2014-02-14

入門希望者がお見えになりました。

昨晩、Facebookを通じてお問い合わせ頂いた方が、当法人の善竹能舞台を見学にお越しになりました。
いろいろお話を伺っておりますと、非常に熱心で真面目な方との印象を受けました。

当法人の主宰する「趣味の大蔵流狂言教室 高和会」では、初心者の方でも気軽におけいこを始めて頂けるように、
  1. お手軽小舞コース(月2回)¥4,000.-/月
  2. 小舞コース(毎週1回)¥8,000.-/月
  3. 総合コース(小舞からさらに進んだ内容)¥10,000.-/月
の3コース御用意しています。
まずは、お手軽に…と、オススメしたのですが「来週より、ぜひ毎週伺いたい」とのことで、その熱い心に痛く感じ入りました。
(ちなみに、いずれのコースでも、まずは基礎を培うために小舞からスタートします。)

祖父 玄三郎の存命中、弟子を迎えるにあたっての作法について聞いた事があります。
束脩(そくしゅう)」なんかもそうですし、必ず信用のおける人物からの紹介である事が前提である。ということでした。
例えば、弟子が謝金などを納めない場合は紹介者が負担しますし、何か不祥事を起こした場合は、師匠が破門するのではなく、紹介者が自主的に辞すことを勧告したとか…。

当世にあっては、そのような慣習も廃れていますし、広く大蔵流狂言の門戸を開く意味を考えると、「それって、どうなん?」と実は心の中で思いながら、聞いていた覚えがあります(笑)

しかしながら、全く身元不詳の方に、軽々に当家の芸を伝える事もできません(祖父曰く、「狂言とは紳士淑女の嗜みである」とのこと)ので、この度は履歴書をご提出いただいた次第です。

さて。
来週から、高和会再始動ですね。
うん、また発表会なんかも考えていきたいですね!(笑)

そうそう最後に!
「趣味の大蔵流狂言 高和会」、「大蔵流こども狂言教室 狂言塾」では、入門者を随時募集中です!どうぞお気軽にお問い合わせ下さい!!(≧∀≦)


※註:「高和会」の名称の由来
「高和会(こうわかい)」は、曾祖父の彌五郎翁が主宰した「和合会(わごうかい)」の「和」と、高槻の「高」をとり、彌五郎翁が命名したものです。また、高和会発祥のころから奈良県(大和)御出身の社中が多く在籍されたことから、「高槻」と「大和」の「高」と「和」を併せ持つ名称でもあります。

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