2013-10-31

10月も終わりです(あと24日!)

伝授を受け始めた頃は、なんだか終わりのない、果てしない道のりのように感じていました。正直なところを申しますと、自分の集中力がどの程度保つか少し心配でした。途中でダレてしまうんではないかと。
高いモチベーションを維持し続けることに、苦労するのではないかと思っていました。(いや、こんな事言うと、師匠や先達に怒られますな。)

「○○さんは、披きの稽古に1年かけた」などと仄聞すると、まずそのモチベーションを維持し続けられたことに敬服しましたし、翻って自分に与えられた6ヶ月弱の期間に、どの程度修得できるかも心配にもなりましたっけ……(・・;) 
結果的には途中でモチベーションが下がることもなく、夏の暑さにもバテてしまうこともなく!無事に10月末を迎え、残りは3週間と3日です。
→あっという間に過ぎ去ってしまいそうな気がします。

いや、しかし。この釣狐という曲は…。
この間の申合せの折に、御覧になった赤井啓三先生も「本当に、何というか異質な感じのする狂言やね!」とご感想を仰っていましたが、通常の?演目とはだいぶんと違うのです。
そして、それを実現するための準備や稽古に費やした時間って………(°°;)
いやぁー。思い出すだに、鳥肌がたちますナ(--) 
→そして…もう、二度とやるまいゾ。と思うのです(`・ω・´)キリッ

そうそう。鳥肌で思い出した(笑)
(高校生の時ぐらいかな?)、いつか釣狐という曲を演じることが許されるならば、ゾワッと鳥肌の立つような釣狐を演じてみたいと思っていましたが、どうなるでしょうか……。
お客様の何人かでも、そうなったら成功ですのぅ(。-∀-) ニヒ♪

はい。来月24日。
楽しみですね!(´∀`)

2013-10-30

またしても……!

艱難汝を玉にす……というらしいですが。

昨日、稽古の時に、またしても数珠の紐が切れ、珠が盛大に飛び散った時から何か嫌な予感が……(しなかったわけですが、)徳讃会の運営に際して、ちと問題発生?でございます。(艱難というほどのものでもない。)

今朝ほど、代表理事(我が師匠にして、父なる人)に状況を報告し、プランB(善後策)をこれから策定することを伝えました。
まぁねぇ、事由が事由だけに、しょーがないやんけ。ということで。何とかなるでしょう。(いや、ま、今までも何とかしてきたんですけどね。)まだ時間があるのが幸いです。

昨日は釣狐の自主稽古の後、11月中ごろに予定している附子をおさらいしてみたのですが、意外と覚えているものですな。その点は少し気が楽になりました。

いやはや、ホンマ楽さしてくれまへんな!!(・・;)


2013-10-29

そろそろ、メンテナンスの時期でしょうか。

カレンダーを横目で睨みながら……さてさて。いつ、大阪の古巣の?マッサージ屋へ行くか思案中。

11月の連休中には稽古もさることながら、見所(けんしょ)や楽屋のしつらいも整えなければなりません。
→普段は、応接セットなんかがおいてあったりするんです(ほんま、家の中なんで済みません^^; )

予定では、4日にそれをやるつもりなので、マッサージ屋に行くとしたらその後でしょうか。
今度は、ちょっと長めにして1時間半ぐらいをお願いしてみようかと思っています。

家族からは「あんた、ホンマ物入りな!」と苦笑されておりますが、ポンコツの、しかもアラフォーの身体をちゃんと動かすには、手入れが要るんですよ!!(;´Д`)

来月には、京都女子大学附属小学校での研究会にて、「附子」の上演もありますし、学校狂言用の簡易な舞台セット一式、装束も組まなければなりませんね。

そう!誰も、僕に専念させてやろうというつもりはないようです(爆)
-`).。oO(最近はつるかめ、つるかめ…と、唱える代わりにマルチタスク、マルチタスクと唱えてます。

2013-10-28

お笛のお申合せ。

余談ですが、いわゆるリハーサル?のことを、能楽師うちでは「申合せ」と言うのですが、これをパソコンで変換すると、「もう幸せ」となることが一般的ですね。
以前、高校の頃でしたでしょうか。母が「息子は、もうしあわせです。」と電話口で応対しているのを妹が聞いて、「お兄ちゃん、何が幸せになったんだろう?」って思ってたそうです。
→お申合せは、「思う幸せ」になりますけど。

さて。
この度の釣狐は、僕が能楽養成会在籍中に師事していました、赤井藤男大先生のお孫さんで、赤井啓三先生の御子息の要佑さんに御会釈をお願いしています。

要佑さんだけでなく、啓三先生にもこの度はご遠方を当舞台まで御足労を頂きまして、本当に有り難いことです。
啓三先生から、我が師匠が三番三を披いた折に、大倉長十郎先生と赤井藤男先生と共に一度来たことがあるよ。ってお話を伺って、ビックリしました(笑)

通しで釣狐を見ていただいたのですが、僕も緊張してたのか、声が上擦ってしまって(;´Д`)
なんかね、とてもかっこ悪い狐でしたorz

当日はこのようなことのないように(普段通りのことができるように?)、心して臨みたいと思います。

2013-10-26

コヨリを、何に使うかと言いますと!!

コヨリ……夜なべして一晩かけましたけど、このレベルです。(左は師匠の手本の作。)

書道用の半紙ではうまくいかなかったので、和紙に切り替えました。
長軸方向にテンションをかけながら捩るのがコツのようです。半紙では耐力が弱くてちぎれてしまいます。その点、和紙はぐいぐい引っ張りながら捩っても大丈夫でした。





さんざん無駄にしまして、ようやくこのレベルまでになりました。
これが、4本要ります。











調子に乗って、つい、多めに作ってしまいました。















伯蔵主は、出家の装束の下に狐の毛皮を着込んでいるのですが。「中入り」の間の、ごく限られた時間のうちで、狐に着替えてしまわなければなりません。(既述の生卵を2個飲むのは、このタイミングです。←僕はやりませんけどね(;^_^A )

その際、角帽子、伯蔵主の面、長衣、着付を脱ぎ去り、狐の頭部の頭巾を被り、後シテの狐の面を着けます。狐の頭部の頭巾には、狐の面の面紐を通すためのガイド(輪)が作られています。ただ、このガイドが狐の皮と同色のため、視認しやすく、また面紐を手際よく通すためにこのコヨリでマークしておくわけです(^.^)b

さてさて。
明日は、御笛とのお申合せです。頑張りま〜す!!

2013-10-25

十松屋さんに電話してみたよ(o´∀`o)

えー。別にブログのネタがないわけではないのです。(さっき作りました。)

昨日は、粗供養とお弁当の手配が完了して、アウトソースしないといけない事案の段取りについては、ほぼほぼ整いつつあります。(まだ未完の部分もありますが。)

十松屋さんにはこの度、御披きの扇をお願いしていまして、製作の進捗状況を確認致しました。
ただ今、描かれた扇の地紙?に折り目をつけて、骨を差し込む段階との由。近日中にはお届けできるとの事でした。
やれやれ、一安心で御座いまするよ。

さてさて。あとは…、何をせなあきませんかな。
うん。出勤料の準備だね。新券に替えて、明細を作って……。
他には…なんやろね。
何か用意せなアカン気がしてんけどなぁ。

先日も家人が「よくはたらくねぇ〜」と言うてましたけど、
まぁ、誰 も や っ て く れ へ ん か ら な !!(爆)

あぁ!!そうや。こよりを作らんと!!!
こより、使いますねん(詳細はまたの日のネタに)紙はゲットしたから後は、作るだけやな。
とりあえず、エレガントな作り方を検索してみよか。

2013-10-24

いよいよ、1ヶ月(31日)前とな。

いやはや、泣いても笑っても、あと1ヶ月で御座いまするよ。

去年の6月から身体作りを始めて、やっとここまで来ましたよ。(ぢっと、手を見る。)

さて。
今日は、法人の事務をサクッと片付けてしまいたいところです。チケットがSOLD-OUTになってたら格好良かったんですけど、まだ若干残ってます(ちと残念^^; )

昼から税務署の講習に出席しまして、その後、大阪のお街に出て粗供養を発注します。
とって返して、地元百貨店のお弁当屋さんに昼食を発注という段取りで考えています。
お天気だけがちょっと心配だな。

残る1ヶ月、なるべく専念させてもらいたい(笑)
-`).。oO(ってか、専念させろっ!させて下さい!!

体調の管理と怪我をしないように、十分に気を付けながら、本番を迎えられるよう、調整していきたいと思います。
→最近はお酒もコーヒーも飲んでないんだよ〜(>_<。。。

2013-10-23

尋常性ざ瘡?

何でしょうねぇ。面を着けて稽古をすることが増えたからか、顔に吹き出物ができるようになりました。(あるいは、ストレスでも感じてるのかしらん…… 笑)

そんなんでね。
ここ最近、下顎にできたのがですね、表面の見た目はちょっと赤くなっている感じだけで大した変化はないのですが、皮下の腫れがちょっと大きくなってきたので、案じてます。(何となく、お肌の気になるお年ごろです。)
幸い?(先般の記事でもちょっと触れていますが、)膝のでき物を切除した折、「ゲンタシン」という抗生剤を処方されていましたので、それを塗布してみました。
→ちょっと小さくなりました。

しばらく、この下顎の分にはゲンタシンを塗ってみたいと思います。

便宜上、この下顎に関しては思われニキビだと考えることにしました。(そうなると、呪詛返しをせねばなりませんな!倍返しだ!!)

え?
なんで??
って???

だって、その方が…盛り上がるやろ???(笑)
-`).。oO(↑↑何がだ!?


2013-10-22

ひ み つ へ い き?

いわゆる、コンプレッションインナーというやつですね。
C3fitというシリーズのものを入手しました。体幹や四肢の筋肉のブレをおさえ、パフォーマンスを向上させてくれる(らしい)下着になります。
特にタイツは中でも「フォーカス」という仕様で、膝関節の保護に最適化しています。何だか、邪道といういう気もしないでもないですが……(笑)

お 客 様 に 良 い も の を お 目 に か け る た め の 苦 渋 の 決 断 !!

……ということにしておいて下さい。(爆弾を抱え気味の、オッサンの膝と腰を守りたい。ということは、特に秘します。)
2、3回使いましたが、効果のほどは、ようわかりません^^;
確かに、疲れにくいといえば、疲れにくいのかも知れません。
ちなみに普段の稽古では用いていません。


次に。
いわゆる酸素ですね。「中入りの時に使ってみた。」という体験談を伺って。
うーん、別に疑うわけではないんですけど、これもなんかよう分かりません。
このボンベの中身をビーカーに充填して、その中で点火したスチールウールを突っ込んでみたい気がします。(理科の実験でやりませんでした?酸素があれば、スチールウールは激しく酸化するはずです。)

カセットコンロなんかの、重量のある、中に液化したガスが入っていそうなイメージを抱いていたのですけど、そんな液体が入ってる気配は寸毫もなく、拍子抜けするくらい軽いです。(鰯の頭も信心から?)

「頭が」のあとに続く、「元気になる!」という黄色い文字を読み飛ばしてて、「『頭が酸素』って何やねん!?何か沸いてんか???」としばらく思ったりしてたことは、秘密です。

はい。こんなものの力を借りながらも、臨んでみたいと思いまするよ。
前にアミノ酸配合のスポーツ飲料と、ゼリー紹介しましたっけ?この二つは、非常によろしいね。特にスポーツ飲料は、これから釣狐をなさる方にもオススメしたいぐらいです。

まぁ…酸素はねぇ、使わないかも知れないけど……。

2013-10-21

立ち稽古_⑨ —はじめにもどる…(°°;)

昨日の稽古では師匠が釣狐を披いた折に録音された音声を聴きました。

何でしょうね。全然!が違うのですよね。いや、ホントに不肖の弟子で申し訳なくなりました。

そして求められる「表現」というのが、今のままでは決定的にダメですね。妙なところで息継ぎをしていたり、我流になっていたり。先日から、面なしで稽古をやってみていましたが、それは強く感じていたことだったので、実にタイムリーな?内容の稽古であったというと、そうなるでしょう(笑)

もう一度、初めの数ヶ月をかけて習った言葉の調子や「ここまではサラリと言う」「ここでは声を鎮める」などという口伝に立ち返ってみると、なるほど!と思う事が多々あります。(遅ればせながら、型と組み合わせることで、実は意味があったんだ!と気付いた次第で。)

今週には1ヶ月前を迎えます。残りでどこまで究められるか、精励したいと思います。

あ、そうそう。
24日は税務署の講習だし、その足で大阪まで粗供養の手配、当日の弁当の手配などを行います。日曜はお笛の先生とお申合せです(!)

2013-10-19

お!?いよいよですか???

おかげさまでね、第5回「狂言を楽しむ 徳讃会」善竹玄三郎三回忌追善会のお席もですね、いよいよ残り8席となりました。また仮申込みを、現時点で2席承っておりますので、それを除くと6席と……。

あはははは!次のブログのタイトル、ホンマ確定やなぁ……(笑)
→何度も言いますが、今は特に秘します。

勝手ながら、当日の金銭の授受を極力回避したいという、運営上の都合のため(実は釣り銭、領収書の用意などがあると、割と面倒だったりします。済みません ^^; )原則的には、当日券を発売する予定はありません。
この週末でSOLD-OUTってなったら、いーのにな〜!いーのにな〜!!いーのにな〜!!!(o´∀`o)


第5回「狂言を楽しむ 徳讃会」善竹玄三郎三回忌追善会のチケット、まだ若干枚ですが残っております。上演されることの少ない釣狐が、この度上演されます。
ご興味のある方、ぜひぜひこの機会にお越し下さいませ。

→チケットのお申込み・お求めはこちらから!!(クレジットカード、使えます。)

2013-10-18

いろいろな型が…。

昨日は、他家の釣狐の録画を観てみました。

今まではよく知らないままで拝見していましたが、自分が実際に一通り習ってから、改めて観てみると、いろいろな細かいところが違うものなのだなぁ…。と思いました。
解釈や口伝、個々人の工夫があって、それが伝わっているので、こういう差違として現れるのでしょうね。どの型が絶対的な正解とも、不正解とも言えないと思います。
それらをもし、各家々で比較してみる機会があったら面白いかも知れませんね。

で…思うに。
僕はもう少し軽く?演じた方が良いのかも知れませんね。若さがない(!)ので動きに敏捷性が足りないのは仕方ない(……って言うと、妥協すんなや!!って師匠に怒られるかも知れませんが。)として、獣らしい軽やかさがどうしても足りない気がします。

さてさて。昨日観たイメージが残っているうちに、今日はそれをどの程度自らの身体でコピーできるか……。ちょっと、試してみたいと思います。

2013-10-17

おぼれかけた^^;

朝っぱらから、ちっとヴィロウな(尾籠な)話で、誠に恐縮なのですが。

イネ科の植物とハウスダストが僕のアレルゲンなのですよ。スギよりも、ヒノキよりも強いです。
稲刈りの季節は、やはり脱穀やら何やらで稲のホコリが舞うようで、ここ最近の僕の鼻は週末毎に不調を来します(なぜなら、週末は家に居るから。)

昨日は早く仕事がハネたので、家に帰り稽古をしておりますと、どうも洟がね。稽古用の面の下で垂れてこらるゝ……。
しかしまぁ、舞台上ではそんなもん、関係ありませんわな?
いかなる場合でも役は勤め上げなければならない訳です。
「これも一つのテストケースか…。」
と思い、続行することにしました。そう!鼻水を面の下で垂らしながら、演じてみたわけです^^;
いやぁ……ダメでした。粘性の鼻水が鼻腔や口腔周りを閉塞させましてね……。こら、イカン!!と急遽、面を外して洟をかんでね(゜∀゜;ノ)ノ

今度は、久しぶりに面を外して、稽古をしてみたわけです。
これはこれで、また新鮮でした。
なにしろ、視界が広い!自分の身体の位置ががよく分かる。そして、声のバランスもよく聞こえるし、呼吸も楽!!

今回は思いがけず、基本に立ち返って?型の再確認をすることが出来ました。
あと何回かは、面を着けずに稽古を試みてみたいと思います!!

2013-10-16

ちと、むさいものをお目にかけます……その後。

拙ブログ記事によると、今年5月23日に膝のでき物を切除し、6月6日に抜糸したのですが、今現在は、こんな感じになっています。
ちょっと皮膚の色が赤っぽいですが、腫瘤の再発もなく、痛みもありません。
→皮膚の変色も薄くなってきています。

やっぱりね、腫瘤を摘出しといてもらって良かったですよ。これが痛かったりしたら、不安要素を抱えて臨まなければならなかったですから。

…はい。良いところにお気が付きましたね。膝のところだけ毛が異常に剛毛なんですね(僕は全身、毛は濃くない方なんですが。)

おそらくは正座したり、片膝をついたり(右の方が濃い)するから……でしょうか?
かつて友人は、これを膝栗毛と命名しました。
この膝栗毛を見られるのが嫌でねぇ……。膝を出さないようにしてたときもありましたっけ(笑)

さて。今日は病院の方は半ドンにしています。帰って14日に使った装束を畳んで、稽古しましょう。

2013-10-15

昨日はありがとうございました。

昨日の平成25年度、善竹狂言会は、お陰様で無事に終了しました。ありがとうございました。

楽屋で、伯蔵主を演じる上でどんな工夫をしたかを伺っていますと、それぞれに何か対策を練っておられまして。とても参考になりました。
目下最大の懸案は……胴着ですな!!

河原太郎の装束を善竹隆平氏に着けていただいてると、「(徳讃会)お手伝い、伺いますよ!」と仰って下さり、その横では江戸善竹の十郎師が、「実は、ワシも行こ、思てんねや〜。」と^^;
その後、善竹隆司大兄にも、「手伝い行くから!」と……。

何ということでしょう。
お手伝いだけに来て下さるというお申し出。誠に有難いことです。そして、さらにグンとハードルが上がった気がするのは気のせいでしょうか?

とにかく、あと1ヶ月とちょっと。
良い釣狐を勤められるよう、精励したいと思います。

2013-10-12

まもなく善竹狂言会

えー……。(今日は大半が私的備忘録です。)
直近は10月14日、大阪能楽会館で善竹狂言会が開催されます。
僕は「河原太郎」の立頭ですね。
お装束の色あわせ(各家から装束を持ち寄る場合、色柄がなるべく重ならないように、事前に調整したりします。)、お申合せ時刻の件にてファックスをいただいたので、今日中には返信をし、装束を組んで、紋付やらとトランクに詰めましょう(旅行用トランクを使うことが多いです。)

(カレンダーを横目で睨みつつ…)
今月下旬にはお笛とのお申合せもあり、あと、税務署主催の税務に関する講習なんかもありますなぁ(^^;)
大阪に出たついでに粗供養の手配もしたいところですし、 そうそう、徳讃会の昼食も手配しなければ……。出演料の用意(記帳なんか)もしないとなぁ。病院の有給休暇の申請も勘案して……。

あぁっ!御披きの扇製作は、どの程度、進ちょくしてるのだろうか……。

次は……。
11月16日に学校狂言ですね。僕は「附子」の太郎冠者ですかね…。
そして…。
今年の大本命、11月24日に第5回「狂言を楽しむ 徳讃会」の釣狐があって。

その次は……おお!12月には東京行きですよ(笑)
ちょっと文化的なこともしたいしなぁ……。やはりはぢめてバスかいのぅ。(ちょっとぐらい、インセンティブがあってもよろしかろ?(*゚∀゚*))
それらの手配も……。

……うーむ。致命的ではない…が、何かを忘れてる気がする。。。
ま、段取りよく、こなしてくしかないですわな!!( ・∀・)



-`).。oO(ハッ!思い出した!!来 年 の カ レ ン ダ ー 買 っ て な い !!!orz


2013-10-11

自らの「強み」を調べる!?_③

ま、そんなんでね。昨日は大阪は梅田に行きまして、セミナーを受講してみたのです。

いろいろと為になるお話(ポジティブになれる?お話)を聞いたのですが、何が成果って、特筆すべきはこのブログのタイトルね。
釣狐、終わったらどーすんの!?
…と、ご心配される向きもあるでしょう。(え!?どーでもいい???僕は、実はちょっと心配でした ^^; )
ご安心召されぃ。ポスト・釣狐のブログタイトルも、決まりました(爆)
→今は特に秘します。

ちゃんと「“強み”を“集客”に活かす」という観点では間違ってないので、それにしたいと思います。

いや、ま、それでね。
とりあえず、僕が個人的に考えている方向性というのは、概ね外れてはいないだろうということが分かったので、一安心です。
今日は使いませんけど、ある tips も得られたので、ちょっとまた気が向いたら使ってみたいと思います。

2013-10-10

そういや、ライブって行ったことないんです……(;^_^A

舞台のエンターテイメント?に携わる身でありながら、実は音楽のライブって一度も行ったことがないんですよね。新旧洋邦、関係なく(;^_^A
まぁ、もっとも。クラシックのコンサートは何度か行ったことはありますけど……。

以前、ある日本のアーティストさん(僕でも名前は知ってる方で、CDも持ってたりします)のライブに行ってみーひんか?と友人に声をかけてもらったのですが、
その友人が、
「アリーナ席(?って何のこっちゃ、実はよぅ知りません)は、昔っからのコアなファンがやっぱり居てて、盛り上がってんねんけど、新しいファンは、古い曲ではイマイチみたいやねんなぁ……。」(←友人は、いわゆるコアなファンです。)
という、ライブの模様を観察した内容を言ってました。

それを聞いて、ふと……「そんな所に、僕が行っても楽しめるのだろうか?」というギモン(特に他意はなし。)が湧いたわけですね。
たぶん真意としては、僕みたいなにわかファン(?)みたいなのが行くより、ちゃんとそのアーティストの音楽が好きな人が行ったら良いんじゃないか。と思ったんかなぁ……(^^;)
コアなファン的には、新しいファンは…どうもねぇ。ってニュアンスも、何となく言外に感じましたし(笑)

で。
ふと思い当たったのが、我らが能楽界です。
もしかしたら僕の発想に近い、その最たる例が能や狂言の会だったりするんではないか……と。
たとえば、一昨日にはチケットを手渡しながら雑談してて、その方が仰るには、
「今まで一度も見たことなくて、能や狂言のファンでもないし、よく知らない。内容も難しそうだし、面白いか、楽しめるかどうかも判らない。」
「善竹さんに出会うことがなければ、一生、能や狂言を見に行こうとは思わなかっただろう。」
とのことでした。もしかしたら、コアなファン層に対して気後れしてるという事もあるのかもしれません。
その心情(不安感?)は、推して知るべしという感じでした。

僕個人的にはですね。うちの狂言は、万人が観てその全ての人が楽しめるか!?といえば、そうではないと思っています。芸風も好みが分かれることでしょう。(当たり前か ^^; )「狂言を楽しむ」と銘打ってはいますけど……(爆)
そこを踏まえて、敢えて申し上げますと、遠 慮 は ご 無 用 で 御 座 い ま す(笑)
徳讃会は、ビギナー対象を基本コンセプトとしています。まずは、はじめのとっかかりになればいいかなぁ……って思っています。

このブログを読んでしまった、あなた!!これも、何かのご縁で御座います(o´∀`o)
もし、気が向いたら「狂言を楽しむ 徳讃会」に足をお運び頂ければと思います。
直近では、今年の11月24日(日)14時から開催します。
大阪府は高槻市、山家のへんぴな場所ですが、チケットをお求めいただき、ご来臨頂ければ幸甚ですm(__)m

-`).。oO(また、販促しちゃったナ…。


2013-10-09

楽なんだけど……。

既述の通り、日曜日はなかなかにシンドイ展開でしたけど、昨日、自分で稽古した段にはは少し身軽な出で立ちであったためか、だいぶんと楽に感じました。
当日もこんな感じだったら良いのになぁ……。

ちょっと暗いですけど、昨日密林から届きました。
左の水筒(容量1L)に右上の粉末を溶かして飲みます。
右下の赤いのはゼリーです。バナナ2個分のカロリーがあるとか。

いずれも、身体に必須のアミノ酸などが含まれており、浸透圧も人体に最適化されている物(の、ようです。)
使い方としては、当日の昼食は炭水化物を主体に摂取し、装束を着け、初番の「寝音曲」の終盤辺りで右下のゼリーと、粉末を溶かしたドリンクを摂取し、その後に面を着けます。

中入りには、ドリンクを摂取し、水分の摂取とパフォーマンスの回復をはかる……というイメージですね。

2013-10-08

中入りの回復

日曜の稽古で、中盤から後半のスタミナ切れ対策が喫緊の課題と思われたので、エネルギーの効率的な運用と回復を重点に検討してみました。
→早速Amazonで検索し、発注をかけましたので、今日明日中には届くかと思われます。

師匠や、御家元の話を伺うと、先達らは釣狐の中入りの間に「生卵を2個飲んだ」(想像するだに、「うへぇ〜」ってなりますけど)そうです。
喉渇いて、カラッカラ!のところに、生卵……2個。無理無理無理無理……!!(-_-)
→師匠は、初世 忠一郎師が生卵を飲んでおられるのを実際に目撃したとか……。

両師とも「今は、もっとイイ栄養ドリンクもあるし、科学的根拠も無いだろうから、生卵なんてやめときなさい。」というお話でしたけども……(笑)
師曰く、「昔は、卵は希少な高級品で、滋養強壮効果のある物と信じられていたんとちゃうか?」とのこと。

うーん、スポーツ栄養学的にはどうなんでしょうね。胃腸に負担が掛かり、かえって「釣狐」の難行苦行度?(笑)が跳ね上がるんじゃないかと思ったりします。
僕なら、アミノ酸やクエン酸、カリウムなんかの電解質を含んだドリンクやゼリーを選択したいな。と、思います。
→当然に、当日の出演前には、糖質(炭水化物)を含んだ消化の良いものを食べておきたいですね。うどん、おにぎり、バナナとか。

通常20代後半で披くとされる釣狐です。アラフォーのオッサンが披くには、工夫が要るんですよね(笑)
次も、模擬実験的に稽古をしますので、工夫を試してみたいと思います。
-`).。oO(でもね、家の体重計は「身体年齢は27歳だぉ!」って言ってくれるんですよ(o_._)ノ彡☆

2013-10-07

おかげさまで。

おかげさまで第5回「狂言を楽しむ 徳讃会」のチケット、売れ行き好調です。
また今回は、企業様からのお問い合わせもあり、多数のお申込みがあった場合は、意外と早く売り切れとなる可能性もあります。(先着順にて60席までです。)

チケット御入り用の方は、ぜひお早めにお申込みを頂きますよう、お願い申し上げます。

ま、そんなんでね。ステマならぬ、大っぴらに宣伝です(笑)
よろしくお願い申し上げます。

2013-10-06

立ち稽古_⑧

今日は……もぅね。クタクタになりまいた(;^_^A

初めて装束に類する出立(稽古用のもの)をフル装備でやってみました。
中盤から後半、ホントに途中で投げ出して、幕の中に帰りたくなりましたよ(..;)
→職場に走って行く方が、まだ楽だよ(◎-◎;)

まぁ。何とか終わりまでは、倒れることなくたどり着けましたけどね、とてもひと様にご覧に入れられる感じではなかったなぁ……orz
→師匠曰く、本番(の装束)はこんなモンちゃうデ。との……。しかも、まだまだ獣らしさが感じられないと……(ふむ。生来の僕の品の良さが出てしまいましたか……。誰ですか?今笑った人は???)

あと。
今日初めて、母が我が家の釣狐を観たそうで。師匠の時は、僕を身籠もっていたために里へ帰っており、観られなかったのだそうで。
→師匠の披きの約1ヶ月後に僕が生まれています。

そんな母が、釣狐って何や面白いんやねぇ……。と感想を言うてました(笑)
まぁ、身びいきの感想としても、確かに演目自体は面白いと思います。
この演目の趣向を可能な限り引き出せるように、練り上げていきたいと思います。

そうそう。
ほぼ確信に近いんですけど、普段の僕を知る人ほど「えっ?このひと……、だれ!?」と、番組を二度見してしまうんじゃないかと……。(終始面を着けてますし)
後で、感想を聞かせてもらえるのを楽しみにしていますです(*´ェ`*)

2013-10-05

夜道を歩いてみる。(今日は新月)

先日、お家元のお家を伺った折にいただいた、いくつかのご助言の一つに
ぜひ、暗い夜道を歩いてみるといいね!!
と、いうものがありました。
伯蔵主に化けた狐は、日の暮れた後に夜陰に乗じて、猟師宅へ赴くわけですが、道中は夜道です。
実際に夜道がどのような雰囲気を持つものであるか、体験してみなさいという趣旨でした。

折しも。
今日は「新月」です。
月明かりもない……はずだったんですが、意外と街灯が煌々と明るいのですよね。これが文明なのですなぁ……。
しかも曇っていましたので、雲で市街地の光が拡散されるのか、ぼんやりと全体的に明るいのです。(写真は、帰り道に山の上から高槻市街の方を向いて撮ってみたものです。)

暗闇を求めて1時間ほど彷徨ってみましたが、本気で暗闇に行こうと思ったら、軽く登山(山越え)をせねばならぬので、これは断念しました(ある程度の装備が要ります)しかも、山を越えるためには谷に下らねばならず、谷へさしかかる細道がマジで怖かった!!

ま、そんなんでね。
暗闇ウォーキングをやってみましたよ。


2013-10-04

メンテナンス週間

この一週間ほど、どうも疲労の回復に遅れが出ていまして、胃痛や関節痛もぶり返していました(^^;)
→流行の、「秋バテ」?ってやつでしょうか。顔には吹き出物も出てくるしさ…。いや、歳ですか?(;´Д`)

愁訴を抱えながら稽古しても、あまり成果が上がらないのは体験的に分かっていましたので、今週は思い切ってトレーニングも腹筋運動とスクワット程度に抑えて、稽古も動画を見る程度にして、身体を休めました。

また、今日はお昼から古巣のマッサージ屋に赴きまして、身体をほぐしてもらう予定です(≧∀≦)

明日からはまた、徐々にハードな日々?に戻していく予定ですが、来週にはセミナーの受講も予定しているし、再来週には善竹狂言会も控えているので、体力を按分しながら稽古に努めて参りたいと思います。


2013-10-03

宗家の型

昨日は、奈良にてご静養中の大藏彌太郎師のもとを伺い、釣狐を披かせて頂く旨、御報告いたしました。
何万人かに一人という難病に罹られましたが、回復されています(まだ、完全ではないご様子ではありましたが。)思っていた以上にお元気にされていて、安心しました。

そして。
「お勉強」ということで、御長男の千太郎氏が釣狐を披かれた折の動画を拝見しました。
大蔵流宗家の型(身体の動き)は、僕にはないものでしたので、とても勉強になりました。また、宗家自ら病身を押して、口伝の型をも見せて下さいました。
その他にもいろいろと芸を深めるためのアドバイスをたくさん頂き、ありがたく思っています。(本当に皆さん、優しいんですよね……。)

頂いた言葉を糧に、少しでも深奥に近づくことが出来るよう、精進したいと思います。

2013-10-02

ごあいさつに行って参ります。

釣狐は「極重習」(ごくおもならい)と呼ばれるカテゴリーに分類される演目ですが、披きにあたって本日午後から急遽、家元にご挨拶に伺うことになりました。
一時は体調を崩しておられましたが、今は舞台にも復帰しておられます。
慣例に則り、習物料と酒肴料を用意致しました。

そして、夕刻は大阪市内にとって返して我が上司と会食と……。

今週は身体のメンテナンスにも行きたいし、能楽会館に寄りたい用事もあるし、段取りよく、こなしていきたいと思います。

2013-10-01

【お知らせ】本日より第5回徳讃会のチケット発売です。

 第5回「狂言を楽しむ徳讃会」
善竹玄三郎三回忌追善会

チケットは、本日10月1日より発売です。ネット販売は、こちらから承っております。
【一般券】4,000円
【学生券】3,000円  
学生券20歳未満で就学されている方が対象です。
※申し訳ありませんが、未就学児につきましては、御鑑賞をお断りしています。





  • 原則的に、当日券の取扱いはありません(前回の徳讃会は完売しました。)
  • 桟敷席(60席)となっています。座席に限りがありますので、お求めは、ぜひお早めにお願いします。
  • お支払は、クレジットカードまたは郵便振替からご選択いただくことが出来ます。(郵便振替はご入金が確認でき次第、発送いたします。)
  • 会場にはお客様の駐車場設備がございません。公共の交通機関(高槻市営バス)または、タクシーの御利用をお願い申し上げます。
  • 出演者のお一人、善竹忠亮氏のお計らいにて、一部の能楽堂にてチラシを配架していただけることになりました。御入り用の方は、ぜひ探してみて下さいd(^-^) 

うぅーむ。
いよいよやなぁ……(^^♪