まずはお知らせ!!
おおよそ、半分ぐらいまでお席が埋まったようですが……まだまだ、余裕あります!!ぜひぜひ、10月22日(日)の第13回「狂言を楽しむ 徳讃会」どうぞよろしくお願い申し上げます。
当法人の善竹能舞台は、舞台の高さがおおよそ、“床の間”の高さ。最前列から舞台までの距離は1mもありません。なので、ほぼほぼ全席からよく観られるとは思うのです。かつて、“演者の関節の鳴る音さえも聞こえる距離ww”と評してくれた友人もおりましたが、それぐらい近接したところから、ド迫力!?の狂言を御覧いただけます。ぜひ、この機会に足をお運びいただければ幸いです。
さて、そう言えば。9月26日は故玄三郎翁の命日です。
先日、そのジイ様がコスプレ?してる写真が出てきたそうで。妹がメールに画像添付して送ってくれたんです。なんだろう……そうさな。我が家に伝わる“残念なDNA”?のルーツがちょっと分かった気がしました。
☞変わった人やとは思ってたけど、やっぱ、ちょっと変やってんデ……(笑)
☞Instagramで観られます……が、あえてリンクはしません(笑)
土曜日(祝日)
さて。祝日と言えども、通常稼動です。
いつも通りに舞台を掃除しましてね。より実戦的な感じで舞台の稽古を付けてもらうわけです(型を単にトレースする段階は終わって?)
いやはや、狂言「名取川」の出家の人物像というものに思いを致してみるのですが、ちょっとエキセントリックに過ぎませんか!?で、自らの言動に耽溺?してしまうような(--;)
いったいどんな、社会生活を送れるのだろうか……^^;
やっぱり、地元ではちょっと生き辛かったりするんだろうか……^^;
そんな事を考えながら、非常に面白い狂言だなぁ……と改めて思う訳で。
いやま。いつも汗だくなるんですけどね(+_+)
稽古用の笠が、思いのほか重いのです。
そして、息子殿。
よく考えたら、この演目は息子殿が僕の死角に入ってる時間が割と長いんですよね。その型は僕が居ないと成立しないので、その間に息子殿がどんな格好をしているのか、正しくできているのか、見て指導ができません(;・∀・)
こら、やはり撮影してみなければなりませんね。
この太郎冠者も、恐らくは賢いんでしょうね。
機転が利くタイプの太郎冠者。主人から嘘を見透かされてお仕置きを受けるのか、あるいはホントにそうだったのか……。
日曜日
そして。「鼻取相撲」の御道具の準備ね。
土器(かわらけ)が2枚ありますが、上の方は見本です。今回使う予定のものです。
下の方は、僕が練習するため
(ノウハウを実践してみるため)のものですから、ややB級という感じです。
右の白い細いのは、元結
(もっとい)
もう、御存じですね。業平餅の稚児とか、膏藥煉の膏薬とかでも使いました。
ところで、こちらは御存じ!?
iOS11になったらば、真下の写真を撮ろうとすると、十字の照準が出てきます。
ピタッと合うと、きっと水平なんでしょうね!!(十字の色が変わります)
初め、ポンコツな目のせいで、十字が二重に見えてるのかなぁ……と思ってたんですが、違いました。
☞いや、こんな十字そもそもあったっけ!?って確認したのよ。
僕みたいなのには重宝です。
今後僕がやりたい仕事にも、きっと役立つ!?
シェラカップです。
お水に浸してます。
素焼きの土器なので、ぷくぷくと小さな泡が出てきます。
シェラカップはスノーピークです。
200ccの目盛り線が入ってて、カップスープとか作るとき、割と便利です(≧∀≦)/
さて、これから穴を開けていきます……が。
この精密ドリル?900円ですた。
頑張れば、柔らかい金属なら穴を穿てるそうです。(10本、ドリルが付いてます。)
見本の土器を参考に、縁からどの程度の位置に穴が開いているかを測ってみます。
穴を穿ちたい場所にマジックで目印を付けて、いざ!!
ザリザリと穴を開けていきます。
割と簡単に穴も開きます。
もうちょっと苦労するかと思うたんですが……。
気を付けたいのは、貫通する瞬間です。ドリルを押し込む力が穴の周りの薄くなった裏側の土器を剥がしてしまうみたいです。
御覧の通り、右下の穴は、貫通箇所の裏側が剥落しています。
ストローをスポイト代わりにして、ザリザリ穴を開けているところに、水を滴下しながら行うと、裏側が剥落することなく、貫通しました。
☞はて……誰トク情報なんだろう…か!?
さて!この御道具は、どんな使い方をするんでしょうか!?
上記の「皹」、「名取川」、「鼻取相撲」!
気になる方は、ネット検索する前に第13回「狂言を楽しむ 徳讃会」にゴー!!だ!!!