師匠から稽古をつけてもらう前には、まず舞台の掃除をするのです。
掃除しながら、いろいろと反芻したりしています。
この掃除は、中学生ぐらいの頃から、ずーっと僕が一手に引き受けてやってるでしょうか(その前は、祖父がやっていました。)
普通に掃除してる段には特に気づきもしなかったのですけれども、釣狐の後シテをやるようになって、舞台の床面に四つ足をつくことが多くなり、舞台の床面を這いつくばってまじまじと見ることが多くなりました。それで気付いたことがありました。
割と大量に汗の落ちた痕……(・.・;)
稽古の中程や終わりでは、必ず拭き取っているのですが、拭き取っても跡が残ってるのですね(◎-◎;)
原因はちょっと分からないですけど、何か化学変化でもするんでしょうか。
白木の板に、米ぬかや牛乳を使って磨いていくと、黒光りする能舞台になっていくと祖父から聞きました。ただうちの舞台は、祖父が黒い舞台を嫌がったのもあり、僕が清掃を担当するようになってからは水拭きしかしていません。
うーん、いつか消えてくれるんかなぁ……。
もし、うちの舞台にドットマークを見つけたら……
それはね…僕の心の涙の痕です(大嘘)
→正しくは「涙は心の汗」です。
ちなみに。
医療現場では汗以外の体液、例えば、血液、組織液、尿、胃液その他の消化液(嘔吐物)などは、感染性の液体として感染予防対策が求められますが、汗に関しては神経質になる必要はありません。ご安心下さい(*^^)
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