2014-07-31

【おしらせ】第58回大阪薪能前売券、当法人での取り扱い残数は4枚です!

私ども法人に割り当てられている前売券も残り4枚となりました。公式ウェブサイトでのお申し込み/購入の受付は、発送に要する時間等を勘案して、1週間前には締め切らせていただく所存ですので、
くっそ暑いの中、チケットを買いに出かけるの面倒だな(´。`)
って方はぜひ、お早めにどうぞ(笑)
普通郵便でしたら、送料サービスしてます。
→もちろん、確実にお届けするためには簡易書留郵便¥310のご利用を推奨しています。

また私ども法人ではSQUAREを導入していますので、クレジットカードでの店頭決済(あるいは手渡し時の決済)にも対応しています……が。
平日昼間は残念ながらiPadを扱える者が、ただ今夏休み中でいませんので、できれば週末にお願いします。済みません(;^_^A

今日で7月も最後です。
今後も熱暑が続くようです。
大阪薪能にお越しの際は、ぜひとも十分な熱中症対策のほどを(;^_^A
口渇を感じる前に、こまめに水分を取る事がポイントだったりします。(おそらく運営サイドからも注意喚起が為されるかと思います。未確認ですが、確か境内にも自動販売機はあります。)
また、虫除けなどをお持ちになると良いかも知れません。(お客様情報)

以上、取り急ぎお知らせでした。

2014-07-28

次なるお稽古は……。

先日、学生時代の友人と話していますと、
「人に教える事で、その内容が定着する」
「お狂言とは、ようできてますなぁ!」
という趣旨の内容が話題となりました。
リンク先を御覧いただくとわかると思うのですが、単に座学で読み書き、聞いている程度では定着率がそれほど高くない。しかし、ピラミッドの底辺あたりの、他の誰かに教えるレベルでは90%近い定着率となるそうです。

確かに、4歳児相手に型を見せる目から覚えさせる言葉・音?を聞かせる耳から覚えさせる)をするには、どのようなアプローチが良いのか、確かに教授者側が知恵を絞らなければなりません。もちろん、体罰はナシです。(当たり前ですが。)
また、うんざりするぐらい「どうして?」という質問が出てきますから(4歳児ゆえに?)それに対する直感的に分かりやすい回答(あるいは粋な?返答)をできるようになっていなければなりません。(いや、別に『こういうモンじゃぃ!おぼえとけ!!』と教え込むのもアリなんでしょうけども?)

なかなかに面倒なことですが、解りやすく伝えるという事は、その内容が僕自身に定着するという事でもあるのです。にゃるほど(゜o゜;
でも、面白いですよね。
僕個人的には、教える事は楽しいので、そんなに苦ではありません。

次の第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」は11月16日(日)ですが、そろそろお稽古再開と参りたいところです(8月からかな。)
次はお猿ではなく、言語を使う登場人物なので科白を覚えなければなりません。併せて小舞(小謡)もちょっと教えていこうかなと思っています。(こないだから、息子殿は猿歌をよう口ずさんでいるので、謡いたい気持ちの熱いうちに 笑)

2014-07-23

第58回 大阪薪能チケット発売中!!



今年も大阪薪能が8月11日(月)・12日(火)の17時半から生國魂(いくたま)神社にて催されます。
僕は12日の「太刀奪」の道通りを勤める事になっています。
→詳しい事は、こちらから御覧下さい。PDFにて番組をダウンロードできます。

もう少し早く情報が出せたら良いのですが、演目、出演日の詳細が判明し、入場チケットが僕の手元にくるのが、いつもこれぐらいの時期なので、たいへん申し訳ないです。(実は、僕自身も心配になって色々とネットを検索してみたのですが、どこにも情報がでてなくて(;^_^A )

なにぶん屋外での催しですので、天候によっては中止、もしくは延期、代金の返戻などには、色々と変則的な条件があります。
お求めに際しては、ご留意をいただければと思います。
チケットにつきましては、当法人でも前売券10枚をお取り扱いしています(クレジットカード払いにも対応)
各プレイガイド経由でお求めになるよりも、若干リーズナブルに入手いただけるのではないでしょうか(笑)
→私ども法人のチケット購入ページはこちら!!

皆様のお越しをお待ちしております。

2014-07-22

無事に、何とか……(;^_^A

東京の善竹狂言会、無事に終わりました。


何度も申し上げますが、昨年7月23日にオファーを受けてから、万難を排して臨みましたよ。
たしかお話を受けたときは、まだ僕が釣狐でゴリゴリに稽古で絞られてる頃でした。狐に終わりつつ…また猿が始まるのか!?と思ったのを覚えています。
東京の大舞台に、息子を初舞台で臨ませるというのはさすがにリスキー……。では、どうするか……!?のるかそるか、清水の舞台から飛び降りる心地で一晩考えて結論を出したのでした。(主催の十郎師には、こちらの出した諸条件を御快諾いただき、万全の態勢を敷いて下さいました。)

その頃、

僕個人的な考えでは、平成26年秋ごろの第7回「狂言を楽しむ 徳讃会」あたりで「以呂波」で初舞台かなぁ……。などと、なーんとなく心づもりしていましたが、今般の善竹改姓50周年記念公演に出演が決定した事から、第6回の「狂言を楽しむ 徳讃会」(正しく、ホームの舞台にて)にて初舞台を踏ませる計画を立案したのでした……。

途中で骨折したり、風邪をひいたり、稽古のままならぬ日もありましたが、何とか…ようやく……この、一大プロジェクトが完結したのでした!!(もうね……ガックリと老け込んだ感じがしますヨ。)


さてさて!!

恒例?の楽屋風景でございます(笑)
(小猿):息子、中央(猿曳):師匠、右(太郎冠者):僕です。
※大藏千太郎氏に撮っていただきました。ありがとうございました。
こちらは、関係者ならではのアングルですよね。

五色の揚げ幕の裏側です。
さぁ!いよいよ!!これから!!!というところですね(笑)
→小猿はカメラ目線ですね^^; 
実は、こちらの「小猿」面は、祖父玄三郎の手によるものです。1955(昭和30)年5月に製作されています。

そう考えると、今回の善竹狂言会における靱猿は、祖父:玄三郎の面、父(師匠)と僕と息子と、親子4代の共演でもあったわけですなぁ(笑)
何やら、妙に感慨深いです。







善竹一門では、久しく男児が誕生していませんでしたので、子方(こかた:子役)の出る狂言も珍しかったという事もあるでしょう。
また「花子」という、しっかり、どっしりとした極重習の狂言のすぐ後に「靱猿」という朗らかな演目(しかしこれも小習の演目)ということもあり、お客様には非常にお喜びいただけたようです。
大名と太郎冠者の「道行き」の間に、幕から猿曳と小猿が登場しただけで、大名と太郎冠者のやり取りが掻き消されるほどの?拍手と歓声が上がり、僕自身が正直驚きました(°□°;)

身繕いや、ころりと横に転げただけで、拍手や笑い声が興り、世阿弥の言うところの「時分の花」の持つ威力とは、こういうことを言うのであろうか……。などと、思っていました。(しかし、お猿のしぐさについては、嵐山までニホンザルの観察に行った甲斐があったというもの。)

太郎冠者はですね、後半特に仕事も無くなりますので、なんとなく全体を俯瞰できるようなポジションにあるわけですが、ちょいちょい「んっ!(;・∀・)」という瞬間もあり(笑)それに、小猿が上手く対応できるか……。かなりハラハラする瞬間が何度も(爆)あったのですが……(胃に穴が開くかと思うたです。)
大勢のお客様の拍手や笑い声に動じる事もなく、無事に小猿はやってのけてくれました。そして、何か時分の花で全て引っ掠っていった感じです(;^_^A

第6回徳讃会の靱猿と、今回の善竹狂言会の両方を見に来て下さった方のメッセージを一部引用させていただきますと、
善竹一族の爆発力をみた!笑!すごいパワフルで熱い舞台だね〜!
というご感想をいただきました。
そうでしょう、そうでしょう!!(笑)
そのような催しに、親子で出演できた事を大変ありがたく思う次第です。

2014-07-17

難しいなぁ……。

以前に、コンフリクトからのフリーズという話をしたかと思うのですが、フリーズしてどうなるかって、だいたいその後、割と逆ギレするんですね(^-^;

16日も、注意力散漫で、嫌々稽古しているのは丸わかりで。1度目は録画して、それを見ながら、改善点を話してても、うわの空。
そういうことなら、もう一度舞台で稽古をする!もういっぺん、足袋履け!!と……。

そして、2度目。
途中、ある「型」をしなければ後が続かないにもかかわらず(ここは、間違えるなよ。と再三再四注意していて、今までも何度か間違っている。)そこを、しっかりと間違って、棒立ち状態になったわけです。

さて。どうするか……。と放って置いて、そのまま謡い続けていた(実際、本番でも流れが止まる事はありません。)ところ、後ろを振り返ってしゃべり出すという失態を重ね。
相手にせずに、さらに謡い続けていたところ、トボトボと歩いて近寄ってきて、逆ギレしだす。
さらに、舞台上で泣き出すという失態を重ね……。(稽古で初めて泣きましたね。)

今、この時期に自信や自尊心を打ち砕くというのもどうかとも思いましたけれども、アカンもんはアカンのです。
間違ってもやり直しが利くとか、誰かが親切に助けてくれるとか、舞台の本番にそんなヌルい話は原則的にはありません。

しこたま叱り倒しましたけども、最後の稽古は何とか良い形で終わらせなければ……(-_-)
ほんま、しょーもない、かっこわるい失敗なんかしてくれるなよ(>_<)

( ´;д;).。oO(またしても白髪増えそうです。)

2014-07-15

いろいろ、やることあるなぁ…。

20日には無事に、師匠と息子とその付き添いの妻とを東京まで連れて行って、また妻子は連れて戻らなければなりません(師匠はおいて帰ります 笑)
移動手段の確保・手配もそうですが、タイムテーブルに沿った行程の立案を……。

併せて、今回は息子のデビュー戦(!?)ということもあり、出演者やお働きの皆様には、あいさつを兼ねた粗菓を進呈する予定ですので、人数はもとより、ご銘々のお名前の把握と、その手配も抜かりなく……。

そして、20日は申合せ(いわゆるリハーサル)が16時よりあるので、スムーズに申合せできるよう、段取りも遺漏無く……。なんでも、渋谷駅は大改修工事なんですってね!?タクシー乗り場、変わってるのかなぁ……。

まぁ、そんな折りにですね、自分が使いたいと思ってる御道具が手元にないとか……ね。往々にしてあるんですよ(--#)
僕だけかも知れませんけども、そういうのって、本当に心底ヘコみます。(家族にあたってもしかたないですし(._.) )

でも、なんだかんだ言ってもですね、気分がヘコんでようがふくらんでようが、時間は過ぎていきますし、できる事しかできないのですよね。
優先順位を付けて、合理的に片付けていくしかありません。お金で解決できる事なら、お金を使います(笑)

それでも、外野がやいやい言うてきますけどね。(うんざりしますけど。)
ま。そこは、ほれ。適当に目を瞑ったり、耳を塞いだりで、順繰りにやっつけていきたいと思いますです(爆)

2014-07-14

もうすぐです!(;^_^A

いよいよ。
来週にせまりました、善竹狂言会@観世能楽堂(渋谷)
半年以上前に、息子出演の打診を受けて段取りをしてきました。
一連のプロジェクトの集大成でございますよ(゜o゜;

だがしかし、息子殿。
ここに来てちょっとまた困った事に。
おそらくは、僕の要求するレベルが徐々に高くなっている事は、理解しているのだと思うのですが、それができなかったとき(間違えてしまったとき)コンフリクトを起こして、フリーズしてしまうのですね。(よく分かっているが故に。)

……はてさて(;^_^A
たとえ間違ってしまったとしても、機に臨んで変に応ずる事を、いかにして理解させるか……。
舞台の上で自ら考え、答えを導き出すことも教えていかねばならぬのですなぁ……。(そう。誰も助けてくれないのですよ……。普通のオトナでも難しいこととは思うけど。)

あと、環境的な要因もあったのでしょうか。
本番も16時ごろになろうかということで、稽古もその時刻に合わせて始めてみました。疲れてるんですね、子どもって……。
本番当日に、いかにパフォーマンスを発揮させるか、ピークを合わせていくかが思案のしどころです。

いずれにしても。もう一度基本に立ち返って、視覚的にレクチャーしてみるしかないでしょうか。

2014-07-11

市役所にご報告をば…。

台風一過、こちらはすがすがしい朝となりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
舞台を守るために、物々しく対策を講じた割には、門前を素通りされた感じで、何やら拍子抜けの感がありますが……。(いや、無事で良かったです。)

さてさて。
一昨日の水曜はですね、地元高槻市と高槻市教育委員会を訪れまして、「後援」をいただいた第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」の事業報告と、決算報告とをしてきました。

後援を受ける事で良い事だなと思うこと

公的な行政機関からいわゆる「お墨付き」をもらうことで、たとえば、
  • 市の広報への掲載をしてもらえるようになる
  • 市内のコミュニティセンター等に、ポスターやチラシを配架・掲出してもらえるようになる(この場合、別途コミュセンを統轄する市の部署に許可申請をします。)
  • 公共の施設(たとえば、市立図書館や博物館へ、チラシの配架を頼みやすくなる(心証が良くなる?)
といった、効果が期待できます。

ただ、

後援を受ける上で、ちょっと大変だなと思うこと

というのもありましてね。
後援を受けるためにはいろいろな申請手続き(申請主義)が必要となり、事前の後援申請だけでなく、上述のような事後の事業報告決算報告が必須(事業の終了後1ヶ月以内)となってくるわけです。(その都度、市役所に足を運ぶわけです。)

そして。
市の後援を得るには、営利的であってはいけない。というところもあります(ま、赤字なんですけどね!!ペイ出来てません(`・ω・´)キリッ)
赤字をなくすには、単価を上げるか入場者を増やす、あるいは演目を減らす(出演者を減らす)という手段を取るしかないわけですが、いずれも、もう一杯一杯でしょう。

善竹能舞台は最寄り駅からも少々離れていますので、御遠方をお越しいただくのにこれ以上の入場料は心苦しいですし、また当法人の舞台ではキャパシティに限界がありますし、演目は、むしろこれから充実させていく事が求められてくるはずです。
これらを考えると、いずれ大きな舞台で徳讃会を催す必要性も出てくるでしょう。この場合の損益分岐点をどのように見積もるか、なかなか悩ましい事でございます。

こういった時に皆様のお知恵を借りたり、ご助力を賜る事ができるならば、誠に幸甚に存じます。

2014-07-10

東京新聞に掲載されました!

7月4日付けの東京新聞にて、善竹狂言会記事が載りました。(江戸善竹、大二郎氏に情報をいただきました。ありがとうございました!)
訂正が必要な内容がいくつかあるのですが、第6回「狂言を楽しむ 徳讃会」にお越しになった方には、もうおわかりですよね!!

ザックリとまとめますが…
大蔵流の「竹」の門閥は、昭和38年10月4日より、芸事における姓を善竹(ぜんちく)と名乗るようになった(ちなみに、10月4日は彌五郎翁のお誕生日です。)のですが、この「善竹」という姓は、世阿弥の娘婿の金春禅竹の「竹」に由来しています(こちら、善竹改姓50周年の記念に を御覧下さい。当時の記事をアップしています)

今回の東京新聞の記事では「善竹」と表記するべきところを、「禅竹」と誤解されて記しているところが多数ある(金春禅竹は正しいです。)ので、どうぞ御留意下さい。

ともあれ。

斯様に、記事には師匠や息子の事をも取り上げてくださり、誠にありがたい事です。
また、この晴れがましく記念すべき会に息子を起用して下さった、十郎師の御厚意に深く感謝いたします。

2014-07-08

大物か!?

実は、

今朝も息子殿は腹痛を訴えまして、これはいよいよ病院へ行かなアカンということになりました。
機能性腹痛がふと頭をよぎったりもするんですが(最近、よく腹痛を起こしてるし。)まぁ、厳密には、ようワカランですなぁ。「どこ」が、「どのように痛む」のか、手で押さえてみる事も難しいようなので(--;) 
先日には熱も出してたので、今回は受診して原因を調べる所存です。

それにしても。

これでは、稽古ができませんね。
前に、舞台に出る直前になってトイレに行きたくなったことは書いたかも知れませんが、小用をもよおすまでは、楽屋で小猿の皮(装束)を付けてゴロンと横になって「ひと眠りしよってんデ」(我が師談)とのこと。
→皮を着けた者は、小猿に限らず、楽屋でゴロゴロする事が許されるのです。

それほどのキモの太さがあれば、大丈夫。という気もするし、油断せずにクオリティを高めるため、稽古を続けるべきなのかも知れないし……。
幸い、今度の善竹狂言会では、応接間をお貸しいただける事になりましたので、息子はそこで体力を温存させることができます。(仮眠もできることでしょう。)

何とか早く舞台を終えたいです。息子が上手く遣り果せるのか心配してるうちに、総白髪になってしまいそうです。


2014-07-07

またしても、お風邪……!?

先週、

息子殿は金曜日までは元気だったのですが、土曜日になって朝から何やらおむずがりのご様子。
いつもより妙に母親に甘えたがるところが、変だなぁと思っていましたところ、
とーちゃん、寒い。寒いんだぁ。
寒いんだ、寒いんだ! 
とおっしゃる。(別に僕の言い放ったダジャレがお寒いわけではありません。)
確かに今日(土曜)は肌寒いかも知れない。と、重ね着をさせてみたのですが、それでも寒いと。
昼頃に師匠が額に触れてみると、熱があるんちゃうか!?熱計ってみぃ!と……。

実は、

朝にちょっと不審に思い、計ろうとしたのですが、本人が頑なに拒否したので放っていました。その時初めて計測してみると38.3℃の熱発(°□°;)

3人合わせての稽古は、東京の善竹狂言会を見越して、なるべく登場時間に近い夕方(おおよそ16時半過ぎぐらいなる?)に稽古をしておこうと思っていたのですが、これにより中止となりました(*`Д´*)

結局、

その日は熱も下がらず、様子見です。
土日もやってる近隣の子ども病院に行って、たくさんの薬を処方してもらっても、どうせ息子は飲まないし、無理して飲ませても、薬と食べたものをことごとく吐き戻して衰弱していくので、地元の子ども病院へはあまり行く意味がないのです(-。-;)
→特に原因不明の熱発の場合は、隔離部屋に入れられるし、そこで相部屋になった患児からさらに重い感染症をもらった事も幾度か(--;) 
→その後、お腹が緩くなり下痢になっていたので、何か消化器系の感染性のものだったのかも知れません。

稽古は中止になったので、東京まで持参する「靱猿」の小猿、装束・御道具一式の確認をし、また「花子」のおシテ、富太郎氏よりお電話にてご依頼のあった唐織(装束)を蔵から出して、東京善竹狂言会にお持ちする準備をしたのでした。

あ、そうそう。

おそらくこのたび用いられるであろう、花子用の素袍の意匠は、玄三郎考案のものです。お越しになる方はぜひ、装束もお楽しみに!!(いろいろ調べてたら、その辺の関係資料がごっそり出てきました。こちらの素袍は色違いの同じ意匠のものがうちにもあります。)