2014-08-11

お稽古_①

さて。

9日、土曜日午前中は息子殿の稽古でございました。
まずは、正しい手順で正座をキチンとできるか。その後の、ごあいさつ。そして舞台に上がって恒例の体操をします。ごくごく、軽く心身をほぐしてから、改めて“口写し”での伝授が始まります。既述の通り、耳で聞いた事を、そのまま反復させます。

ところが!

どうもこれが恥ずかしいらしくて、うまく声を出さないのです。
曰く…
そ ん な に 大 き な 声 は 出 せ な い ん だ !!
と、稽古中に半ば逆ギレ(爆)
いやぁ……これには困りました^^;
てっきり、この程度の事はすんなりできると思っていたので(お猿ができるぐらいなので)、ここでつまずきますか!?と…。

思うに。

息子殿はあくまでも「とーちゃんと同じ程度の事は自分もできるんだ!」と根拠なく思っているよう(そういうお年頃)ですが、それができない事が恥ずかしいようです。
でも、とーちゃんとの圧倒的な力量差をちゃんと体感してるのは、エラいじゃないかぁ〜!わははははっ!!
ま。 当 然 や け ど な (`・ω・´)キリッ

そして今回からは、

トークン(エコノミー)システム”なるものを導入しています。(cf.トークンエコノミー法
日常生活や学習活動に適応が困難な子どもたちを対象とした支援法のように思われるかも知れませんが、ごく日常的な経済活動にも使われている手法です。

左は、「巻物」様に作成した、いわゆるシール帳です(善徳謹製)
これに、お稽古1回につき1シール、5回頑張ればスペシャルなシールを貼らせていく予定です。

靱猿の稽古を通じて実感したのは、息子殿は“コツコツおけいこするのが、だいきらい”タイプであろうということです(--;) 
そして、だいたい一度修得してしまうと、もう面倒臭くなって、厭きてしまう(爆)
→稽古中、寝かける時が何度あったか!!

モチベーションの維持に寄与してくれるのではないか。と期待するところです。

で、稽古はというと!

土曜日は演目のあらすじを説明しながら、一通りやりましたけれども、とうてい小舞「土車」には至るはずもなく、当初の予定「週末1回の稽古」で済まなくて
「まさか、平日も稽古日をもうけて、やってかなアカンか!?(-。-;) 」
と、思いました。
稽古後、「今日は何が一番よくできましたか?」と尋ねながら、シールを貼って「とりあえず明日の日曜もやってみよ!!」と説明し、土曜日はサクッと終わらせました。
→ちなみに、稽古の時間以外には、稽古の事は原則話題にしません(特に褒められない事柄については。)

10日、日曜日。

さて、どないしよるかな?と思いながら、土曜と同じように稽古を始めると!
……ちゃんと適応しとりましたわ。よき哉、よき哉(笑)
→これで、週一稽古でも大丈夫(*^^)

靱猿に比べると、格段に稽古場に拘束される時間も格段に短いので、適時褒めながら稽古を進めても、そんなに時間を要しません。
息子殿も、「え!?もぅ終わり???」ってものすごく嬉しそうでした……(-。-;) 
シールを貼り付けたあと、ついでなので、そのまま僕が以呂波をやったときの動画(DVD)を見せながら、稽古で話した内容の趣旨を説明して、日曜日の稽古は終わりにしました。

小舞は、そうだなぁ…。もうちょっと以呂波の稽古が軌道に乗って、厭きてきた頃(笑)導入しますかなぁ。

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