幼いムスメ
漢字は元よりひらがなもテキトーな訳です。もちろん狂言の書物(台本)を読んだりできない事は、容易に御想像いただけると思います。
なので…。何度も言うようですが、ホントに地道なオウム返しの発声(口写し:師匠の語調を耳で聴いてそっくりそのまま言う)を延々と繰り返すことが、遠回りのようで実は近道なのです。
ムスメの役:今回は太郎冠者の科白を繰り返す訳ですが、もちろん、主人の科白も僕が言うわけです。それでないと、ムスメには相手の科白も分かりませんし、演目の流れを掴めませんから。
☞ひとまず丸覚えしてもらうぐらいのつもりです。
①主人の科白と、②⇔③のやり取りは、1つのセンテンスを一気にできれば良いのですが、まだその段階ではなく、幾つかの文節に分けて、二字目上がりの三段起こしを踏襲するように繋げながら、科白を繰り返し言わせるわけです。
↓
②それを受けた太郎冠者の科白(僕)
↓
③ムスメの反復発声
↓
④(③に問題があれば、やり直し。②に戻る)
木曜日は1つのセンテンスを文節に分けつつも、前回よりは少し長めに区切ってみたんですが、長い文節になると
「ン?」と、聞き返してきます。
つまり、初めの方は忘れてしまうんですね(--;)
いやー。もうちょっと、出来つつあるかと思っていましたが、誤算でした。なので、短めの文節に区切るのですが、二字目上がりの三段起こしを崩さぬ程度になるべくいつもと違うところで区切るようにします。
それでも解らないと、また「ン?」と……。
仕方ないとは言え、お陰で僕が繰り返し繰り返し、発声練習してるような気分になりました(;^_^A
まだまだこの人は時間かかりそうです。
繰り返しがある分、通常の演目の長さより、1.73倍(体感的に)は時間かかるわけですねぇ。
早く、サラリと終えられるようになって欲しいです(--;)
息子殿
最近、目端が利くようになってきた息子殿。引き続きのお稽古です。まぁね、彼程になれば、もう楽……は、させてくれないのね!?
少し長めに区切ってみましたが、まぁだ、上手い事できないみたいですな。この方ももう少し時間が掛かる……と。
で…ワタクシ。
それから、自分の稽古に掛かるわけですが……いや、この辺になると喉がシンドイよね。いや、修行が足りん!!とか言われるのかも知れませんけども(--;) 僕的には、ここで喉を嗄らすのは嫌ですので(;^_^A早いところ、我が子達が自分のパートの科白を覚えてくれる事!これが、取りも直さず僕が我が課題に十分に時間を掛けられるようになる近道!?なので、一生懸命教えていきたいと思います!!
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