2016-09-30

お稽古_⑪ 小稽古:・・・(*`Д´*)とチケット発売は10/1から!! ☆☆★★

今回はiPhoneで撮影します。
せっかくAppleTVも買い求めたことですし、テレビの画面にAirPlayでシームレスに動画を投影しながらフィードバックを図っていくわけです。

ただまぁ、そもそもからして、モチベーションが低いんだわ、きっと。
前に注意したことも、ビックリするぐらい全く修正できてない。
……はぁ。こちらとて、道楽で稽古を付けてるわけではない(晩酌もせず、それなりに時間を割いている)のでね、テキトーな態度で臨まれても困るわけですよ(*`Д´*)

その辺の認識(あるいはプライオリティ?)の差だなぁ。
さてさて。どうしたもんだか(;^_^A
週1回程度の稽古で、クオリティが維持できるなら、それでも良いんだけどナ。
前提として、“自主的に稽古ができる”というのが、要件になってくるので、まぁまだ無理か(--;)

いや。その前に!とーちゃんに、インセンティブが要りまする!!(爆)
☞息子殿の稽古に付き合ったら、1回につきビール1缶とか(≧∀≦)/

と こ ろ で !!

大事なお話です。
今秋の11月13日(日)14時〜、第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」@善竹能舞台ですが………

いよいよ明日、10月1日からチケット発売開始です!!
お申込み・お求めは、当法人公式webサイトから!!(電話・FAXでも承っております。)
全 6 0 席 ですので、もし御予定がお決まりでしたら、ぜひ、お早めに席を押さえていただけると、中の人も助かります(≧∀≦)/

よ ろ し く お 願 い 申 し 上 げ ま す !!



2016-09-27

お稽古_⑩ 小稽古:汗だくやなΣ( ̄。 ̄ノ)ノ ☆☆★★

ここのところ、また気温が高く、蒸し暑いです。稽古場も冷房を入れるか、入れないか、ビミョーなところです。

しかしまぁ、ここは扇風機で。
☞贅沢は敵だ!(笑)

息子殿は、スポーツ選手が頭に巻くような?ハチマキ(ナダル選手みたく?)をしてました。考えたな!(笑)

初め、本番にも用いる太刀を持たせようとしたところ、
「これ、おもたいねん。かたが、いたいしなぁー」
などと、ヌルいことを言うので、「それに慣れるために、本番用の太刀を担げるねん!」と言うたものの、既にTシャツが汗でびちょびちょでしてな(--;)
こら、太刀の紐が汗を吸って傷むわい。と、思ったので、稽古用の木製太刀にて(-_-#)
失敗でした。冷房すべきでした。

大稽古で注意を受けたところを重点におさらいし、業平餅は終了。
次に小舞の「七つに成子」に掛かります。

今まで、謡と型の関連と流れを覚えることを重点に、自分で謡わせながら舞わせていましたが、これからは地謡付きで。
☞僕が謡うんですけどね。こういう時、ホントは兄弟がいると良いのにねぇ^^; 
☞ムスメはもう少し掛かるかなぁ。

まぁ、今は業平餅が近いのでそんなにガッツリとはやりませんけども、業平餅が済んだら、各型の精度を高めていきたいと思います。




2016-09-26

【参考】“しゃぐま”のこと。あるいは「頭(かしら)」のこと ☆☆☆★

ちょっと、師父なる人が赤熊(しゃぐま)について言及してましたが、以前に僕が調べ、旧・法人公式webサイトで触れていたことがありました。
☞2010年の6月1日にどうやらアップしてました。

このついでに加筆修正したものを、転載しておきます。

「頭(かしら)」とは

大蔵流狂言では「鬼」、「精」や「幽霊」などに用いる、ふさふさした縮れ毛の冠り物です。 




頭の種類

→赤頭(あかがしら)

深紅に染色したヤクの体毛(赤熊:しゃぐま)を加工して仕立てられます。

→白頭(しろがしら)

ヤクの体毛(白熊:はぐま)を加工して仕立てられます。使っているところをあまり観たことがありませんが、拙家では、狂言「神鳴」の雷神が着けます。

→黒頭(くろがしら)

同じくヤクの体毛(黒熊:こぐま)を加工して仕立てられます。蟹の精や牛、馬などの動物や、狂言「武悪」の幽霊などに用います。

→鬼頭巾(おにずきん)

頭部は緞子などの布地を用いて縁取っています。
☞なお、拙家にはヤクの毛を使わない、「麻」を使った鬼頭巾も伝えられています。

「頭(かしら)」の素材

「頭」は、ヤクの体毛(尾)を用いて作られています。白熊(はぐま)を染色し、「赤頭(あかがしら)」や「黒頭(くろがしら)」に加工していきます。
古いものには、ヤク(犛牛)の体毛を使わずに麻を赤く染めたものもあります。

で。

話は、狂言「業平餅」の稚児の「鬘」の事に戻るのですが、「鬘は、何の(生き物の)毛で出来てんの!?」って僕のギモンです。
師父なる人は、「頭」と同じ素材なのではないか?という趣旨の話をしてましたよ。って事が伝えたかったわけであります。
僕は、馬じゃないのかなぁ………って思ったんですけども。
☞だとしたら、バイオリンと一緒ですね。

ちなみに、「本鬘」と書かれた「鬘」もあり、おそらくあれはホンモノの人間の頭髪ではないかと………。
ヤクの親子♡
見たところ、蹄が2つなので、偶蹄類ですかね?

協  力:

ヤクの画像の使用にあたり、和尚の大和路 様にご快諾をいただきました。ありがとうございました。

出  典:

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

参考文献:

古川久,小林責.荻原達子編:狂言辞典(事項編),東京堂出版,1976.




【趣味】ライム植えたった!! ★★★★

これね。ライムです。
柑橘類の一種です。日本で流通してるライムは大きく2種あるそうで、メキシカンとタヒチとあるそうですが、こちらの樹は寒冷に強いとされているタヒチライムの方です。

花ひろばさんにて買い求めました(o^-^)

なぜか、我が家は柑橘系植物がよく生るので、きっと上手くいくのではないかと………。
初め、家族からは
どこに植えるつもりやねんな!? 
などと、詰問?されるのではないかと思っていたのですが、案外と温かく迎えられ(笑)
とりあえず、鉢植えで育ててみることに。

師父なる人も、「植木鉢やったらあるぞ!?」と割と積極的に?提供してくれました。
なお、土は「果樹」用のものを、新たにホームセンターで買ってきました。
☞ちなみに、この植木鉢はその昔、善竹能舞台の一之松(リアル松の木)を植えていた鉢です。
☞今は、作り物の松の木なんですが^^; 
鉢底にネットを置いて(妻提供)
鉢底石を5cmほど敷いたところ(これも妻提供)
何や、子達も興味津々でね(;^_^A
手伝ってくれましたが………。
ホントは、とーちゃん、もっと自分でやりたかったです(--;)
☞水をやる前に、予定の場所に設置したかったのですが、何か子どもがサッサと水撒いてるしさ(--;) 
☞土が水含むと重いやん!!
 早く、大きくなって実を付けて欲しいですぅ!!
んで、モヒート、飲んだるねん!(≧∀≦)
うーむ。ロマンだなぁ………(o´∀`o)
☞カニの気持ちがよく分かるよね!!(by さるかに合戦)





お稽古_⑨ 大稽古:装束を着けてみよう! ☆☆☆★

えー。

ちょっぴり喘息もマシになってきた……喘息徳一郎です(もとい、善竹徳一郎です。)

9月26日は、我が祖父なる 善竹玄三郎 の命日であります。最晩年は実に好々爺然とした顔貌をしておりますが、なかなかに苛烈な人でありました。
来年はもう、七回忌……ですか。
☞来年秋には、徳讃会を追善モードで開催したいと思っています。

さてさて。

来月の8日に迫りました「善之会」@梅若能楽学院会館ですが、かねてから予定していましたとおり、息子殿に装束を着け、そのまま稽古をするということで(風邪もよくなってきましたし。)

稚児の出で立ちは、当法人公式webサイトの、人物紹介>写真 から、我が師父なる人の初舞台の写真をご覧になっていただきたいのですが、実に凝った?出で立ちをいたします。
☞おそらく、装束もこの役以外には用いないのでは?(ま、それぐらい特別?)

一通り着せてみました(菊の簪がちょっと斜めになってますが) こういう鬘を着けます。
☞これは拙家の装束ですが、善之会では大二郎氏が装束をご用意下さいます。



この、鬘。
なにぶん、年代物です(^^ゞ

キューティクルが既になくなって、櫛が通りませんし、毛先が絡まっていますorz

変にやると毛が千切れてしまいます。
☞ちなみに、これ「馬のしっぽですか?」と尋ねたら、しゃぐまとちゃうか?と師父なる人の談。
☞しゃぐま(犛牛)って、テキトーな画像がないな(--;) また今度です。

まぁ、とにかく毛の質がキシキシしててですね、上手くいかないのです。
師父なる人は、「あらかじめ、梳いとかんかい。」とご立腹?でありましたが、どうしようもなく(;^_^A

僕も生まれてこの方、短髪で過ごしてますので、全然考えが及びもつかなかったんですけども、
そう言えば、お祖父さんは櫛通りをよくするために何か整髪料を使ってはったよ?
と、母なる人が思い出しまして。

ドラッグストアにて求めしこれは!
寝癖直しウォーター!!(ドラえもん風に) 
であります。
女性用のヘアスプレーの棚の前で、あーでもない、こーでもない……と小一時間ほど?悩みまして。

寝癖やからまる髪も、スルスルとほどける……らしいです。
何やら「きゅーてぃくるけあ成分」とか「しるくおいる」とか「つばきおいる」なるものも混じってて、霊験あらたかになると、さらさら髪になるらしいです。知らんけど。
おお、おお。
そういや、「きゅーてぃくる」とか言うたな!って思って、これを買いました。

で。
これが果たして、吉と出るか凶と出るか……。
正解は分かりませんが………。(将来的に、鬘が傷むのも嫌だしねぇ。)
☞御シテ方はどないなさってんねやろね?

まず、自分の髪に噴いてみました。
うーん………短髪では、ようワカラン。
妻の髪なら?………うーん(;^_^A 大して変わらん。
ムスメは!?………(いや、そもそもサラサラやし!!)

勇を鼓して、鬘に噴いてみました!!
お〜!!
「ドライヤーすべし」とボトルには書いてありましたけど、それはやめて、自然乾燥で。
なんと、なんと!!スルスルの手ぐしが通る手触り!!!

見事、サラサラヘア!!Σ( ̄□ ̄;)になったのでありましたd(^-^)
来週、もう一度、装束を着けてみます。



2016-09-23

お稽古_** 小稽古:熱発のため、スキップしました。 ☆☆☆★

息子殿、少しずつ良くはなってはいるようですが、なかなか本復とはいかないようです。今週は無理そうだな……(;^_^A
ま、そんなわけで、小稽古はスキップです。

仕方ないので、僕は「業平餅」で稚児が用いる「(かずら)」の手入れと整備です。また、蔵からついでに出している、その他の「鬘」や、狂言「牛馬」などで用いる毛の房?の写真を1つずつ撮って、長さを計測し、ナンバリングして、名刺シートに各データを印刷。
1枚ずつバラして切り分けたら、名刺サイズのラミネート加工をして、タグ作りです。(タグの紐を通す穴は、ちゃんとハトメ加工をする!)

まぁ、なんつーか。怨念が籠もってる気がします。>タグ作り。
あとは、ナンバリングした「鬘」のインデックスシートを印刷して、これもラミネート。
これを見れば、どの場所にどの鬘がしまわれているか、番号を見るだけで一目瞭然………!!
☞詳しい作り方は、このあたりの記事を……(笑)
☞ま、普通の御家庭では要らないでしょうけども(^^ゞ

これで、全体が把握できますので「今回は、これを使おう!」というのが、楽に決められるわけですね(--;)

10月8日(土)までには、息子殿に装束を着けて稽古をしてみたい(チャンスは2回ほど!?)ですし、息子殿の稚児は、頭のてっぺんから足元まで、いろいろやることがあるので、その段取りも息子殿と確認しておきたいです。
☞手際よく、装束を着けることは、則ち子方の疲労を低減し、舞台上のパフォーマンスを上げることに繋がるのです(`・ω・´)キリッ

それよりも、早く病気を治してくれないと(--;)



2016-09-20

お稽古_⑧ 大稽古:狂言「業平餅」のお稽古。 ☆☆☆★

先ず初めに

本日9月20日に予定されていました、磐手公民館稲穂塾 みのり会 9月例会における日本の伝統芸能 狂言の魅力講座は、台風16号の襲来に伴う悪天候のため、来年2月に《延期》となりました。
☞申し訳ないですが、会員の方が対象の講座です。一般の方のご参加はできません。

そら、そうでしょう^^;
公民館ともなれば、こういう時にはいろいろと危機管理体制を敷く必要があるでしょうし、規定により「教室・講座」関連の内容が中止となるのは、致し方ないことです。

ま、そんなわけで

講座のために準備した「面」や「扇子/中啓」、「紋付・羽織袴」を所定の場所にしまい、ちまちまと事務作業(サイトの更新)&子どもの相手をしておりました。
☞公式ウェブサイトでは、本日、図らずも手が空きましたので、10/08「第1回 善之会10/22「第10回うめだ能10/30「山本眞義十七回忌追善能11/10「春日大社第六十次式年造替 奉祝奉納狂言の詳報をアップしています。どうぞご覧ください。
 

土曜日

諸般の事情により、午前は私儀、職場(病院)に出勤しまして。午後から稽古。
こってりと絞られ?力尽き……^^;
☞夕飯時になってしまった…というのもあります('';) 

この為、息子殿の業平餅の大稽古は翌、日曜日に持ち越しと相成りました^^;
これまで、稽古用の木製太刀を使っていましたが、師父なる人が本番で用いる太刀を出してくれましたので、それで重さに慣れることに。

細かな修正指示を受け、さらに月曜からの小稽古にてブラッシュアップを図る予定……でしたが!
ま、例によってお熱がね(;´д`)

日曜の午後に近所の「回るお鮨」(喜楽←個人的にはオススメっす!)に行った時は、超・ノリノリだったんすけどね(;・∀・)
ま、今のうちなら、まだ想定内。大丈夫です。

さてさて

10月度〜第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」までの予定もアップしますと、改めていろいろと覚えることが多いですゾ^^;
頑張りたいと思います。


2016-09-17

お稽古_⑦ 小稽古:補習します。 ★★★★

【前回までのあらすじ】
木曜日、息子殿はおざなりな態度で稽古に臨んでいため、厳しく叱られ、例によって泣きながらフリーズ状態に陥ってしまいました(--;)
このため、金曜日、改めて追加で小舞「七つに成子」のみ、補習と相成りました。
☞「妖怪ウォッチ」は、録画です(笑)

当座の目標は、「型」の精度はともかく、謡に合わせた「型の流れ」をまず覚えることだと思うわけです。個別の「型」はまた後ほど「割稽古」のような形で、精度を高めていく予定です。おそらく、息子殿の場合は全体を把握してから、細部を詰めた方が良いように思われるから。というのもあります。
まぁ、もちろん。あまりにアカン感じの「型」の崩れは、その場で止めて直しますけれどもね。

ただ、少し気になるのは、集中力の持続でしょうか。
もう少し僕はできた気がするのですが………。
☞ま、あんなもんなのかもしれませんが。

僕の方は……。咳の回数も少しずつ少なくなり、浅い感じの軽い咳になりつつあります。もう一息ですかね(;^_^A



2016-09-16

お稽古_⑥ 小稽古:なんで、できへんねん!!(*`Д´*) ☆★★★

と、まぁ。

例によって怒り心頭で、息子殿はポロポロ泣きながらフリーズ状態だったのですけども!!(--;)

お稽古開始の直後。ムスメもおけいこしたい!と。「それやったら、まずはちゃんと座り方と謡から……」と言うと、お稽古したいという割にはそれは嫌がる素振りで。
「基礎からちゃんとお稽古できない人には教えません。お稽古場から出て行きなさい。」と言うと、これまた大泣きで(--;)
☞エエところだけ、かいつまんで手っ取り早く……という感じですかね(;^_^A 
☞ま、それができりゃあ、誰も苦労はしないです(/--)/ 

今回息子殿は、「型」のお稽古2回目ですが、もうのっけから忘却の彼方で、型も概してテキトーです。
いや、これ(この一連の型)は「土車」でもやったことやろ、なんでこれが出来へんねん(-.-#)……と。
☞いささか、学校での授業が心配です(--;) 

片膝で座付き、扇を広げ、しっかり構える。ということすら、満足に出来ません。
心・技・体が未熟なのは分かるけれども、その中で何か1つでも乗り越えようとする「気概」が見えれば、それで稽古は終わっても良いと思うのですが、それすらもなく。
☞肚が据わってないので、フワフワ〜、フワフワ〜ってしてる感じって分かりますかね?(;^_^A 
☞我々のやっていることは、学芸会やお遊戯ではないのでね。

どうやら、片膝での構えが満足にできないのは、足が痛い(たぶん足底筋の一部が伸長されて痛む?)からみたいです。普段全く痛くない(そんな体験のない)僕には、なんでそうなるのかが分かりません(+_+)
これについては、今後の経過を要観察です。

一度泣き出すと、もう稽古にならない(心が折れてしまう)ので、最早これは金曜日に回すということになりました。
手の掛かるヤツめ!(*`Д´*)
☞せめてもう少し、タフなメンタリティを身に付けて欲しいものです(+_+) 

ところで!

15日は、仲秋の名月であったようで。
家に帰ると、恒例の御飾りが。

見あげると、あいにくの曇天。
しかし、夕食を摂っていると子らが、
おーつーきーさーまーみーえーてーるーよー!!
と、ものすごい絶叫で教えてくれました(;^_^A
箸を置いて観に行くと、「月に叢雲」といった風情でありました。
☞ちなみに、満月は17日やそうです。
16日。
お月様は、お団子小芋の炊いたんを食べ、ナシをお土産に帰って行かはったみたいです。
☞子らの報告による。
☞御礼の置き手紙がありました。





2016-09-15

遅くなりましたが、第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」のご案内を発送しました。 ☆☆★★

さてさて。かねてより申し上げておりますが、今秋11月13日(日)は、第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」@善竹能舞台の日です(o´∀`o)
14日。ようやく!?僕の予定では2週間遅れてしまいましたが、皆さまにご案内をお送りすることができました!!お手元に届きますまで今しばしお待ち下さい。
そして、万障お繰り合わせの上、ご来臨賜ることができますれば、中の人も大変喜びます。

こちらの御案内は、今まで徳讃会にお越しいただいた方や、講演などで配付しましたアンケートで、特に「案内を送って欲しい」という方に対し、お送りしています。(ご住所・ご氏名等を全てご記入いただいた方)

もし、今までに徳讃会や僕の講演にお見えになったことがなく、チラシを送って欲しいという御希望の方は、当法人サイトの資料請求フォームから、必要事項をご記入いただき、最後の「狂言会等のご案内」の「希望する」にチェックを入れてご送信下さい。(または、チラシは高槻市内の一部の図書館、生涯学習センターなどに配架していただく予定ですので、そちらで入手いただく事も可能かと存じます。)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

サイトの更新もホントはやりたいんですが、なかなか手が回らず申し訳ない限りです。
☞くだんの「喘息」の薬のせいか、夜はどうも眠くなります。

今週末には、何とかできるよう努めます……(^^ゞ

2016-09-13

お稽古_⑤ 小稽古:小舞の立ち稽古 ☆☆☆★

日、月と続けて小稽古でしたけども、既述の通り、小舞「七つに成子」は型も多いですし、そのほとんどは息子殿にとっては初めてのもの。
加えて10月は、僕も自分のことで忙しくなりそうですし、体調が悪しうなることも想定して、できる時に、なるべく先に進んでおくことにします。

体調が悪く……と、書きましたけども。何も息子殿だけが悪くなるわけではなく(;^_^A
目下は、どうやら僕は「喘息」という病状です。謡の途中で咳き込むと、なかなか止まりません……orz

これでは舞台の仕事にも差し支えますのでね……。しっかりと今のうちにコントロール下においてしまいたい所です。

月曜の稽古は、ムスメがどうしても「おけいこしたい」と言い、僕が渋っていると、泣きそうな顔で懸命に小舞「土車」の音律を謡いだした(別に教えてもないんですけども。)ので、その篤い気持ちを、あまり無下にもできないなぁ、と思いまして(;^_^A

息子殿が手洗いに外した隙に、脇正面の座敷でムスメと「土車」の謡を少しやっているところ、戻ってきた息子殿が、おもむろに扇を取って広げ、何やら舞い始めたので……(;^_^A
それなら、一指し舞ってもらおうか。ということで、本式に?舞台に上がり、ムスメと僕が後ろで地謡をして、おにーちゃんには小舞「土車」を舞ってもらいました(--;)

まぁ、それで満足したみたいなので、良かったですけども(^^ゞ
うーむ……。来年は、ムスメに初舞台を踏ませるかぁ!!(笑)
やるならば、キチンとしっかり教えねばのぅ(+_+)

とにかく。
ムスメのおけいこイレギュラーがあって、始まりが少し遅くなってしまったんですが、まずは狂言「業平餅」のおさらいから。これは復習なので、ごくごくサラリと終了。
そして、今回の稽古のメインは小舞「七つに成子」の「型」です。

さてさて、何から、どうやって教えたものか。
よくよく型の段階を細分化して思案すると………。
さすが「土車」。大蔵流では大事な曲ですが、初歩に学ぶ意味が分かりました。
息子殿もそれに気付いたみたいで、
つちぐるまの○○のかたちに、にてるかんじ?
と尋ね返してきます。もちろん、「七つに成子」には今までには一度もやったことのない型もありますけども、基本的な所作は共通してる。って所も多い……。

そうなんですよね。「土車」の型の発展系?とでも言いましょうか。その概念が把握できれば後は楽ですね。ぐっと指導しやすくなりました。
型の呼称と、その一連の動きを説明し、やって見せて、やらせてみて。
できないなりに一生懸命に、難しい動きを真似ようと、汗だくになって苦戦してる息子殿の姿を見てると、何やら面白くて噴いてしまいました。
「どや、難しいか?」「難しいやろ?」
と、尋ねると
うん!
と。「やり甲斐あるやろ?」「それをな、格好良う舞わなアカンねんデ。」(笑)
と伝えると、やる気に満ちたようでした。

目下の課題は、お乳の目(by白洲正子)おへその目(とーちゃん用語)がどこを見ているか……(体幹の方向)を意識して、型をしてみることでしょうか。
☞変な話ですが、例えば「扇を体幹の正中を通って……云々」と言うより、お扇子はおちんちんとおへそ、それから鼻の先を通って、クサいクサいなるねん。と言う方が動きが直感的に伝わり、どうやら記憶にも残りやすいようなのです(^^ゞ



2016-09-12

お稽古_④ 小稽古:業平餅の立ち稽古 ☆☆★★

さて。
いよいよ息子殿は狂言「業平餅」の立ち稽古に臨むことになりました。小舞「七つに成子」の方は、週明けから型に入っていこうかと思います。
☞いやぁ……七つに成子。今、改めて頭ン中でおさらいしてみましたが、何気に型が多いですぞ!?

今般、善竹大二郎氏主宰の「善之会」にて、狂言「業平餅」を勤めさせていただくのは、梅若能楽院会館という能楽堂なのですが、僕は初めてうかがわせていただく事になろうかと思います(たぶん。)
☞かつては、東京での善竹狂言会は、こちらでなさっていたと承り及びて候。

ですので、実は僕は舞台の様子をよく存じ上げません。
もちろん、能舞台の基本の構造は同じなのですが、慣れない息子殿に、いかにして実際の具体的なところを伝えるか。ホームの(正しくホームですが!)善竹能舞台の短い橋掛りで、可能な限りイメージを伝えておく必要があると思っています。

視空間認知能力?というのでしょうか、オトナであれば、視野に捕らえた柱の場所や相手の立っている位置関係などから、相対的に自分の立ち位置を把握できるのですけども、息子殿にはもう一息みたいです。
ホームであれば、「この床の傷を目印に!」などいう裏技(笑)も使えなくもないのですが、それもできません。
☞善竹能舞台独特の構造物なども目印にできるのですが……。

そのあたりが、アウェイの舞台で勤める際に難しいでしょうか……。
その点、現代劇などではあれですよね?「バミル」とか言うんですよね。
端的に目印を、床面に作ることができて便利だなぁ……と思います(;^_^A
☞感覚的に舞台の広さを、覚えていかねばならぬ訳ですね。
☞いや、そう考えると、うちはホームに舞台があるので、それはありがたいことなのかも知れません。

何もない能舞台の、シンプルさ故の「難しさ」という事になりましょうか(;^_^A
☞指導者、演者サイドの実感としてですが……。



2016-09-09

お稽古_③ 小稽古:ん?ちょっと逆戻りか。 ☆☆★★

相変わらず、しっかりと謡おうとすると、何やらむせてしまう(咳が出る)今日この頃です。
なんかこう、イマイチすっきりしませんね(--;)
何が原因なんでしょうか……。
しかも、胃痛も再発。ピロリが悪さをしているものと見えます。頓用で貰っている胃薬を飲むとすぐ治まるのですが、食欲不振であります……orz

狂言「業平餅」の方は、良くなってきました。科白も覚えてきました。
次回から、立ち稽古に入ることができそうです。息子殿にもそう伝えました。

少し気になるのは、謡いをビミョーに間違って覚えてることです。息子殿本人のイメージに沿って発声しているのでしょうが、その音の高さが違っています。低音域が出にくいというのもあるのでしょう。少し覚えてきたので、恐らくは自分で口ずさみながら、誤った音程を繰り返して覚えてしまったものと見えます。
そんなわけで、今回はその修正を主眼に置いて、少し立ち戻って短いフレーズでの反復を行いました。
☞その方がこちらは咽せなくて済む。というメリットもあります。

小舞「七つに成子」も同様で。
一人で謡ってみ?と言うと、一通りは覚えたみたいでしたが、やはり低音域の発声がおざなりになっているようです。なおざりにはできませんので、これもまた短いフレーズでの繰り返しで修正。

師匠から聞き取った音程を、自分のアウトプットとして再構成して正確に発声することと、そのアウトプットが師匠の音程とズレていた場合(ズレを感知できる能力が要りますが。)には、それをフィードバックして、修正し再度アウトプットできる能力というのを、培う必要があるのですなぁ……。
まだ、子どもの声なので、成人男性の声の音程に合わせるのは難しかろうと思いますが。

そして。将来的には男子には思春期に難関がありますね。声変わりですね。
さてさて。僕はどうやって乗り越えたんだっけ?(^^ゞ

まぁでも、稽古で大きな声を出してるからか、日常生活の声もデカいことデカいこと!!
帰宅してから、食卓につくでしょう?ホントもう、静かに食事させてくれ………頼むわ。と切に願いたくなります(/--)/



2016-09-07

割れつちまつた哀しみに。  ★★★★

80cmの高さもない棚から落ちただけなんですよね。iPhone 6。

打ち所が悪かったのでしょうか。今まで、もっと高いところから勢いよく落としたとしても、こんな風にはならなかったのですが、iPhoneを使うようになってから初めて、画面のガラスがバキバキになるという………orz

ご覧の通り、ホームボタンの真下、ガラスのチョイ薄いあたりに、何やら会心の一撃がヒットしたものと見えます。画面保護シールを貼ってるので、ガラスが剥落しなくて済んでいるようです。
ま。人は動揺すると、とりあえず写真を撮るものらしいです。(iPadで撮りました。スクリーンショットでは写せないので。)
☞奇しくも、時同じくしてiPadを割った友人は、iPhoneでiPadを撮ったとの由。

ホームボタンも何やら作働怪しげなので、このまま変に押圧して、ガラス片を隙間に噛んで、さらにボタンまでもぶっ壊れる事態は絶対に避けたいところ。

以前に聞いたことのある、アクセシビリティを向上させるためのAssistiveTouchというのを設定しました。これにより、物理的にホームボタンをポチッとしなくても、操作できるようになります。

とりあえず、ネットを調べると、
  1. この機は1年と10ヶ月使ってる
  2. AppleCare+には入ってる(2年保証に延長)
  3. iPhone7は近々発売みたいだ。
少々迷いましたけども、現機種は割と気に入ってます。
最短で適当な修理を請け負って貰えるのは、9日まで無理そうですけども、とりあえずそれを予約です。
はてさて。画面ガラスの交換だけで済めば、御の字なんですが………。
☞9日は、梅田で自棄ビールかな?(笑)

まぁ、
僕の身体の代わりに壊れてくれた……だの、
お金を出して修理できるものは、まだ良いのよ……(健康は買えないから?)
とーちゃん、あいほん、こわれたん?(by ムスメ)
……慰めて下さる人も多数。

ただ、一つ言えるのは。
ヤツは、とんでもないものを壊していきました。
僕 の 心 で す 。(銭形警部の声で) 




2016-09-06

お稽古_② 小稽古:だんだん覚えてきたね! ☆☆☆★

狂言「業平餅」は、だいぶんと覚えてきました。今週中には完璧に覚えてしまい、来週からは立ち稽古を開始かな?再来週からは、師父なる人(茶屋役)を交えて、大稽古の段取りです。併せて装束付けのシミュレーションも。

小舞「七つに成子」も、謡はほぼほぼ頭に入ってきたみたいですね。さすが脳みそが柔らかいのか、吸収もなかなか早いですd(^-^)
ところどころ、調子を外すこともありますが、その辺の修正も問題なくこなせるようになってきました。
徐々に反復するフレーズを長くしていきながら、覚えてしまいましょう。
独特の?音律なので、一度そのパターンを覚えてしまえば、そんなに難しくない(……と、思うのですが?)ハズです。
そして、なるべく早い段階で立ち稽古に入って、型を始めていきたいところです。

そうそう。
稽古場を出て、ムスメを抱えて座ってたんですけども、なんかムスメが口ずさんでる(ハミングしてる?)な。と、思ったら「七つに成子」の音律でしたわ^^;
こうして素地というのは培われていくのですナァ。

しかしまぁ、10月8日(土)「善之会」での「業平餅」出演ですが、息子殿の運動会の日程と被ってなくて本当に良かったです(笑)
運動会が8日だったら、引き受けた以上は運動会の方を休まざるを得ない状況でした。なんかその辺の考慮を忘れて、気軽に請けてしまったのは、僕の今後の反省点です。
何と言っても学業は大事です。

拙家では、人間的な「厚み」(奥行き?)がひいては芸の深化につながる。という考え方を取っていますので、その「厚み」を付加してくれるだろうファクターの一つ「学業」をないがしろにすることはできませんです(^-^*)
☞とまぁ、口幅ったいことを書いてますけども、翻って我が身を省みるに………orz
☞ま、そうなれば良いナ♡!みたいなニュアンスってことで('-'*)

それはともかく、10月1日の運動会で怪我しないことを願ってます!!
☞それも大事だ!!(;^_^A 


2016-09-05

お稽古_** 小稽古:スキップしました。 ☆★★★

さて!

新しくなった、当法人公式webサイト、ご覧になっていただけましたでしょうか?
そう言えば、問合せフォームなどがちゃんと正常に稼動しているのか、まだチェックしていなかったです(^^ゞ
☞また、後ほどチェックしておきます。

今回のリニューアルの目玉は、iPhoneなどのタブレット端末専用の画面に、自動的にサイトが最適化されて表示されるという点です。
アクセシビリティの向上は、斯界の喫緊の課題だと思っていますので、当法人では鋭意取り組みたいと考えてます(≧∀≦)/
☞「敷居が高い(ちょっと正しい使い方とは違いますが……)などとは、言わせない!(・_*)キラーン! 

週末のお稽古

念の為大事を取り、すべてスキップしました。声を出そうと発声に力を入れると、どうにも咳き込んでしまう状態が続いていまして。
それもまぁ、少しずつ改善しているような気がします。月曜から息子殿との小稽古は、続けて参ります。

そしてまた、調子が戻ってきたら自転車通勤を再開しようと思いますが、一先ずは自室でのワークアウトを再開する予定です(体幹のインナーマッスルを刺激するエクササイズです。V字バランスもいつの間にかできるようになってました。目指せシックスパックです!☜嘘)

今秋もいろいろ10月から立て続けに大きな?舞台がありますので、体調管理にも気を付けて、段取りよく臨みたいと思います。
第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」のご案内送付もいささか遅れておりますが、今週中には何とか手配をしたいと考えております(≧∀≦)/



2016-09-02

お稽古_① 小稽古:再開しました。 ☆☆☆★

9月に入りましたので、お稽古を再開しました。
先般の「おじぞうさまとこどもたち」で、無事に小舞「土車」を勤められましたので、カウントもリセットして、小稽古の第1回目です。

息子殿の次なる出番は……善竹大二郎氏がこの度新しく立ち上げられた「善之会」(10月8日(土)@梅若能楽院会館)での、狂言「業平餅」の稚児役です。詳しいところは、《善竹大二郎 オフィシャルサイト》をご覧いただくといたしまして!
☞みんな!早速、ブックマークだ!!
☞チケットは、もう申込みできるようですよ!?

これをまずはしっかりとお稽古していかねばなりますまい。
ある程度出来ましたら、立ち稽古もさることながら、装束を実際に着けてのシミュレーション(きっと鬘を着けるのに、僕も時間が要るでしょう)と、装束着付けタイムの計測もしておかねばならぬでしょう……。

舞台上以外のことも、中々に大変な?演目なのであります(^^ゞ

並行して、今秋の第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」(11月13日(日)@善竹能舞台)での、小舞「七つに成子」のお稽古をば。
謡の音程は、おおよそ問題なく聴取し、正しく発声できるようになってきていますので、次回あたりから、少しずつ反復するフレーズを長めにとって、始めから終わりまで、一人でも謡えるようになることです。
目標としては、9月下旬くらいから立ち稽古に入ることが出来れば……理想的です。


そうそう。
9月下旬頃(20日)には、高槻市の「稲穂塾」というグループが主宰されている会員様限定の「みのり会(9月例会)」にて、「日本の伝統芸能 狂言の魅力」という演題で、講義?をさせていただく事になっておりますd(^-^)
【重要】ごめんなさい!会員でない一般の方は、オーディエンスとしてご参加いただくことができません!!あしからずご了承ください。

こちらも気張らねばなりますまい(笑)
実際に、狂言面数点とお扇子、足袋の実物をお持ちする予定です。





2016-09-01

【祝】サイトリニューアル!!(レスポンシブ化)と、第11回徳讃会のお知らせ!!! ☆☆☆☆

はい。ま、そんなんでね。
当法人公式webサイトも、タブレット端末に満を持してシームレスに対応したという……ね。ぜひ1度、お手元のスマートフォン、iPadなどのタブレット端末でご覧になってみてください。
☞特に、“写真”のページの前半は、お蔵出しの貴重な写真かと。

次回の徳讃会のお知らせは、まず新しくなったサイトで!と密かに思っておりましたが、公式webサイトでも解禁となりましたので、いよいよこちらのブログでも!


平成28年11月13日(日)
14時(午後2時)〜
於:善竹能舞台

と、なっております。
万障お繰り合わせの上、足をお運び頂ければ、誠に幸甚に存じます。
なお、チケットの発売は10月1日から予定しています。皆様のお越しをおまちしております。
☞今すぐスケジュール帳か、カレンダーに記入しましょう!!(笑)

さてさて。

僕の喉の具合ですが、咳が止まらなくなってきました(;´д`)
☞仕事イヤイヤ病の末期と思われます(-_-#) 

息子殿は………(あまり詳しく聞けなかったのですけど、)
どうやら、クラスメイトの女の子に何か哀しい出来事があったらしく、その子がひどく意気消沈していたそうです。
妻がその理由を息子殿に伝えると、
ほな、おれがいっしょに、ないたるわ!
……と、これまたビックリのオトコマエ発言をしたらしいですわ。

たぶん、それで正解だ。
女子にソリューションを提示しても、あまり意味はなくて、かえってウザがられる要因ですらあるのだ。

もしかしたら(いや、もしかしなくても?)とーちゃんよりオトコマエになりそうだな!!そのまま、多くの人に好かれるシュッとした兄ちゃんに育ってくれたまえ!!(*´∀`*)