2013-11-28

後片付け

24日の徳讃会の後、疲労困憊してる僕を気遣って、又従兄弟みんなが装束を広げ、一通り干してくれたのですが、翌日、師匠より、今一度チェックして、今度は舞台に広げて乾かすように指示がありました。当家の装束はどうしても使用頻度が少なくなり、その分チェックできる回数も減りますから、一度出した時は特に念入りにメンテナンスする必要があるのです。(狐の皮なんて、次に使うのは……いつになりますことやら^^; )

まぁ、そんなわけで。
29日にはちょっと仕事を半ドンにさせていただいて、この度使用した装束の修復箇所を精査しながら、畳んで蔵にしまいたいと思っています。また修繕が必要な物は母に回します。

以前、祖父の玄三郎が「高和会」を主宰していた折には、お社中の発表会が終了すると、たくさんの装束を畳む必要がありました。たいてい祖父が1人で1、2日かけて畳んでしまうのですが、時々僕も手伝うことがありました。
特に記憶に残っているのは、長袴の畳み方を教わった時です。
祖父が、
お前には男兄弟がいないから1人で畳む方法を覚えろ。教えてやる。
といい、1人で長袴を畳むことを教えてくれました。
通常、多くの家では、狂言で“主”などが着用する装束の“長裃”の長袴を、2人で畳んでいるみたいです。(実際にその方がダブルチェックを行いながらスピーディに、正確に畳むことができるように思います。)
まぁ、この時2人で畳む方法は教わらなかったので、後に面食らうこともありましたけど(笑)

誰も手伝ってくれないしさ、早く息子を仕込んで(笑)たためるようにしたいと思いますけども……。それよりかは、彼奴は遊びたいかな!?^^;

ま、じーさんと僕は、そういう星回りなかもしれませんなぁ(爆)

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