【お知らせ】
まず、第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」ですが、お陰様で残り13席(!)となりました(*^^)誠にありがとうございます。
チケットのお求めは、コチラにて承っております。皆様のお越しをお待ち申しております。
さて。
今日は朝9時から13時半頃まで「靭猿」と「茶壺」のお申合せでした(°□°;)先述の通り、江戸善竹の大二郎氏、神戸からは忠亮氏の両氏が前日の11日より泊まりがけでお越し下さいました。お二人ともお忙しい中、足を運んでいただき、本当に有り難いことです。
それにしても。
いやぁ……ガッツリとやりましたねぇ。オトナ陣はへとへとです(笑)(息子は朝から幼稚園に行きましたので、途中参加でした。)
まずは当法人から書物(台本)を両氏に提供して、言葉や進行の確認をし、
その後、小猿を除いた大名・太郎冠者・猿曳・後見の4者で稽古をし、
小猿が幼稚園から帰ってこないので茶壺の稽古をして、
一時は、疲労のあまり?(笑)
「もう、小猿のほうはエエか……?」という流れになりかけたのを、ぜひ人が揃っている時に、昼から「助吟」に合わせて跳ぶ稽古※だけでもお願いしたい……。と申し出たところ、小猿も交えてもう一度やることになり、昼食も摂らずに第2回目の申合せに突入……。(※後述しますが、実は「助吟」は厳密には徳讃会とは関係ないところです^^; )
舞台上で小猿に烏帽子を着けたり、でんちを着せたりする際の反省点も見つかり(烏帽子が途中でズレてきてしまいました。☜不細工な失敗です。)、実際の流れの中で手順を再確認することも大切なように思いました。
ところで。
実は「靭猿」には、“替装束”という特殊演出があります。替装束の場合、大まかな違いとしては、大名の出立が替わるのと、猿曳の謡に「助吟」という地謡が付くことです。この助吟の迫力に小猿が萎縮して、うまく跳べなくなってしまうことがあるそうなのです。
えー。なぜ、助吟を交えた稽古が必要なのか!?ですか?
はい。そうです。
東京の善竹狂言会では、この「替装束」の小書付きになります。
第6回徳讃会では、オール善竹の「本型」での靭猿を、東京の善竹狂言会でもオール善竹の「替装束」での靭猿をご覧いただくことができます。
もしご都合が付くようでしたら、ぜひ替装束の靭猿もどうぞご覧下さい!!
(大二郎氏から聞くところでは、助吟、後見も善竹一党で固めるとの由。)
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