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」…とか、「貧僧の重ね斎」…という言葉がふと脳裏をよぎりますが、勇を鼓して……。

切り分けられたケーキに対峙し、おもむろにムシャムシャと取り掛かるのですが……これが、なかなか終わりません。
救いだったのが、ケーキがとても美味しかったことでした(笑)

そんなわけで。
実は、次の日の朝ご飯も…ケーキでしたorz
もう、しばらくはケーキは見たくもありません。

写真は、ちょっと崩れた感じですけども、実は、手前のブロック分だけでショートケーキ1個分ぐらいはありそうです。(上に乗っかってた、2段目のヤツが横に下りてきてます。)

冗談で、「ケーキ、2段にしようか!?」とか言ってましたけど、ホンマにそうなってしまいました(;^_^A

昨年、東京の善竹十郎師に、第9回徳讃会(今年10月25日ですゾ!)の御出演と花子の御後見をお願いした折りに、「そぉーかぁー。徳は、もう来年40歳か。それに結婚10年目かぁー(笑)」「それぐらいが、ちょーど、ええんやぁー。それぐらいが……。」と意味深長に笑いながら仰っていましたが……。

残念ながら…。北白川に花子は住まわしておりませぬが、わわしい?リアル山の神に相対する感じは、実感のこもった迫真の演技ができるのではなかろうかと、大きに自負するところであります(`・ω・´)キリッ
が ん ば り ま す よ!!

お稽古_㊶ 小稽古:父、大きに叱る。(常に「本番」の気持ちで。)

連休中は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
噂では、今秋にもちょっとビッグなお休みがあるようですが……。

土曜日の大稽古では、息子殿自身も気付かない間違いをしていたので、「小稽古と言わず、きちんとしっかり稽古しときや。」という我が師からの密命を受け、割稽古による“おさらい”をメインとしながらも、キッチリと一連の流れを踏まえながら正確にできるように留意しての稽古となりました。

しかし、土曜日の大稽古にて大きに褒めてもらった息子殿は、もはやモチベーションが上がりません。
「褒める」という行為も、時と場合によっては「師への反目」を生じかねないということを、再び思いだした次第です。

もう始めた直後から、終わることばかりを考えて、上の空です。
僕も幼少のみぎり、我が師が僕の“おざなりな心”を見抜き、叱責された経験がありましたが、「何でそんなこと分かるねんやろ!?」と不思議に思ったものでした。
☞稽古でも「本番」のつもりでしっかりやらんかい!と、常々言われてましたな。

やっぱりよく分かるのですね。ホント。「こいつぁ、手ェ抜いとるな。」ってのが!(怒)
あまつさえ、息子殿が自分で稽古を仕切ろうとする始末……。
これは、一度突放す必要があると思い至りまして。(第二反抗期だったら、たぶん通用しないナ。笑)

その間に僕は瓜盗人と昆布売の自分の稽古をしましてね。“鏡の間”に戻ってきたとき、息子殿はまだ足袋を履いて正座をして鏡の間の隅っこで待っていました。そして、
おけいこを、おねがいします!!
と。
おおお〜。これこそ、理想的な展開!^^;
お分かりでしょうか。
第二反抗期なら、きっと足袋脱いでどっかに行っていることでしょう(爆)
☞おそらくは、妻のフォローがあったものと見えます。

きちんと伝えるためには、決してヌルいことが許されず、かといってガチガチに頭ごなしに固めてしまうのも、どうやら僕の性には合いません。今のご時世を考えても、ファースト・プライオリティーが、必ず家業でなければならない。というのは、どうなんでしょう?(果たして、その様なサクリファイスは必要なのでしょうか?)
そんな中で、
「お稽古(嫌なこと)を“お願い”させないといけない。」
というのが、永遠のテーマであり、師匠のジレンマなんでしょう。
なので。
「やる気ないのなら、辞めてしまえ!」
とは、よう言いませんし、一子相伝にあたるような内容を、具体的かつ詳細に、後継者以外の者に伝える気もないですからなぁ……。ぐぬぬぬ…。
☞「後継者」と言えば、息子殿の「相手」役/補佐役の育成も、実は今後の課題ですよね。
☞切磋琢磨できる相手がいてこそ。というのもあります。

でさ、気合い入れてやったら、やっぱり一度で済むんよねぇ。
なんやねん、こいつ(--;)
そやったら、初めから……!!(もう、何も言いますまい。)

まぁ、なんや難しいなぁ……。
などと思った連休の出来事でした。

2015年5月5日火曜日

かい掘り…か ら の ローストビーフとか。

家には、池があるんですけども……。
あ!生き物が苦手な人は、今回の記事は読み飛ばして下さい。

少なくともここ10年はまともな掃除をしたことがありませんでした。徳讃会も近いし、一念発起して掃除をすることに。何しろ、50周年のメモリアルですから(笑)
☞ヘタしたら池は20年以上、ほったらかしやったかも知れません。

金網をしているのは、かつて、アライグマの襲撃により池の鯉魚が壊滅したことがあったからです。
☞今は、子らの安全配慮です。

草もボーボー生えてるし、周囲の樹木の根っこが池まで入り込んでます。
☞ラピュタの中枢まで蔓延っていた木の根っこを、ムスカ大佐が「一段落したら、全て焼き払ってやる…云々」と言ってましたが、その気持ちはよく分かります。


瓢箪形の池の大きい方の中央には噴水があったのですが、木の根が入り込んで石が動いたかして水の中に落ちていました(;^_^A

でも、こんなに綺麗に(゜o゜;
ヘドロ状の土砂も大量に沈殿してました。
トノサマガエル、もっとたくさんいたように思ったですが、池にいたのはイボガエルばかりでした(°□°;)

ドジョウとか、タニシも入れてたのですが……姿形もありませんでした(・・、)
唯一、ヌマエビとカワニナが残っていました。あとは、金魚の子孫であろう、先祖返りした黒いフナ……(--;)
綺麗な写真ではありませんが、フナが17匹ぐらいいたとのことでした。

これ、僕が沐浴に使ってたらしいベビーバスですよ。
☞ってことは、ナント40年物ですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
こっちは、妹が使ってたヤツらしいですが……。もっと、ピンクぽかったような気がするなぁ…^^;
 綺麗な水になって。
噴水も無事に復活。
あ。そうそう。
菖蒲も群生していましてね。これは、端午の節句にお風呂に入れます(*^^)
☞「花菖蒲」と菖蒲湯につかう「菖蒲」とは全然違うって知ってました!?
御存じの方は御存じですが、ダッチオーブンで調理するのが、趣味でして。
今回は、このもも肉1.5kgをローストビーフにすることに。
ええ。御祝いですからね(;^_^A
☞詳細は、5月5日の辺で言及の予定。ダッチオーブンのリンクは、全て僕ができるって訳ではないので、悪しからず。
 はい。
まぁ、こんな感じに出来上がりましたよ。
















今回のお肉は、やたらと水気(血の気?)の多いお肉でしたねぇ。ビックリする感じで。
こんなモンですかね^^;

いつもローストポーク(牛さんはなかなか)なので、よう分かりません。

ちょっと赤っぽいですが、ちゃんと火は通ってますし、美味しく頂きました。
西洋ワサビの市販のソースが良く合いました。

さてさて。
5月5日は、晴れみたいですね。村のお祭りですだよd(^-^)

お稽古_㊵ 大稽古:父、息子殿から大いにダメ出しを食らう。

2日(土)の大稽古は、かねてからの約束通り着物でのお稽古となりました。お稽古で用いている着物は、実は僕がお宮参りの産着として誂えて貰った物です。
いつになく積極的な息子殿は、
きょうは、じぃじもみるの?
などと尋ねてきますので、我が師にお願いしましたところ、「ギャラリーも多い方が良かろう」と言うことで、ばぁばと妻(兼・幕揚げ)、娘も見所にて観ることに。
と、言うのも気が散ったり、緊張があって普段とは違う雰囲気に飲まれてしまう場合が往々にしてあるのです。

そして。案の定!?間違いました(笑)
息子殿は、堂々と大きな声も出て、家族からも絶賛の拍手(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

ただ、一点じぃじから「ここを直したら、なお、いっそう良いぞ。」と、指摘を受けたところを聞いて、
とーちゃん!とーちゃん、さっきひとつことばをなにかぬかした?
……と。
えぇっ!?何を心外な(--;)
息子殿が致命的な間違いをしているのを、何食わぬ顔でリカバリーした、おめぇのとーちゃんのテクニックを、見所で観ている人に気付かせずに、そして何より息子殿自身にさえ気付かないような、さり気ないアドリブを「ダメ出し」するとは!!(*`Д´*)
-`).。oO(ってか、どこの大御所だよ!?


稽古が意外と早く済んだので、引き続き(予定の時間より早めに)、蔵に籠もって我が師と17日の徳讃会に向けた装束組みを行いまして。あらかじめ作っておいたチェックリストが、役に立ったのでございます(笑)
午後からは「鏡の間」と装束棚を綺麗に清掃した後に並べまして。
はい、こんな感じです。
上段から、演目順に並んでおります。

舞台の当日には、包みから出して、役ごとに分かりやすいようにさらに一目瞭然となるように並べます。

それにしても瓜盗人は、いろいろと御道具がありますね。




2015年5月1日金曜日

お稽古_㊴ 小稽古:映像による指導と割稽古と、そして幕揚げと。

今、ちょうど練習用の幕が下がっているので、幕揚げもやってみよう。ってことで、息子殿と我が師と僕とで幕揚げの練習をしてみました。
そこに、妻と母、娘も登場したので、ついでに三人にも練習を(笑)
……いやいや、目的はそうではなくて、息子殿に幕が開いて出て行く感覚になれてもらうためでした。(ちなみに、我が家に限ってのことだと思うのですが、幕揚げは母も妻もやります。)

その後、前回の稽古時の録画を確認しつつ修正箇所を説明し、その後にピンポイントで修正箇所を舞台上で動いてみるという流れで小稽古を行いました。
うむ。なかなか良い感じに仕上がりつつあります。
あとは、風邪をしっかりと治すことですね。

2日は大稽古です。先週は着物を付けませんでしたが……。

連休中もやること盛り沢山なので、段取りよく片付けたいですね。