ようやく何とか。
忘れもしませんが、今年の東京での善竹狂言会
(7/14)の前日、
「第4次魔女の一撃(2019年夏)」を喰らいまして、いつもとは違う腰痛
(恐らくは、腸腰筋あたりが傷んだものと推測します。)に意気消沈しておりました。マイペースなら、緩徐になんとか動けますけれども、咄嗟の瞬発力とかに支障を来す状態で……。
☞トランクを抱え腰痛で東京往きは難行苦行でありました。
☞さすがに帰りは、国立能楽堂から荷物を宅配便にて送りました。
☞拙家では、家訓で荷物を送ることが推奨されていません(+_+)
ブログも更新する気力も何だか失せてしまい!?随分長らくお休みいたしましたが!!!
自らを鼓舞、叱咤激励して!?再開したいと思います。
本日9月1日から、11月2日(土)の第16回「狂言を楽しむ 徳讃会 mini」に向けて、子らの稽古も始動しました!!この辺の情報もまた追々、アップして参ります。
☞演目は特に秘します……何となくですけど。
普段、癌性疼痛を抱えた患者さんに接しますが、慢性的な苦痛があることによる、肉体的、精神的な生産性の低下、注意力の低下については、改めて思いを致すところです。
☞我が塩っぱい腰痛でさえこれなんです。推して知るべしという所でしょうか。
自らの「痛みについての概念」を今一度、学習する必要性を感じまして。
こちらの
ペインリハビリテーション入門をポチッた次第です。
最新の知見が盛り込まれた内容は、得る物がとても多かったです。
余談ですが、「7の字」型の抱き枕も併せて
腰痛対策に買い求めた次第です。
☞ムスメがチンアナゴの「チンちゃん」と不名誉な香りの漂う呼称を名付けてくれてました。
確かに腰痛はマシになった気がします。ただ、夏場はこれが横にあると、かなり暑いです。
でも、要介護者のポジショニングの重要性もこれを使えば再認識できます。大腿からクッションでサポートされることの“楽チン感”はかなりよいです。
寝ながら本を読んだりするのも(o^-')b
後は、自前のストレッチですよね。仕事場の階段を使って地道に伸ばしてます。
☞同僚に見つかって不審がられております。
閑話休題
ともかく、7月のギックリ腰発症後、まぁ大概の腰痛は、1週間もすりゃマシになるんです。今までの経験上。(臨床経験も含む。)
でも、そうならなかったですorz
1ヶ月経っても芳しくなかった。
いやー、ストレスによる腰痛というのもあるそうで、気のせいだと思うことにして、
鳴門海峡の渦潮なんかも家族と見てきたんですけどね……。
8月に入っても、思った程よくならない(>_<)
8月には例年大阪薪能の出演があるのですが、今年は御依頼がなかったことが、僕には正直なところ助かりました。
☞舞台上できっと起動不能に陥っていたのではないでしょうか。
しかしまぁ、上記のペインリハビリテーション入門では、「不活動」が則ち疼痛の慢性化要因の1つであることも書かれております。
アドヒアランスというのも重要です。適度な!が難しいのですが、能動的・主体的に動かすことが推奨されています。(この辺は認知行動療法?との兼ね合いもあるそうです。)
というわけで、ここ数年、個人的に構想を練っておりました装束掛けをマイペースに自作することにしました。
装束専用の衣紋掛、構想では新しく工作する必要があります。竹を買いました。建材の竹です。
どうせ自作するので、祖父作の衣紋掛を参考に、少し長めに作ってみることにしました。
この
オルファのクラフト鋸、実によいです。予備の替え刃が付いてましたので、しばらく使えます。
ついでにガイドブロックもセット購入。
ガイドブロックは、作業台に固定するために、長い木材にビスで留めています。
ヤスリもいろいろ試しましたが、一番左のが竹の節を削るには具合よかったです。
ザリザリと削っていくと、凹凸がなくなって引っかかりも減ります。
荒削りを済ませたところです。
この後、金具を取り付ける紐を通す穴を空けて、さらにサンドペーパーで磨きました。
☞中央のうっすらと線の見えるところが節の中央です。
☞ザ・器用貧乏暇無し、ここに極まれり。
そして、上述の通り金具を取り付ける紐を通す穴(φ2mm)を空けますが、 別にやらんでも良いんでしょうけど、空けた穴の周りを削ってます。ささくれてたし。
で、直径2ミリの穴に1.2mmの紐を通すんですがね。まぁ、辛気臭いことでありました。紐通しをクリップで自作したら、ちょっと楽に。
紐を通してD鐶を通して、結ぶ。
この作業を20本分!!
きっと、一生分の竹細工をしたに違いないです(`・ω・´)キリッ
で。次の作業。
2×4の木材をつっぱり棒にできる奴です。
使い方は、リンク先をクリックしてください。
LABRICO(ラブリコ)と言うそうです。
天井と床を突っ張って棚を作れます。はい。
はい、これ。
加工前ですが、イメージはこんな感じです。
耐震化?
いやいやいやいや、屁の突っ張りにもならんでしょう(;^_^A
答えは!
φ38mmのホルソーで、穴空けたです。
ここにφ30mm〜32mmの物干し竿を通すです。
うむ。
今まで、虫干しと言えば、舞台上に広げておりました。祖父のやり方でありますが、それだと稽古できんのですよね。その間。
なので、苦肉の策ではありますが、見所の建具を入れる場所に物干し台を作ってはどうか!?というアイデアなのであります。
ただ!!
この所、雨が続いてますので、装束干せていません!!8月中の虫干し、間に合いませんでした!!!||||||||||||||(* ̄ロ ̄)ガーン||||||||||||||||
また、9月の連休中、涼しくカラッと晴れてたら、息子殿も使って装束を干す作業をしようと思います。要は、変に湿気のないときが良いわけですから。別に寒干しでも良いしな。
また、8月23日は僕の指導している子ども達の発表会「おじぞうさまとこどもたち」(第34回)も開催、無事に終了しました。
いつもの、善竹忠亮氏、善竹大二郎氏もお越しいただき、小舞「名取川」、「道明寺」を御奉納いただきました。
僕は「海道下り」を奉納しました。
子ども達は、「蟹山伏」を。
結構、ウケてたな!
無事に本番を迎えてもらえるか、僕も冷や冷やしましたが、まぁ、何とか(;^_^A
「おじぞうさまとこどもたち」を控え、皆さんを迎える準備:舞台の掃除です。ムスメも、息子殿クラスにランクアップしまして。
舞台のお掃除、切戸口までの通路のお掃除は任せました。
息子殿は、出世?しまして、表側の水拭き全般を任せております。
さ!これからも、身体を壊さぬ程度に、程よく努めて参りたいと思いまする。
ブログ投稿の怠け癖が付いてしまって、何ですが、まぁボチボチとやっていきますので……。たまに見ると、何か良いことあるかも!?(ないかー。)
あ!それから、webサイトも何とかしたいですよね。これは今後の課題ということで。(資格の更新講習もあったりしますんで。)