2018-04-02

お稽古_⑳ 中稽古と装束あわせと ☆☆☆★

土曜日

都合により僕の稽古が取りやめになってしまいまして(;^_^A 
急きょ、息子殿の狂言「重喜」の装束を合わせてみることになりました。

子方用の装束のみが入った柳行李を蔵から鏡の間に搬出してきまして、まずは頭から。子方用ってそんなに需要がないので、数がないのですよね。
  • 角頭巾(すみずきん):おっとその前に、下頭巾。頭巾全般は特に事情がない限りは直接に被らずに、まずは頭を覆う頭巾を被ります……が、そのサイズ。いや、ま。息子殿意外と鉢がデカいんで、僕用でも良いんですが……やはりまだ大きいか。ふむ。前に業平餅(稚児)で鬘を着けた折に作ってもらった奴で、お!いけたねぇ。よし、コレで。角頭巾は……子方用の、あまりサイズ展開がないので、もし何ならオトナの小さめをアジャストする感じ?いや、ちょうどいいのがありました。それでOK
  • 着付:ふむ。僕が重喜をやった時のん(茶と萌黄の腰明)は……ややや!?まだ大きいかの(゜∀゜;ノ)ノとなると……ふーむ従前の浅葱の「腰明」かぁ。となると、浅葱の袴使えんぞな。寸法は大丈夫かしらん。おお!何とかいけたねぇ。着付は少しだけ肩上げしますかね。
  • 狂言袴:十徳が“かちん”やし、着付けが浅葱やから、茶か萌黄だけど、茶は合うサイズがないので、萌黄一択で。コレが一番の僕の心配でしたが、何とか身体が追い付いてきた感じです。
  • 十徳(じっとく):なんだっけ。玄ジイ様が言うてましたけど、後ろから見ると羽織の“如く”、前から見ると甚平の“如く”“ごとく(五徳)+ごとく(五徳)で「十徳」みたいな。これは、かちんのが一つしかありません(;^_^A これでケテーイ!ちょっと大きいので、これは肩上げ必須ですな。
  • 無地腰帯(むじこしおび):御新発意(小僧さん)なので、これまでの紋腰帯が使えません。ちょっと大きい感じがしないでもないですが……。ちょうどいい色目のがあったので、そいつでいきますか!!
  • 剃刀(かみそり):見付けてあります。稽古用もあるでよ。
子方用の装束はいろいろアジャストが必須になってきますので、あらかじめ余裕を持って取り掛からないと、裏方も変に忙しい思いをしないといけないので……(^^ゞ

……これで、ひとまず出来たのかな!?

そうそう、あと特殊なんといえば、住持の冠ね!!あの頭に被るズドーンとした、エイリアンの頭みたいなやつ(失礼多謝!!だって、名前知らないんだもの。)
あのイメージの冠は、蔵のどこぞで見たよな?というのは、だいたい判ってますけども……あれも出しておこう。師父なる者も、「あれ、何て言うんやろな。」とのこと。それぐらい、レアアイテムですww
急にダメとなっても替えが効かないので。

ほう、ほう、ほう。となると、住持の角頭巾も自ずと決まりますなぁ……。
ほい。出てきました(実物は、当日のお楽しみに!)ほほー。萌黄と茶とありますかね。名称は「水冠(すいかん)」というのだそうです。祖父なる人が外箱に書いていました。
エイリアンの頭じゃなくて、水冠です。
☞重ねての御無礼、たいへん申し訳なくm(__)m 

あらかじめ、探し出しておくべき御道具もほぼ出てきました。使えることも分かりましたので一安心。

はい、そんな訳でお知らせです!!

5月20日(日)14時〜開催

ただいま、チケット絶賛発売中です!!

日曜日

息子殿は、段々と型もこなれてきたような感じです。
ちょっと余裕も出てきましたかな?ぜひ、この調子で参りましょう。
4月の中頃には、じぃじとの合わせ稽古(大稽古)も始まる予定です。気合い入れて参りましょう!!



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