土曜日
午前中は舞台の掃除と、僕の4月に出演分の稽古をつけてもらい、ひとまずしっかり科白を覚えておけとのことで終わりまして。(今週末の「特別鑑賞会」が終わりましたらば、5月の徳讃会の分も稽古を願うつもりです。)息子殿、ムスメのお稽古は午後から。昼食を終えたあたりであらかじめ予告しておきます。(ついでに、先に稽古するのは誰か?とか)
前回に引き続き、科白のお稽古です。
これだけ延々と、しつこくやっておりますと!(笑)
子らにもおおよその全体像も掴めてくるし、段々と慣れてくるようです、ムスメの滑舌も少しずつ良くなっているような気がします。
稽古場の外で聞いてる我が母なる者と妻なる者にも、あとで感想を聞いてみましたが、上手になってるね。という評価でした。
あとは、科白の調子(二字め上がりの三段起こし)をキープしながら、覚えていくことですね。以前にも書いたかも知れませんが、拙家では舞台上で台本を見ながら稽古。ということは許されませんで、台本に書かれた文言を一言一句違わず(てにをはも含め)覚えてしまうぐらいでないといけません。
昔は、我が師父なる人にイチイチ訂正されると、
-`).。oO(「が」が「は」になったところで、どない違うねん!?って、口には出しませんが(笑)心の中で、こっそり思うこともありましたけれども、おそらくはそれぐらい、「完璧に」覚え込んでしまうぐらい稽古しておけ。という意味合いを含んでいたのではないか!?
☞と、勝手に想像しておりますが……。
目下は息子殿とムスメと教えておりますが、息子殿は意外と?繊細です。悪く言えば小心者です。逆にムスメの方が素直で大胆ですね。幼さ故の勢い(怖いもの知らず?)みたいなのもあります。時々、独自のワールドに勝手にトリップしてしまうようで、稽古中にナゾの発言をするのも、ムスメの方です。
この辺が、巧くミックスしてもらえば、オモシロいかなぁ……と漠然と思っていますが。
最近は、ムスメの方もリアルの日常生活でも、
おぶたいの○○みたいやな〜という発言も少し見受けられ、舞台の科白を引用するようなこともあるので、実生活と演目の内容がリンクが形成されつつあるのですね。
拙家(当法人)が目指すところの大蔵流狂言とは、古今東西、老若男女問わずに通底する感性や普遍性に訴えられる狂言です。いやぁ、ムスメ。良いところに気付いたねぇ!d(^-^)
これ、来週の講演のネタに使えるにゃー!!って思いながら、ブログ書いてます(。-∀-) ニヒ♪
☞いや、逆にそういう演目しか古典として残ってないのかも知れませんが?
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