2014年11月26日水曜日

決算報告書の提出までが、徳讃会です!

お家に帰るまでが、遠足です。とはよく言ったもので……?(なんのこっちゃ^^; )

先日、盛会のうちに終了しました第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は、高槻市と高槻市教育委員会から御後援をいただいております。
事前に申請することで、市と市教委の名義を使わせてもらうことができるのですね。
この御威光により、たとえば市の広報に催事情報が掲載されたり、市の公共施設などに、チラシを配架してもらえたり、ポスターを掲出してもらいやすくなります。
所定の書式に則り、予算を明記して提出します。

ただし、催しの終了した翌日から30日以内(だったっけ?)に、その催しの決算書を提出しなければなりません。
なので、徳讃会が済んで、その会計報告をするところまでが、僕の一連の作業ということになります。

決算書の書式には、予算と決算の数字が並んでいますので、それらをつらつらと眺めておりますと……。(何か勢い余って、支出の「円グラフ」作ってみたりしてね。)
んーと。客席が少ないため、一席あたりの単価を低くすることができないのが、たいへん心苦しいところです。演目の充実と出演者のモチベーション向上(クオリティの維持!?)のためにどうぞ御寛恕いただきたいと存ずるところです。

実は主催者によっては、催しの収益に応じて出演者の出演料をディスカウントするところもあります。それは一つの識見として(収支の折り合いの付くところで、持続可能性というところも勘案して?いるのでしょう。)よく解ります。
しかし私ども法人では、プロの狂言方が斯道一本でも生活が十分に成り立つことを証明する手助けをしなければならないと考え、当法人の理事を除く出演者には、規定の出演料報酬をお支払いし、お客様には良質な狂言番組を御覧いただくためには、相応の対価が必要です。という方針で臨んでいます。

他方、昨今はクラウドファンディングも注目されていますね。
インターネット等を通じて出資者を広く募り、事業の運営資金を調達するという手法なのですが、これは古い時代の芸能にも似通ったところがあるような気がいたします。能楽が、かつては時の権力者や有力者などのパトロンたちに支えられて発展してきたように、今度は多くの出資者に支えてもらうことで、安定的に芸能の継承を可能にしていく。ということも視野に入れていっても良いかと思います。

また、ファザーリングジャパン関西の理事をされている方から、文化庁の助成事業(平成27年度伝統文化親子教室事業)についての情報をご紹介いただきました。
我々が一個人の狂言方ではなく、法人格を有し、かつ能舞台を有しているという利点をも活かせる事業ではないかと思った次第です。

こういうところから、徳讃会開催のための原資を調達できれば、ある程度はお客様のご負担の軽減、あるいはもっと規模の大きな、椅子席のある舞台での開催につながるのではないかと愚考する次第です。

……ただ。
こういったことは、いろいろな書類を取り寄せたり、書いたり、地元市の担当部局との関係構築なども必須となってくるのでしょうなぁ……(遠い目
いったい、誰がやってくれるのかなぁ……?(えーっと、またしても“器用貧乏神”が降りてくるのでしょうか?……)


2014年11月21日金曜日

息子の異常な愛情、または息子は如何にして稽古を嫌がるのを止めて寿司を愛するようになったか。

えー。
前回の靱猿のあと、じぃじ(我が師)にご褒美で“回るお寿司”屋さんに連れて行ってもらったんですね。
まぁ、その前から“回るお寿司”屋さんには何度か息子殿は行ってて、お寿司好きな素地はあったんですけど。

以前に紹介した(拙ブログ記事)、トークン・エコノミー・システムもこのような感じ(最終的にはこのあと、さらにシールは付け足されましたが……)
シールもたぶん自分で貼りたい奴を買ってきたんだと思うのですが、割とお寿司率が高いです^^; (他、食べ物系多し。)
特に、左の大きな寿司桶とキラキラの寿司シールはスペシャルな奴ですね。

NHKの朝の某情報番組コーナー(☜まとめサイトをリンクしてます。)を見ていましたら、巻き寿司型のタオルが取り上げられていた回がありました。
その時は、息子は何も言わずに見ていたのですが、11月の初め頃でしたでしょうか。
とーちゃん、おれなぁー、おぶたいおわったら、てれびでやってた、おすしの たおる がほしいねん。
と、ボソッと呟くように言ってきました。
少々迷ったのですけども(舞台に臨むモチベーションを高めるためのインセンティブとして、物を買い与えるのはどうなのか!?と思ったわけです。)即答は避けました。

ただ…ね。僕自身もそう言えばインセンティブ、自分で買ってしまったんですね^^;

えー。五本指のお靴ですね(笑)
これが、ちょうどAmazonではクーポンが使えましてね。売価より15%割引で買えました(´∀`)
ま、そんなわけでね。
その割引を息子殿に還元したわけですよ(爆)

はい。鉄火巻きタオルです。(巻きを広げるとワサビも再現されてあります。)

しかし、なんでこんなに寿司が好きなんでしょうねぇ^^;
よく分かりませんが、しばらくはこのお寿司タオルで楽しんでくれるでしょう。

幼稚園には持っていかず、大事にしまいこんでるとか。

………ってか、いつ使うねん!?
(普通、今でしょ!?)

2014年11月19日水曜日

次回、徳讃会は。

今回の徳讃会も、何件かチケットのお申し込みをお断りしなければならず、大変心苦しかったのですが、次回の第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」は来年(平成27年)の5月17日(日)の午後2時から開演となっています。

実は、第8回は既に演目・役付けも決まっております(o^-^)
目下は、第9回の日程調整、演目・配役の案を練り、各方面に打診しているような状態です。
思うような狂言組を作り上げるには、やはりマンパワーの確保が重要なのですよねぇ。

しかしまぁ、僕は…というか当法人は、ホームに舞台がありますから、その分、かなり融通が利く立場ではあります。
普通ならば、まず会場(能楽堂)を押さえないといけないでしょうし、いったん会場を押さえてしまうと、今度はその日程(開演日)は、おいそれとはずらすことはできないことでしょう。
その日に思う人の予定が空いていればいいのだけれども、○○さんがダメなら、これらの演目の構成(並び)は成立しないしなぁ……などということも、往々にしてあります(-_^:)

脇狂言、大名狂言、小名狂言、聟女狂言、鬼山伏狂言、集狂言の組み合わせ、各演目の時間の長さもあるし、演目の「位(くらい)」の軽重もあるし、今までにやったのはなるべく避けたいし、演者の力量もあるし、上演に必要な人数もあります……その他いろいろなパラメータを組み合わせて、配役していくのです^^;
☞どこで、休憩を挟んで見所(けんしょ)の人にトイレに行ってもらうか……とかもね!とても重要!!

徳讃会が魅力有る(?)番組構成ができるのも、こういったところが多分に作用しているのではないかと愚考する次第です。
だって、この人にこの役をやってほしい!って思えば、それに合わせてある程度日をずらせるんですから(笑)

さてさて。来年はうちの舞台が創建されてから50周年ですから、第9回は何やら大がかりな事になりそうです。これもまた、大きに御期待いただければと思います!

……ただ、ちょっとだけお願いがあります。
もしかすると第9回からチケットを値上げするかも知れません(-。-;)
どうか、ご理解とご支援を賜ることができれば幸甚ですm(__)m

2014年11月18日火曜日

第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は無事に終了しました。

いやぁ、暑かったですね。久しぶりに汗が出ました(イヤな汗ではなく。)
第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は無事に終了しました。お越しいただいた皆々様、ありがとうございました!!
今回はまた、御遠路をはるばるお越しいただいた方が多数あり、篤く御礼を申し上げます。

初めの『善竹彌五郎翁の声』という内容が、割とアカデミックな方向(難しい内容)になるであろう事を想定していました(研究者ならではの視点で、それをお願いしていました)ので、狂言の方は“特に解説が無くても楽しめる”演目を中心に選びました。
ですので、ごくシンプルに、笑って楽しめる内容だったと思います。
何でもないような番組のようですが、実は狂言会を催す上でのセオリーを踏襲しながら、解説と演目、演者のバランス、人員配置というものに腐心しているのであります(`・ω・´)キリッ

善竹忠亮氏の解説も、笑いも誘いながらも上手くまとめて下さいましたし、非常に解りやすかったのではないかと思います。僕も彼を抜てきした甲斐があったというものです(笑)
☞ただ、時間の都合で彌五郎翁の実際の声を聞いていただけなかったのはとても惜しかったですね。

「以呂波」は僕は見ている余裕がなかったですが、上手く出来たみたいですね。実は、幕揚げは妻と僕(「棒縛」の次郎冠者の装束を着けたままでね 笑)が担当していました。
☞幕揚げは手が足りなければ、我が家の女共は幕を揚げねばなりません(当然、色々な失敗談の笑い話も残っていますが……)
神妙に幕を出て行く息子殿の後頭部が、既に僕は面白かったです。
見所(けんしょ)も初めは緊張があったようですが、徐々に息子殿の渾身の演技(?)でほぐれてきたようでした。

「棒縛」と「柿山伏」は“安定”の徳一郎“爆発力”の大二郎という感想をいただき、僕はそれが特に印象に残りましたが(忠亮氏には解説でご活躍いただいたので、軽い役でした^^; )なるほど、そういう御評価をいただけるとは……(笑)
いやいや、ありがとうございます!バランスもちょうど良いのではないでしょうか?狂言は相手方があってこそのものですから。

さてさて。次の舞台は大二郎氏の兄、富太郎氏主催の狂言会(SORORI)のため、東京へ参ります。そして、上旬には岐阜県の養老町まで学校狂言に(よろしくおねがいします!)
そして、下旬23日には歳末助け合い協賛能(まだ、サイトの用意ができておらず申し訳ないです)と……。

今回の徳讃会も、何件かチケットのお申し込みをお断りし、大変申し訳なかったのですが、
来年は善竹能舞台創建50周年、また私ども法人設立5周年のメモリアルイヤー!!
(またしても!メモリアル。 笑 ※ちなみに、僕は生誕40周年?です。 爆

50周年と5周年、40歳になるのは別に狙ったわけではないのですが、何かスペシャルなことやりたいですね。
来年の5月17日、第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」は演目なども含め決定しておりますが、こう御期待!!というところでしょうか。

……そして、第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」もそろそろとプロジェクトが始動しましたよぅ!!(来年も僕にとっては濃厚な!?一年になりそうです。)

2014年11月13日木曜日

お稽古_㉘(補習) この調子で!(;^_^A

昨日は何だかちょっとやる気だった息子殿。
僕はといえば徳讃会に備えての買い物などもあり、帰るのがいつもより少し遅くなっていました。

常は、僕が夕食を摂ってから稽古という運びなのですが、それでは息子殿の入浴や就寝が遅くなり、リズムが崩れるので、帰ってからすぐに稽古をすることに。
足袋を履きながら、「とーちゃん!」と言うので、なんだい?と尋ねると、
おれはなぁー、いつもよりはやくごはんもたべおわってるしなぁー、とーちゃんは、まだごはんたべてへんやろぉー?
おれのほうが、つよいかもしれへんでぇー。
と、言ってました(;^_^A
おそらくは、腹ぺこのとーちゃんより、オレの方が声が強く大きく出るんだ!って言いたいものだと思います(猪口才な!)
……では、見せてもらおうか、ご飯食べた「力」とやらを。
ま。普通に、とーちゃんの声の方が楽勝でしたけどな!!
それでも、しっかり声も出ていましたし、型もちゃんと出来ていました。あとは、そのモチベーションを本番まで持続してくれれば……。
次は土曜日、最終にじぃじと合わせて、一連のお稽古は終了となります。

他方、チケットはお陰様で全てSOLD-OUTしましたし、事務的な作業も大詰めですが、ほぼほぼ手配は終了し、後は当日を待つばかりというような態勢です。

2014年11月11日火曜日

お稽古_㉗(補習) お稽古やっぱりイヤなんだね(笑)

やっぱりイヤなんですね、お稽古。
昨日も僕が夕食をとりながら、「今日はお稽古するよ?」って伝えると、
えー!?イヤやぁ……。
オレなぁー、スイミングもそうやけどなぁー、おぶたいもなぁー、むりやりやらされるのがなぁー、イヤやねん。
と……。
しかし、そう言われると、とーちゃんにはその答えはないわけで(;^_^A
☞アカンやん!ってツッコミはさておき。

うーむ。どう答えたもんか……と逡巡しつつ、
「今のところ○○さんは、選ばれへんねん。稽古するかしないかは、先生であるとーちゃんが決めるねん。」と息子に答えると
まぁ、とーちゃんのおしごともあるしなぁー、よるのおけいこは、ホントはしたくないけど、してもエエで。
と……。(ってか、何?その、上から目線!?)
つまり幼稚園やら、スイミングやら行ってから、夜にお稽古をするのは、疲れてるからイヤだと言いたいのかね、君は?……^^;

足袋を履きながら、よくよく理由を聞くと、
  • 前回の、装束を着てやったお稽古は、上手くできた。
  • みんなも褒めてくれた。
  • もう出来てるんやから、稽古しなくていいやん?
って、ことなんやね(-。-;)
☞この時、以呂波の科白『兎角、そなたの知恵は“走り知恵”と言うて、一っとして、役に立たぬ。』が父の脳裏に思い浮かんだのは、言うまでもありません(笑)

しかし、アンタ手ェ抜くやろ?本番当日まで、緊張感をある程度持続しておかんとな!!(;^_^A

……というわけで、予告稽古です。
「次は、水曜日の夜にお稽古して、その次は土曜日のお昼から、本番といっしょの時間にじぃじと一緒に、着物を着てお稽古します。」
「あと2回だけや!!もう少し!!!」

ま、そんなわけで。あと5日です……ハァ(´ω`)
さてさて、稽古に様がましい人ぢゃ(+_+)

2014年11月10日月曜日

お稽古_㉖ 申合せ、そして“エッサ、エッサ”と……。

土曜日。
かねてからの予定通り、本番の装束を着けてやってみました。
子方用の装束を新調することはあまりなく(ニーズがあまりなく、最優先ではないのです。)なにぶん年季の入った(?)装束になっています。
ちょっとフライングですが、御越しになれない方にもお裾分けです(*´∀`*)
☞幕からのアングルってまずないですよね(笑)





あっ!幕の内……で思い出した!!Σ(゜д゜
そう言えば、揚げ幕を取り替えるの忘れてたぁぁぁ!!(不覚!)orz
言い訳すると、子方に気を取られてると、いろいろ忘れるんです(-。-;)

それはともあれ、息子殿のこの日の出来は、なかなか良かったのではないでしょうか(笑)
これで、とーちゃんは少しまくらを高くして寝られそうです。

日曜日。
この日は、エッサ、エッサでございました。
エッサ、エッサというのは、我が家の隠語?です。
普段の舞台は、稽古場にもなっているので、見台や稽古用のお扇子、座卓などが置いてありますが、これを蔵に収納して、見所(けんしょ)として使えるようにするのです。
重量物を含め、いろいろ運ぶので“エッサ、エッサ”と言い習わしています。今回、息子殿も率先して手伝ってくれましたので、あっと言う間に済んでしまいました。

それにしても。
優先的な事項としては、エッサ、エッサの時にまずは徳讃会のために、幕を吊るべきでした(-。-;)
☞これは月曜の晩にやってしまおう(;^_^A 
☞さっさと済んでしまったので、土曜に使った装束をたたんだだけで安心して、忘れてしまいました。

幕を吊るよりも、ずーっとやろう、やろうと思ってた「小さ刀」(ちさがたな、と呼びます)のタグ付け作業をチマチマと凝ってやってましたわ……(;^_^A

①小さ刀の写真を一振りずつ撮ります。
②名刺を作る紙(ミシン目の入ってる、これは写真に強いタイプの用紙)にそれぞれ印刷します。
③ラミネート加工します。
④ポンチで穴を空けます。
⑤開いた穴にハトメ加工:カシメを施します。(金床の上で作業してます。)










⑥作られたタグに小さな輪を付けます。
⑦刀袋の紐をタグの輪に通します。

ここで事件がありまして(°□°;)
タグ作成のための写真撮影、ラミネート加工は、水曜の午後に行ったわけですが、その時に撮影したはずの小さ刀が、どこを探してもないのです!Σ(゜д゜

どう考えても、週末までの数日の間に紛失するようなことをしていないし、息子と2人で小さ刀を一振りずつ確認、照合しながらタグ付けしたので、間違えるはずもナシ……。

しかし、何かの間違えがあるかも……ともう一度初めから、全部確認しなおしても………ない!!(+_+)
底冷えする蔵の中で作業をしましたので、ひどい鼻炎になってしまいましたよ(;_; )( ;_;)

翌日、写真は撮ったのに見当たらなくなっていた小さ刀のタグ(写真)を示しながら我が師に
……実は、この小さ刀が、どっかいってしまいました。
と、おそるおそる報告すると、えっらく軽い調子で、
「あ。それ、今ワシとこ来てるで!?」
と……(´Д` )
僕の、あの心労はいったい何だったのでしょうか……。
刀袋を新調して欲しいと母に伝えていたので、「まさか…オカンが見本に勝手に持っていったり!?」 とオカンや妻も巻き込んでの探索でしたが……。
いつの間に蔵から持ち出していたのでしょう(´Д`)
☞この徒労感、皆様にも味あわせてあげたい

うーむ。
その辺の、蔵からの持ち出し記録もキチンと管理・把握できるようにしていかねばならぬと思う次第です。(今後の課題です)
やはり、バーコードやICタグで管理かなぁ……。(手で書くのも面倒臭いし、実効性に欠くでしょうから……)

【緩募】アイデア求む!!
iPadやバーコードリーダー等の端末を使って、簡便に帯出、返却記録が出来るシステム構築法(あるいは、流用できそうなアイテムなど。)
なるべく廉価なものが望ましいです。

2014年11月6日木曜日

お稽古_㉕(補習)だんだん、分かってきてくれたか!?

水曜日。
病院の仕事は午前のみとし、午後からは半日の有給休暇にさせていただいて。(その点、我が職場は融通が利いてありがたい。☞おそらくは、職員にお子さんを持つ女性看護師さんが多いこともあると思う次第。)

先般使用し、舞台に広げていた縫箔(装束)と女帯、美男鬘、黒骨扇、その他の御道具を蔵に収納しましたよ。息子殿の稽古や高和会(趣味の大蔵流狂言 高和会)もあるので、それが最優先事項でした。

息子殿には装束などを畳む手順を、何となく見学させようと思いましたけれども、例によってあまり乗り気ではないご様子。蔵の中に畳んだ装束を運び込み、ついでにどこに何があるか。ということも口伝しましたけれども、これも日常の折々に何度も繰り返し伝えて、その中から覚えていくしかないですな(笑)
まぁでも、チラチラと横目では見ていたようなので、今のところこれで良しとしましょう。ちゃんと作ったホンモノの?装束を見て、目を肥やし、涵養しておくことが将来につながるのだと思います。
☞本当に、いろいろと伝えるべきことはありますネΣ(゜д゜

さてさて。
装束もしまって、いよいよお稽古(補習)となり、課題として上がっていた「後半の盛り下がり」(笑)の修正を少し重点的にやってみました。
おおよそ及第点には近づいてきたのではないでしょうか。

初めに一通りやったときは、やはり後半がショボショボ…と尻すぼみだったので、どうしてそうなるの?と尋ねてみると、やはり「恥ずかしさ」が先に立ってしまっていたようです。
☞最後に、投げ飛ばされる型があるのですが、「負ける」ということ(あくまでも「型」なんだけナ^^; )が、息子殿にはどうしてもリアルに恥ずかしいことのようです。
むしろ、恥ずかしがってショボンとした、貧相な演技をする方が、カッコ悪いし、それこそが舞台の上では最も恥ずかしいことなのだゾ!(要旨)
と伝えると、見違えるほど(!?)気合いを入れてやるようになりました(;^_^A

ま、実は……僕自身も。ホントはね、顔も見知らぬ大勢の前に立って笑われるのは、あンまし好きじゃないです♡(☞アカンやん!致命的やん!!ってツッコミはナシの方向で 爆)

2014年11月4日火曜日

お稽古_㉓ 再開。そして、お稽古_㉔(補習)は発声のみ。

1日、土曜日。

息子殿の咳嗽や喀痰はだいぶんとマシになってきたので、稽古をすることになりました。

今回も着物を着け、その感覚を掴んでもらうことと、じぃじは長袴を着用。
そう。クライマックスの型に備えてのことです(内容は、当日をお楽しみに^^; )

まだ、何となく元気がない感じでしたけれども(後半の方になってくると、声が沈んでくる?)病み上がりと言うことで、二つ三つの注意点を聞いて、あとはとーちゃんとの稽古でさらに詰めていくことにしました。(1回で割とさらりと終わりました。)

次回土曜日は、近所にお住まいの母方のばぁばもお出ましになって、装束を着けて申合せ(もうしあわせ:リハーサル)という運びになっています。
さてさて……僕はうまく、装束付けができるでしょうか^^;

2日、日曜日。

この日は、神戸の湊川神社(神能殿)に。
善竹の長兄、忠一郎家のご兄弟が主催される善竹兄弟会へ馳せ参じました。

湊川神社……、超久しぶり!そして、近っ!!!
もっと遠かったイメージでしたが、高槻からは新快速で一本ですし、神戸駅からも歩いてすぐ。

今回は「能掛りの狂言」をテーマに、蛸(古式)と髭櫓を選曲されたとの由。
お陰様で、無事に勤めることが出来ました。ありがとうございました(*´∀`*)
いよいよ、徳讃会も間近に迫り、これから専念することが出来ますね(笑)

さて。帰りには。

一時、店を畳んでおられたらしい、瓦せんべいのお店(菊水総本店)へ。
随分昔に父と出勤した折も帰りにこれをお土産にしたように思いましたので、こちらを家苞に(≧∀≦)/
……思った通りの味でした(笑)
☞美味しく頂戴しましたよ!?

帰りまして。

先週より体調が優れず、酒を控えていましたが、久しぶりにビールなぞを飲み、半ば酔っ払いながら徳讃会の装束組をリストアップ。

ごく個人的なことなのですが、やみくもに装束を組むより、あらかじめこうしたメモを作って頭を整理してから(酔っ払ってるやん!というツッコミはナシの方向で。 笑)装束を組みますと、遺漏なく効率的に蔵の箪笥から出してくることが出来るのです。

それに、早めに装束の段取りをしておかないと、普段使いの座卓などを蔵に搬入・収納できませんので、いつも早い時期に決めていきます。
まぁ、殴り書きなのは、どうぞ御寛恕下さい。

また、いずれかの折にブログのネタにするかも知れませんが、役柄に応じた装束の柄模様というのが決まっています。
「縞」って書いてるのが、「召使い格」に用いる「小格子着付」の略称です。「段」(1寸段、3寸段、5寸段、江戸段なんかがあります。)というのは、「主人格」の役柄。「肩」というのは「肩衣」……。あとは、色目が決まってるものはそれを書いてます。腰明きというのは…前に書きましたっけ?「紋腰」というのは、紋の描かれた腰帯(cf.無地腰帯)のことです。これも役柄のに応じて選びます。
加えて、強い色目と弱い色目というのもあって、シテなどには強い色目(たとえば、かちん)を用います。

そうそう、小さ刀の「位」もありますね。
いろいろな約束事に従ってですね、装束は組んでいきます。相手方の色目と重ならないように、また前回までの徳讃会で使っている装束はなるべく使わないように……とか。
棒縛はいろいろと小道具もありますなぁ。そして山伏は、身に付けるものが多い(゜o゜;

【※註:これらは、あくまでも当家(法人)の口伝に基づく方針です。毎回の徳讃会でも必ずしもそうであるとは限りません。その会の趣向、その時々の演出、演目の並びなども考慮していきます。一義的に善し悪しを判別・論評される基準には該当しませんので、口幅ったいですがその点は誤解のなきよう、十分にお含み置きください。】

ま、そんなわけでね。
こんな感じに組み上がりましたとさ。
奥から、棒縛、以呂波、柿山伏の並びになってます。
これを(写真には写っていませんが、)ここ、鏡の間に備え付けの装束棚に並べて置いてます。

さてさて。
実際に装束を着けたときの感じは、御越しになった方のみのお楽しみですネ('-'*)

なんだかんだ、9時半頃から12時近くまで蔵に籠もってましたでしょうか。(むろん、我が師と2人で組んでおりますよ?)


そして。

月曜恒例の、とーちゃんとの稽古(補習)は、舞台の上がこんな有様(笑)なので、脇正面に座して、発声のみの稽古となりました。

やっぱり最後の方、元気がなくなるのよねぇ……。
おれ!めっちゃがんばってる!!
そうなんですが……。(どうも恥ずかしいみたいですね^^; )