さて。
いよいよ息子殿は狂言「業平餅」の立ち稽古に臨むことになりました。小舞「七つに成子」の方は、週明けから型に入っていこうかと思います。
☞いやぁ……七つに成子。今、改めて頭ン中でおさらいしてみましたが、何気に型が多いですぞ!?
今般、善竹大二郎氏主宰の「善之会」にて、狂言「業平餅」を勤めさせていただくのは、梅若能楽院会館という能楽堂なのですが、僕は初めてうかがわせていただく事になろうかと思います(たぶん。)
☞かつては、東京での善竹狂言会は、こちらでなさっていたと承り及びて候。
ですので、実は僕は舞台の様子をよく存じ上げません。
もちろん、能舞台の基本の構造は同じなのですが、慣れない息子殿に、いかにして実際の具体的なところを伝えるか。ホームの(正しくホームですが!)善竹能舞台の短い橋掛りで、可能な限りイメージを伝えておく必要があると思っています。
視空間認知能力?というのでしょうか、オトナであれば、視野に捕らえた柱の場所や相手の立っている位置関係などから、相対的に自分の立ち位置を把握できるのですけども、息子殿にはもう一息みたいです。
ホームであれば、「この床の傷を目印に!」などいう裏技(笑)も使えなくもないのですが、それもできません。
☞善竹能舞台独特の構造物なども目印にできるのですが……。
そのあたりが、アウェイの舞台で勤める際に難しいでしょうか……。
その点、現代劇などではあれですよね?「バミル」とか言うんですよね。
端的に目印を、床面に作ることができて便利だなぁ……と思います(;^_^A
☞感覚的に舞台の広さを、覚えていかねばならぬ訳ですね。
☞いや、そう考えると、うちはホームに舞台があるので、それはありがたいことなのかも知れません。
何もない能舞台の、シンプルさ故の「難しさ」という事になりましょうか(;^_^A
☞指導者、演者サイドの実感としてですが……。
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