2017-10-24

【無事】第13回「狂言を楽しむ 徳讃会」ありがとうございました!!【終了】☆☆☆☆

今回は、徳讃会始まって以来初めての雨模様。しかも超大型台風が襲来するタイミングと重なり、いろいろと思い出深い回となりました。
また、悪天候の中を押してお越しいただいたお客様には、篤く御礼申し上げます。直前には、誰もお見えにならなかったらどうしよう!?ってスゴく焦っていましたが……。

改めまして、こんにちは。
気圧がグンと下がる天候のせいだったのか、歳のせいなのか、会の前は四六時中、背中〜腰下肢の愁訴に悩まされていて、鼻血も出たりしてた(!)のが、すっかり消えて無くなってしまい、実に清々しく軽やかな気持ちの善竹徳一郎です。
おそらく“肩の荷が下りる”とは、こういうことを言うのだろう。とリアルに感じてしまうこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、超大型台風がやって来るとのことで、雨天時のノウハウがない徳讃会スタッフは、まずそこから対策がスタートしました。

いつもは、チケットもぎりの受付テントブースを設営するのですが、それを今回はやりませんでした。

……と、なると、門の外から見たときに「徳讃会会場」(入り口)へのアプローチが分からないと問題です。アプローチの案内板の設置などを行いました。

この看板もいつもはもう少し奥に立てるのですが、コンクリートの支柱に上下、パラコードで吹飛ばされないように結びつけました。
極重習の「釣狐」、「花子」を披いた時と同じような体制で臨んでおります。

昼食は、他のスタッフと同じような弁当(肉や野菜のおかずあり)を避け、消化吸収の良い赤飯(炭水化物の塊)を少々。
☞腹八分目ならぬ、七分目ぐらい。

そして……
解説は今回は大二郎氏にお願いしていたので、解説の終盤の頃にまず、左のパック(ゼリーです。)1個を。
初番の「皹」を演じている間に、エネルギーに変換されていく予定です。

いつも解説しているのは僕なので、幕の内で出番を待ちながら。新鮮な気持ちで聞いていました。

僕は、浅葱の毘沙門亀甲の狂言上下ですね。定番の組み合わせ。

息子殿もだいぶ大きくなってきました。この袴も今回で終わりかな?
着付も……次は違うヤツになるかも。(次は、息子殿大活躍!?の演目です。)
なんとか無事に、勤め果せました。
鼻取相撲、少し抑え気味で名取川に余力を残したかったのですが、まぁ、分かってたけど、無理でしたわ(;^_^A

同年代の力量に合わせて行くには、そういう打算はアカンな。って改めて思いましたデス。

鼻取相撲が約45分、名取川が約30分、休憩がありますが、その間はほぼ次の装束の着替えに費やしてますので……。
もし、名取川を再演することがあったら、今度は、名取川だけにしたいです。

休憩の合間のタイミングを見計らって、エネルギーチャージ2本目。やっぱり、ガス欠してはいけませんから(;^_^A
燃え尽きたぜ…真っ白にな……。之図
この後、ビールの燃料が投下されます!

虫尽し子方用肩衣(背中)
さて!翌23日は、祖母なる人の命日でもありまして。
こちら、祖母ツル作の子方用の肩衣になります。仕立てから絵付けまで全て、祖母の手によるものです。

拙家は、祖父が舞台を建てたこと、祖母が装束を縫える人だったこと、祖父さんのセンス(意匠)を祖母さんが形にできる人だったことが、一つ幸運なことだったのではないかと思います。
虫尽し子方用肩衣(前)
前の方には、ナナホシテントウとルリボシカミキリを配っています。

ま、舞台と客席が近いですので、こういう意匠も楽しんで頂けるのが徳讃会なのです(。-∀-) ニヒ
祖母の銘が入っております。31年前!?

ところで今回は追善会という事ですので、出演者・スタッフにはささやかですが、粗品を(;^_^A

名取川の御披きでもないんですが(笑)
はい、キタコレ。
印傳の印鑑入れですね。

毘沙門亀甲です。
上の装束でも御覧いただけます。
土にめり込んでましたよ。





23日の午前5時ごろです。
ホントは大二郎氏、22日の当日中にお帰りになる予定だったのですが……。

テーブルやイスが、風で倒されてました。

例によって例の如く、電車がきっと止まるだろう!!とみんなで止めまして。

朝5時ごろに出れば、何とか23日朝の申合せに間に合いそう!!って事で、駅までお送りした次第です。

次回の第14回「狂言を楽しむ 徳讃会」は、5月20日(日)です!!
スケジュール帳に今すぐ記録しましょう!!(≧∀≦)/





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