今回は、小稽古にて。
最近、少しストレスフルな印象を受ける息子殿ですが、なかなか義務感と自分の気持ちとの折り合いが付かないように見受けられます。
稽古はもとより、小学生ともなれば色々とやらないといけないことも増えてきます。
☞誠に気の毒です(爆)
しかしながら、徳讃会の舞台本番は待ってくれませんので、為すべき事は成さなければならないのです。
ダラダラと時間を掛けて、稽古場に入ることを渋るにぃにをしり目に、ムスメが、
あたちが、おけいこ、ちたげるわ!(私がお稽古をしてあげるわ!)と、たどたどしく宣言しまして(ちょっと失笑)
例のごとく「たいそうおけいこ」のみの参加と思いきや、ガッツリとお舞台のお稽古をする気満々Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
その心意気やよしニヤ(・∀・)ニヤ
ではでは、しっかりとお稽古しませう。ってことで、
1.片膝にて座付く、……等々の基礎から教え始めました。
2.正座する、
3.お扇子を置いて、ご挨拶をする。
少々始めるのは早いかも知れませんが、来年の8月にはムスメの初舞台を考えてますので、少しずつやっていけばイイかと(≧∀≦)/
まず、手始めには小舞「土車」の謡から。
☞もちろん、息子殿(にぃに)は謡えます。
例のごとく、我々の基本である「口写し」の要領にて、「聞いたとおり反復する(反復させる)」という方法で、口授を始めます。
☞覚えるまでは相当に気の長〜いハナシですけども、そうやって口伝えでベースを叩き込むのです。
やはり、ムスメも初めは要領を得ないわけです。歳もだいぶ幼いですから(笑)
しかしながら、ムスメと僕がキャッキャウフフと笑いながら稽古を進めていますと………そこへ妻に抱きかかえられ、半ば引きずられるようにして、息子殿、稽古場に登場(爆)
☞天岩戸に隠れた天照大神を、天宇受売命がその踊りで興味を引き、岩戸を開けさせたという故事を思い出すわけですが……。そして妻はたぶん、天手力男命。
一通り謡い終わったところで、2回目。
にぃにも、一緒に謡って、手本、見せたげてよ。出来るやろ?と、 言いますと。
まぁな。しょうがないなぁ!という感じで一緒に謡ってくれまして。
さすが!にぃに!!じゃあ、ついでに「七つに成子」も見てもらおうぜ!と、言いますと!Ψ(`▽´)Ψケケケケ♪
まんまと、息子殿の小稽古に移行してしまったというd(^-^)
今回は家族をも巻き込んだ?僕の作戦勝ちではありましたが、あまり何度も使える手ではありません。
息子と共に学ぶ事のできる、同じ年の頃の仲間がいればなぁ。と思ったのでした。
なにぶん、狂言は一人ではできませんしナァ……。
舞台上に相手方がいることもさることながら、幕を揚げたり、後見として小道具を出したり引いたり、あるいは装束を着けたり……。
その辺の少子化事情を、前に師父なる人に吐露したことがありました………。
ワシら、絶 滅 危 惧 種 やデ!?と、申しておりました。
☞何を今さら言うとんねん。って感じで(笑)
そこで!
《狂言を習うメリット》
について、僕なりに考察してみましたョ!いやね。「心身の健康を高める」だとか、「日本文化の教養を得る」だとか、「生涯の趣味となり得る」とか……ね。もちろん色々、広義には良いところあるとは思いますよ!?
☞長く続けないと分からないかも知れませんが?
しかしながら、ここはあえて。
子どもさん(あるいはお孫さん)が狂言を習う、イチオシの、実効性・即効性の高い?「メリット」として!!
「係り結びの法則」が直感的に判る!!ええ。
御存じ、あの「ぞ・なむ・や・か・こそ」が、科白や詞章を口ずさむだけで、だいたい、正しいものが選べてしまいますっ!!
☞なんと!古文の授業にも強くなれる(笑)
☞あ!大きな声がでr……
………というところまで考えたましたが、
訴求力、よっわ!!めっさ、弱いし……orzと、意気消沈しています、なう(+_+)
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