今回、息子殿が太郎冠者(シテ)を勤める、狂言「皹(あかがり)」は、いわゆる「あかぎれ」をテーマにした狂言なんですけれども、近年の家屋は暖房機器も完備されてますし、温かく機密性を保ち、踵に塗り込む保湿クリームなどもありますので、もしかするとあまり身近な病状ではないのかも知れません。
僕自身も入浴後にきちんとケアするようになってからは、踵の皮膚がピシッとひび割れて痛む……ということはなくなりました(笑)
とは言っても、フェイスクリーム兼ボディークリーム的な保湿液を顔に塗ったついでに、踵に塗り込んでるだけです……が、よく踵に塗り込んでしまってから、その後に顔を塗ってしまいます(;^_^A
☞ま、自分の身体なんで、あんまり気にしないことにしてますけど。
調べてみると、「あ-かがり」と分けられるみたいですね。“あ”が「足」の意で、“かがり”は「ヒビが切れる」ことを意味する「かかる」の連用形。という説明が【大辞泉】電子版に載ってました。
「皹」という漢字自体にも「ひび」という読み方もありますね。
当時の日本の家屋事情や気候、暖房設備、履き物事情などを想像すると、ある意味、卑近な病状?だったのかなぁ。
そんな「皹」を歌(五七五七七)に詠む!という高尚な展開!!というのがミソなんですね(笑)……たぶん(;^_^A
掛詞(かけことば)がね、分かんないと……「あー。アレとコレが掛かってんのかね?」というのが分かるとニヤリとする笑いが出てくるんじゃないでしょうか。
あー。でも、これ書いちゃうと……ネタバレだね。
終わってから、拙ブログかフェイスブックでなぞ解き?やりましょう(≧∀≦)/
プレ解説じゃなくて、ポスト解説d(^-^)
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