2017-09-01

お稽古_③ 小稽古:静かだな^^;  ☆☆☆★

ムスメが以呂波を終えたので、今はムスメのお稽古日は週末の「狂言塾」だけです。
うむ。ムスメがいないと、実に静かでスムーズやな^^;
息子殿もだいたいやる事は分かっているので、サッと初めてサッと終わる感じですかね。

今はせっせと「皹」の科白を覚えてはります。まぁだいたい、6〜7割方はすでに覚えている感じでしょうか。ときどき、変なイントネーションが混じるので、そこは随時修正を加えていきます。
意外とこの方は、声が低いのです。そのためか高音域の音を外しがちです。インプットはできてても、アウトプットで上手くコントロールできていない感じです。その辺は自分の耳でフィードバックしながら修正しないといけないんですけどね。まだまだですな。

いずれにせよ、立ち稽古はもう少ししてからですかねぇ。

僕の方は、今回も3演目出演です。息子殿との「皹」以外の2演目が、割となボリュームです。善竹忠亮氏をシテに、太郎冠者は僕、善竹大二郎氏が取り手です(さぁ!演目は何でしょうか!?)
この度の僕の役は、他の2人の役柄の話す内容を逐語的に繰り返す科白が多いのですが、その反復故の冗長で退屈な感じに陥らぬよう、的確に伝えられたら……と思うのです。(拙家の方針では省略することもないので。)

繰り返すことは決して無駄なことではなくて、きっとそういう、演出上の要求があったのだと僕個人的には理解をしています。
例えば、観ている観客も、どういうやり取りが行われているのか、同じ内容が繰り返されることで「ああ!ナルホド。」と感じることもあると思います。

実際、登場人物による、ストーリーの要約のような「結局、同じ事を言うてるだけやん!」という感じの科白も多々ありますので、そもそも観客の理解を助ける仕掛け(演出)というのは、既に成されているわけです。
その辺りの概念を、折を見て息子殿にもきちんと伝えておきたいと思う点です。

ただ僕一人だけが、串刺検索のように、全演目、一括して横断的にコミットしておりますが、今回の登場人物には意外と「遠国」の出身者が多いです(笑)
いやぁ……川にハマるの被ったなぁ。って思ってたら、割と遠国出身者も多いって^^;
☞セオリー的には避ける傾向があるんですが……。仕方ない、人員の配置を踏まえ、これらがベスト!と思ったんだもの!!(マジ、自信の布陣!)

さ。何となく今回は「皹」以外のもう一曲に触れてみたわけですが、10/22の第13回「狂言を楽しむ 徳讃会」みんな、来てね!!
チラシは校了して、今は印刷中でーす!!d(^-^)



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