2016-10-11

おぉっ!この小格子模様のお扇子袋は!?(゜o゜; ☆☆☆☆

10月8日(土)の「善之会」、お運び頂きました皆さまには、誠に有り難く、厚く御礼申し上げます。親子共々、無事に勤められホッとしました(;^_^A 

さて今回は、今年2回目となる東京での公演でした。
子連れでの長距離移動となりますと、本当に気遣うことが多くてですね。
例えば「乗物酔い」とか「トイレ」、「睡眠」あるいは「歩く速さ(乗り継ぎに要する時間)」などなど、舞台上の、子方(子役)のパフォーマンスに悪影響を及ぼすであろう要因を、極力廃するためのマネジメントが必須となります。
そんな事もあり、なるべく無理のない移動に努めました(^^ゞ

ネットで新幹線のチケットを手配(EX予約)すると、特急券の範囲(京都—品川)でしか乗車券を買えないんですよね(-_-#) 
まぁ、JRグループ的には、ICOCAとかSuicaを使って勝手にシームレスに在来線に乗り継げ!ってハナシなんでしょうけども、たまにしか乗り物を使わない子どもなんか、IC乗車券を持たせてても、あまり意味ないわけです。
なので、いつも乗り越し精算をするわけです(+_+) 
☞交通費は法人持ちですし。結局、オトナも後で交通費精算するんですよね。
☞家族連れの移動は考慮してないことが、よく分かるシステムですよね。

その毎度、毎度のロスタイムが本当に鬱陶しくて。
駅員さんに尋ねると、ネットで「特急券」を手配して、窓口で「乗車券」をお求め下さい。という解決策しかないそうです。
☞ま、いずれにしても三連休の初日なので、早めに特急券を買って座席だけは先に確保しておきましたよ!

これ、往路ですけども。地元高槻駅です。
こういう椅子があると、なるべく座らせます。
☞疲れさせないため(--;)  
 
普通電車で行くか、新快速(快速)電車で行くか……。それが問題だ!!


今回は、主催者の大二郎氏のお計らいにより、15時開演でした。お陰様でいつも東京にうかがうパターンより、1時間ほどゆっくりできました。
☞7月の東京へ参った折には、既にこの時点で息子殿は嘔吐してました(--;) 
☞あの時は……もう、思い出したくない(/--)/ 
東中野駅に着くと雨が降っていて、なにぶん、子連れ・大荷物?というのもあり、東中野の駅からタクシーを使ったのですが、運ちゃんもよく場所を知らなくて。グルグル回ってるうちに、エンコした車が道を塞いでたり…(*`Д´*)
☞いやホンマ、東京は怖いとこやわぁ(笑)
☞山手線、めっさ混んどったし!!(爆)

まぁ、何とか。紆余曲折あったものの、無事に梅若能楽学院会館に着きまして………。
白足袋に履き替えさせて、一足先に舞台の広さを体験させ、立ち位置を確認した次第です。
☞この後、御囃子の皆様、大二郎氏、十郎師、富太郎氏とも申合せ(リハーサル)を行いました。

そうそう。

この日の楽屋のお弁当は、この様な可愛らしい押し寿司でありました(≧∀≦)/
美味好きの大二郎氏らしいチョイスかと(笑)

そして、そして。本番を迎えます。
恥ずかしながら告白いたしますと、息子殿のことで頭がいっぱい(いかに、スムーズに「稚児」装束を着けて、ヤツに無事に舞台を勤めさせるか)でして(--;)

自分のことでは、実はすっかり失念(失敗?)しておりました。
お客様におかれましては、お気付きにならない範囲の事かと存じますが、僕的には痛恨の極み。
次回からは、もっと気を付けたいと思います……orz
☞たぶん師父なる人には、「それ見たことか。」って言われるのがオチなので、黙っておきます。
☞息子殿は!ちゃんとやったよ。お客様にもお喜び頂けたようです。

で。帰りなんですが。

いつものように、品川から新幹線に乗り込みますが……。

装束を入れて運んでいる旅行トランクは、師父なる人、僕、息子殿の荷物をまとめて入れてますので、割と大きいんですよね。
なので、座席上の棚には置けません。
なるべく新幹線の最後部のスペースを使えるよう、座席を手配するのですが………。

既に外国人のビジネスマンと思しき3人組がゴッツいトランクを置いて占有中Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
僕の目論見はあえなく潰えたわけです。

そして。ここに、こんなにデッカいトランクを置かれると、リクライニングシートを倒せないんだわさ(゜o゜;

いやぁ……。
これって受忍範囲ですかね?観光立国を目指すらしい、我が国の主要交通機関における、荷物置き場事情は、実にお粗末ですよ?2020年までに何とかしてくんねーか???
元気があれば、車掌にクレーム申し立てても良かったんですが………妻と息子殿に泣いてもらいましたよ(--;)
☞外国はどうしてるんでしょうね?貨物車があるの?
☞僕の荷物は2座シートを180°回して、向かい合わせにしたときにできる隙間に放り込みました。
☞これも次回からは検討課題ですな。確実にラゲッジスペースを確保できて、リクライニングシートの邪魔もされないようにする。

そして、恒例?
御道具などを干しております。今回も汗をかいた(僕は変な汗を…)ので、良く乾かして、お天気の良い日に畳んで仕舞います。
☞ちなみに、脇正面側から撮っていますが、下に写ってる竿は、「鐘後見お稽古アイテム」です。

最後に。

こちら、「善之会」御披きに頂戴しました、某・有名ブランドに特注されたという噂のお扇子袋です。
☞嘘w
☞「特注」というのは、ホントww

当初、御披き記念の引出物(?)として、オリジナル手ぬぐいをご用意される……ようなことも、御相談受けてたのですが………。

師父なる人が「能楽師らしく、お扇子袋はどうか?」と大二郎氏に提案したような風に聞いてます。(違ってたら、ゴメンナサイ。)
名付けて“ 善 竹 格 子(ぜんちくごうし)と、大二郎氏は言うてはりましたが、この日のために創られたチェック柄なのです。

ぱっと見は某・有名な格子柄っぽいお扇子袋なんですが……洒落てますよねぇ(笑)
よく観ると………善竹の“竹”模様を配っているのが分かりますでしょうか。
☞エエモン、作らはったなぁ……。

あ!いやいや。僕が自慢げに言うことではないですので、詳しい開発経緯?などは、ぜひ大二郎氏御本人にお尋ねになってください!!
息子にも頂戴しました。大切に使わせて頂きたいと思います。

そして!
東京近郊にお住まいの方は、次回「善之会」にお運び頂けると、きっと中の人も喜びます。大二郎氏への応援、よろしくお願いいたします!!


【余談の追記】
ところで!「善之会」にお越しだった皆さま!!
場内アナウンスの声は、誰だったでしょうか!?
①大二郎氏のフィアンセ
②富太郎氏のカノジョ
③僕の妻
答えは!!















③番。
当日、急きょ、大二郎氏から我が妻にオファーがあり、引き受けたみたいです(笑)
かつて、大二郎氏のお祖父様の、善竹圭五郎師がご存命中の折、善竹狂言会を梅若能楽学院会館で催された時には、我が師父なる人も、急きょ抜てきされ?場内アナウンスしてたらしいです(゜o゜;
☞※筆者註:フィアンセやカノジョの存在は、未詳です(爆)

【さらに追記】
画像の差し替えを行いました。


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