いやぁ、暑かったですね。久しぶりに汗が出ました(イヤな汗ではなく。)
第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は無事に終了しました。お越しいただいた皆々様、ありがとうございました!!
今回はまた、御遠路をはるばるお越しいただいた方が多数あり、篤く御礼を申し上げます。
初めの『善竹彌五郎翁の声』という内容が、割とアカデミックな方向(難しい内容)になるであろう事を想定していました(研究者ならではの視点で、それをお願いしていました)ので、狂言の方は“特に解説が無くても楽しめる”演目を中心に選びました。
ですので、ごくシンプルに、笑って楽しめる内容だったと思います。
何でもないような番組のようですが、実は狂言会を催す上でのセオリーを踏襲しながら、解説と演目、演者のバランス、人員配置というものに腐心しているのであります(`・ω・´)キリッ
善竹忠亮氏の解説も、笑いも誘いながらも上手くまとめて下さいましたし、非常に解りやすかったのではないかと思います。僕も彼を抜てきした甲斐があったというものです(笑)
☞ただ、時間の都合で彌五郎翁の実際の声を聞いていただけなかったのはとても惜しかったですね。
「以呂波」は僕は見ている余裕がなかったですが、上手く出来たみたいですね。実は、幕揚げは妻と僕(「棒縛」の次郎冠者の装束を着けたままでね 笑)が担当していました。
☞幕揚げは手が足りなければ、我が家の女共は幕を揚げねばなりません(当然、色々な失敗談の笑い話も残っていますが……)
神妙に幕を出て行く息子殿の後頭部が、既に僕は面白かったです。
見所(けんしょ)も初めは緊張があったようですが、徐々に息子殿の渾身の演技(?)でほぐれてきたようでした。
「棒縛」と「柿山伏」は“安定”の徳一郎と“爆発力”の大二郎という感想をいただき、僕はそれが特に印象に残りましたが(忠亮氏には解説でご活躍いただいたので、軽い役でした^^; )なるほど、そういう御評価をいただけるとは……(笑)
いやいや、ありがとうございます!バランスもちょうど良いのではないでしょうか?狂言は相手方があってこそのものですから。
さてさて。次の舞台は大二郎氏の兄、富太郎氏主催の狂言会(SORORI)のため、東京へ参ります。そして、上旬には岐阜県の養老町まで学校狂言に(よろしくおねがいします!)
そして、下旬23日には歳末助け合い協賛能(まだ、サイトの用意ができておらず申し訳ないです)と……。
今回の徳讃会も、何件かチケットのお申し込みをお断りし、大変申し訳なかったのですが、
来年は善竹能舞台創建50周年、また私ども法人設立5周年のメモリアルイヤー!!
(またしても!メモリアル。 笑 ※ちなみに、僕は生誕40周年?です。 爆)
50周年と5周年、40歳になるのは別に狙ったわけではないのですが、何かスペシャルなことやりたいですね。
来年の5月17日、第8回「狂言を楽しむ 徳讃会」は演目なども含め決定しておりますが、こう御期待!!というところでしょうか。
……そして、第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」もそろそろとプロジェクトが始動しましたよぅ!!(来年も僕にとっては濃厚な!?一年になりそうです。)
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