2018-05-28

次なる第15回「狂言を楽しむ 徳讃会」に向けて!! ☆☆☆☆

5月27日(日)、定時社員総会が催されました。
第14回徳讃会の収支報告書の承認やら、僕の出演予定など諸々の報告があり、決算の報告もあり、そして、次回ファイナル(予定)第15回「狂言を楽しむ 徳讃会」(10月21日ですよぉ〜!!今すぐ、スケジュール帳にカキコだ!!)の番組の……
おぉっふ!見 直 し !?…なのね??
いやー、まさか揉み直すとは思っておらず、意表を突かれましたが、練り直すのね(°□°;)
今回の狂言「重喜」のシテ:息子殿が思いのほかよくできていたので、最後は親子三代で一曲勤めることになりました(;^_^A

息子殿の役どころは……自分で謡って舞いますし、拍子に掛かって(リズムに乗って)型を演じますので、なかなか難しくなりますよ!?でも、面白い曲です。
☞………うーむ。これまた教えるのも…大変だゾ(--;) 

そのために!
なんと、今夏のこども狂言の発表会(8月23日)では、息子殿にはこの狂言で一節を謡い舞うことになる、小舞を発表してもらいましょうゾ

ま、そんなんでね。
第15回「狂言を楽しむ 徳讃会」

乞う御期待!!! 
って、ことでね。よろしくです!!10月21日(日)@善竹能舞台です〜



2018-05-22

【御礼!!】お陰様で無事に終了しました!!【後説付き】 ☆☆☆☆

さて!5月20日の第14回「狂言を楽しむ 徳讃会」は、お陰様で盛会の内に無事に終了しました!!お運びいただきました皆さまには、誠に有り難く御礼申し上げます。

いやー。初めは涼しい感じで。
冷房も入れず、順調に快適に進んでいたのですが、やはり2曲目の「酢薑」が済んだ辺りから暑くなり始めまして。

舞台側の冷房を入れたのは良かったのですが、頭の方は暑く、足下は冷えて!?という状態だったようで、実は……「空腕」の間で右の足底筋がモーレツに攣りました(爆)
ちょうど、太郎冠者が主宅へ戻ってきて、自分の「(空)腕立て」を語り始めた辺りだったでしょうか……。

その後、腕自慢の語りも「さわり」に入りまして、大きに盛り上げ、
「側なる大木を木盾に取って……」
あたりでは、ちょうど片膝を着きますのでね、その間に足底筋のストレッチを試みた(えー。筋が収縮してるのを放置するより、逆に伸ばす方がダメージは少ない)のですが、イマイチ回復せず(;^_^A
「斬って、斬って(ドン!と右足拍子)斬りなやいて御座るが……」
で、足拍子を踏んだタイミングでは内心(ぐぬぬぬぬぬぅ……(T_T) )となっていたのであります……が、お楽しみ頂けましたでしょうか!?(大汗)

さてさて。

少し、補完的解説を少ししておきましょう。
重喜の科白、
「よう、揉めましたか?」
というのは、確証はないですが、例えば髭を剃る前なんかに蒸しタオルで髭を温めて柔らかくしたり、皮膚を少しマッサージして行うと良い(肌が荒れにくい?)らしいので、恐らくは頭皮を揉み込んで、剃りやすくしていたのではないでしょうか?
そういう型はないですが、そのようなことであろうかと思います。

酢薑は、要は言葉遊びの類いで、秀句とか地口(口合い)、語呂合せ?が該当するでしょうか。強いていうならば、今の「お笑い」で言う「天丼」とか「かぶせ」というあたりにもなってきそうですね。(違うか^^; )
現代の笑いのルーツもわかる!?^^;

そして、空腕
事前のプロジェクタの解説では、ブラタモリではないですが、ちょっと地図も盛り込みましてお話しさせて頂きましたけれども、あまりにマニアックになりそうだし、時間も少なかったので、特に触れませんでしたが、太郎冠者の科白に「鳥羽畷」という地名が出てくるのです。

「東寺の出離れ」〜「淀」まで(魚市場跡という碑があるという話)の話をいたしましたが、おそらく最短距離の「鳥羽街道」を通り、淀へ行こうとしたと思うのです。
☞この辺は、大きに私見ですので、話半分で聞いて下さいよ?

実は、魚市場跡もたまたま偶然見付けたんですけどもね^^; 

いや、ま。その、
「鳥羽畷(縄手)」ってどこじゃいな?
ってずーっと探してたわけです。
師父なる人は「縄手通り」ちゃうか?と言いますし……。
しかし、東寺から、淀へ行くのに、そっち回りますかね???エラい遠回りですやん?

ふと目に付いたのが「久我畷(こがなわて)」。
調べますとですね……リンク先の「久我 羽束師に関する発掘調査地の位置図」というのを見て頂きたいのですけども、現在はところどころ途切れたりしているけれども、鳥羽離宮跡から大山崎の方へ、西国街道へ斜めに真っ直ぐ突っ切って、合流する街道があったようなのです。(むろん、鳥羽街道を横切るような感じ)

まさか!?先祖のどなたかが「こがなわて(koganawate)」の音を誤って「とばなわて(tobanawate)」と間違って、書き留めたり写し取ったりしたか知らん!?
大蔵虎寛本「能狂言」(笹野堅 校訂、中巻、p.57)も確認しましたが、「鳥羽縄手」または「鳥羽畷」でありました^^;

でも、あくまでも私見ですが、久我畷と考えるとつじつまが合うんじゃないか!?などと思いながら、「空腕」演じさせて頂きました。
☞畷には斜めの道って意味もあるらしいので、もしかしたら鳥羽からの斜めの道ってことで正解なのかも知れませんが?

ま、専門家でもない僕の想像なんで、あまりあてにはしないで下さい(笑)
え?論文になりそう!?なりそうなら、着想を得たのは僕:能楽師大蔵流狂言方の善竹徳一郎のブログだった。ってどっかに献辞でも載せといて下さいナ。

ま。そんなんでね。

当日の解説の最後で告知もいたしましたが、次回の第15回「狂言を楽しむ 徳讃会」でひとまず、徳讃会は終了です。

一から…いや、ゼロからの構築:ルートを再開拓し、ノウハウを積み上げていくのは、それはそれは、とてもとても大変だったのですが、終わる(もとい、終了させられる)のは意外と簡単(その労苦を知らぬ人にとっては?)なんだな。って思います。
如何に器用な僕でも、両手両足を縛られた状態で水に放り込まれ、「上手く泳げ!!」と言われても、泳げませんデス。溺れ死にます……ハイ。
上意下達を旨とする斯界においては致し方ありません。已んぬる哉。

次回の徳讃会、有終の美を飾るべく、精一杯勤めたいと思います。



2018-05-14

お稽古_㉛ 大稽古:あわせ稽古、ラストです!! ☆☆☆☆

まずはお知らせから。今週末(5月20日)に迫りました、第14回「狂言を楽しむ 徳讃会」。引続きチケットのご購入申し込みを承っております。当日、受付でのチケットお引渡しとなりますが、その点だけ、ご了承をいただければ幸いに存じます。(昨日5/13の時点で、残席10でした。)

今回の大稽古(じぃじとの合わせ稽古)で、ひとまずお稽古は終わりということになります。前日の19日には、実際の本番当日の時刻に合わせて、善竹忠亮氏とのお申し合わせをお願いしております。
息子殿、いつになく気合い十分な感じで大稽古に臨んではりましたが、ぜひそれを普段のお稽古でも発揮してほしいわー。と、とーちゃんは思いました。
いつもお稽古は本番のつもりで。
って言うてるやん。まぁ、エエんですけどね(−_−;)

概ね、師父なる人(じぃじ)からの感触も良かったですし、この調子で、本番を迎えてもらいたいものです。


2018-05-13

【残席】残り、10席です!!【僅か】 ☆☆☆☆

ハハァ……。これは、ビミョーなラインですなー(笑)
当日券をご用意できるかどうか!?5月13日15時現在、 残 り 1 0 席 となりました。鑑賞御希望の方は、お急ぎあれ!!

さてさて、チケットの郵送は、間に合わない場合も考慮して、当日受付でのお引渡しとさせていただきますので、あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。
チケットのお申込み、御購入(クレジットカード決済を御希望の方は特に!)は引き続き承りまっております。
どうぞよろしくお願い申し上げます(≧∀≦)/
☞なお「手売り」でも発売しているため、ネット上で在庫がありましても、御購入いただけない場合もあります。

5月20日(日)14時〜
於:善竹能舞台

チケットは、絶賛発売中です!!
5月14日(月)から、チケットお引渡しは、
当日の受付にてとなります。
ネットでお求めになりたい方はお早めにどうぞ。
(お申込み、御購入は引き続き承ります。)




入場料:
一般券:¥4,000
学生券:¥3,000(20歳以下)
全 6 0 席
場所:善 竹 能 舞 台



皆 さ ま の お 越 し を お 待 ち 申 し 上 げ て お り ま す !!

2018-05-09

お稽古_㉚ 中稽古:いろいろ、忙しいわな(;^_^A  ☆★★★

平日の稽古は、だいたい18時前後に僕が帰宅しまして、夕食を摂った後に行うことになっていますが、とーちゃんが食事を摂り終わるまでに、子らは学校帰宅後からの習い事、宿題、入浴の準備、翌日の時間割……etc.などを終えておかねばなりません。

僕自身も、子らのペースに合わせて動いていると何一つ有益なこと(!?)クリエイティブなこと(!?)が出来ないので、効率よく回すことを心懸けております。
☞基本、彼奴らはおさらいがメインですし。

例えば8日は、夕食後に子らの歯磨き(仕上げ磨き)を施し、初手はムスメの「痿痢」→なかなか息子殿の課題が終わらず、とーちゃんは自分の「酢薑」を稽古。→そうこうしてるうちに、息子殿が足袋を履いて稽古場に来るので、そこから「重喜」。→もちろん、息子殿の勤める重喜の相手役は全部僕がするわけですね……。

いやー。自分自身が恐ろしいですよ。何が恐ろしいって、器 用 貧 乏 暇 無 し なあたりが、特に。
-`).。oO(やっぱさ、収入に結びつける事ができる能力がいちばんエラいわけですだよ。

今回の中稽古では、本番に用いる御道具を実際に使ってみました……。やっぱり、ちょっと使い勝手が違うみたいですね。僕や師父なる人には少しの違いでも息子殿には大きな違いに感じることもあるようです。あと、数回の稽古ですが、慣れるように努めさせていきます。

さてさて、チケットの方は……。あと15席ほどあるようですね。
迷っている方は、お急ぎあれ!ww
☞もう、二度と観られないかも知れませんよー(o´∀`o)
☞ひとまず、今秋(10月21日)の第15回が最終回!の予定ですから。




2018-05-07

【販促】チケット引き続き発売中です!!☆☆☆☆

5月20日(日)14時〜
於:善竹能舞台

チケットは、絶賛発売中です!!
※5月14日(月)から、基本的には「手売り」に移行します。
ネットでお求めになりたい方はお早めにどうぞ。




入場料:
一般券:¥4,000
学生券:¥3,000(20歳以下)
全 6 0 席となっております。お申込みはお早めにどうぞ。
場所:善 竹 能 舞 台



皆 さ ま の お 越 し を お 待 ち 申 し 上 げ て お り ま す !!

お稽古_㉙ 大稽古:さらに突っ込んだ内容で ☆☆★★

5月20日(日)の第14回「狂言を楽しむ 徳讃会」まで、あと余すところ2週間となりました。今回も浴衣と袴、本番で用いる十徳、角頭巾も着けて、より実戦的に……あと、動画撮影もしつつ。

それと、何かムスメも見学するとか。ちょこんと座っていました。精々緊張する?環境を作出してくれ給え!!
☞この人は、自分がやるのは嫌だけど、見るのは割と好きなのかしら(;^_^A 
☞重喜のクライマックスで大喜びしてましたです。

6日に録画を見ながら、いろいろとさらに突っ込んだ内容の指摘がありまして。僕も、何となく「間延びするなぁ…」と感じていたところも、ピタッと格好良く収まるようになり……(なると思う^^; )
これらは、次の平日の小稽古の課題となりました。

そして、装束組み……と。
あらかじめ、リストを作っておくと、段取りよく進みますなー(;^_^A
☞自画自賛

「重喜」以外の他の2演目は、いわゆる「小道具」はほぼない(「空腕」で太刀を使いますが?)のですが、重喜は細々したものが入用です。
ぜひその辺も含めて、お楽しみ頂ければと思います。
一応、次回の大稽古(直前の最終になるかな?)では、本番用の小道具も一度使わせてみようということになりましたので、それも組んでおきます。これがね、意外と手間取りました。
☞ま、細工は流流仕上げを御覧じろ……ってとこでしょうか!?ww

13日には、見所(けんしょ)の設いを調えまして……20日は本番ということになります。
今回、解説は僕担当なので、その用意もしなくては!!(゜∀゜;ノ)ノ
☞いろいろ、お尻に火が付いて、切羽詰るべきところなのに悠長に構えてる自分が怖い(>_<。。。 





2018-05-01

【最後に大切なお知らせがあります】第14回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチケット発売中です!! ☆☆☆☆

5月20日(日)14時〜
於:善竹能舞台

チケットは、絶賛発売中!!



入場料:
一般券:¥4,000
学生券:¥3,000(20歳以下)
全 6 0 席となっております。お申込みはお早めにどうぞ。
場所:善 竹 能 舞 台


皆 さ ま の お 越 し を お 待 ち 申 し 上 げ て お り ま す !!