2014-11-04

お稽古_㉓ 再開。そして、お稽古_㉔(補習)は発声のみ。

1日、土曜日。

息子殿の咳嗽や喀痰はだいぶんとマシになってきたので、稽古をすることになりました。

今回も着物を着け、その感覚を掴んでもらうことと、じぃじは長袴を着用。
そう。クライマックスの型に備えてのことです(内容は、当日をお楽しみに^^; )

まだ、何となく元気がない感じでしたけれども(後半の方になってくると、声が沈んでくる?)病み上がりと言うことで、二つ三つの注意点を聞いて、あとはとーちゃんとの稽古でさらに詰めていくことにしました。(1回で割とさらりと終わりました。)

次回土曜日は、近所にお住まいの母方のばぁばもお出ましになって、装束を着けて申合せ(もうしあわせ:リハーサル)という運びになっています。
さてさて……僕はうまく、装束付けができるでしょうか^^;

2日、日曜日。

この日は、神戸の湊川神社(神能殿)に。
善竹の長兄、忠一郎家のご兄弟が主催される善竹兄弟会へ馳せ参じました。

湊川神社……、超久しぶり!そして、近っ!!!
もっと遠かったイメージでしたが、高槻からは新快速で一本ですし、神戸駅からも歩いてすぐ。

今回は「能掛りの狂言」をテーマに、蛸(古式)と髭櫓を選曲されたとの由。
お陰様で、無事に勤めることが出来ました。ありがとうございました(*´∀`*)
いよいよ、徳讃会も間近に迫り、これから専念することが出来ますね(笑)

さて。帰りには。

一時、店を畳んでおられたらしい、瓦せんべいのお店(菊水総本店)へ。
随分昔に父と出勤した折も帰りにこれをお土産にしたように思いましたので、こちらを家苞に(≧∀≦)/
……思った通りの味でした(笑)
☞美味しく頂戴しましたよ!?

帰りまして。

先週より体調が優れず、酒を控えていましたが、久しぶりにビールなぞを飲み、半ば酔っ払いながら徳讃会の装束組をリストアップ。

ごく個人的なことなのですが、やみくもに装束を組むより、あらかじめこうしたメモを作って頭を整理してから(酔っ払ってるやん!というツッコミはナシの方向で。 笑)装束を組みますと、遺漏なく効率的に蔵の箪笥から出してくることが出来るのです。

それに、早めに装束の段取りをしておかないと、普段使いの座卓などを蔵に搬入・収納できませんので、いつも早い時期に決めていきます。
まぁ、殴り書きなのは、どうぞ御寛恕下さい。

また、いずれかの折にブログのネタにするかも知れませんが、役柄に応じた装束の柄模様というのが決まっています。
「縞」って書いてるのが、「召使い格」に用いる「小格子着付」の略称です。「段」(1寸段、3寸段、5寸段、江戸段なんかがあります。)というのは、「主人格」の役柄。「肩」というのは「肩衣」……。あとは、色目が決まってるものはそれを書いてます。腰明きというのは…前に書きましたっけ?「紋腰」というのは、紋の描かれた腰帯(cf.無地腰帯)のことです。これも役柄のに応じて選びます。
加えて、強い色目と弱い色目というのもあって、シテなどには強い色目(たとえば、かちん)を用います。

そうそう、小さ刀の「位」もありますね。
いろいろな約束事に従ってですね、装束は組んでいきます。相手方の色目と重ならないように、また前回までの徳讃会で使っている装束はなるべく使わないように……とか。
棒縛はいろいろと小道具もありますなぁ。そして山伏は、身に付けるものが多い(゜o゜;

【※註:これらは、あくまでも当家(法人)の口伝に基づく方針です。毎回の徳讃会でも必ずしもそうであるとは限りません。その会の趣向、その時々の演出、演目の並びなども考慮していきます。一義的に善し悪しを判別・論評される基準には該当しませんので、口幅ったいですがその点は誤解のなきよう、十分にお含み置きください。】

ま、そんなわけでね。
こんな感じに組み上がりましたとさ。
奥から、棒縛、以呂波、柿山伏の並びになってます。
これを(写真には写っていませんが、)ここ、鏡の間に備え付けの装束棚に並べて置いてます。

さてさて。
実際に装束を着けたときの感じは、御越しになった方のみのお楽しみですネ('-'*)

なんだかんだ、9時半頃から12時近くまで蔵に籠もってましたでしょうか。(むろん、我が師と2人で組んでおりますよ?)


そして。

月曜恒例の、とーちゃんとの稽古(補習)は、舞台の上がこんな有様(笑)なので、脇正面に座して、発声のみの稽古となりました。

やっぱり最後の方、元気がなくなるのよねぇ……。
おれ!めっちゃがんばってる!!
そうなんですが……。(どうも恥ずかしいみたいですね^^; )

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