散々グズッた上で、
「かぁさんにみてもらわないとイヤだ」などと、抜かすわけです。
もちろん、母親が稽古にコミットすることは原則ありませんから、妻は当然のごとく突放しますわな(笑)
それに加えて、小稽古は夕食後のため、天手力男命(妻)もいろいろと家事のルーチンワークがあるため、力業も使えません(笑)
こちらもあまり息子殿の都合ばかりに付き合っておれませんので、ムスメの小舞のお稽古を先に済ませ、様子を見ていましたが、全然稽古場にはやってきません。
徳讃会の「蝸牛」の稽古を済ませ、奉納狂言での「猿聟」の稽古を済ませ、土曜日のうめだ能での「文蔵」の稽古を済ませ………。
それでも、まだまだ稽古場にやってきません(--;)
☞よくさ“親の背を見て子は育つ”……などと言いますけど、ありゃ嘘ですな!!(笑)
例えばさ、折木奉太郎の言うところの“やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に。”とか、イクタ・ソロークの“怠ける時は怠けるが、怠けるための努力は惜しまない。”とか、彼らのモットーとするところの処世術(?)をぜひ、身に付けてもらいたいものなのですが、どうも、そういう割り切り方が出来ないみたいなのですな。
☞ま、難しいだろうけどさ。
リビングで足袋に履き替え(た所までは頑張ったみたい 笑) シクシクと泣きながら、うなだれ、座り込んでる息子殿に
今の状態で、徳讃会本番に自信を持って舞台に立てるのか?と、尋ねるとフルフルと首を横に振っています。
稽古をしなくても、ちゃんとできるのか?
稽古をしなければならないと分かっているのに、それができない。というのが、僕には本当に、分からないのですナァ………。理解に苦しむ。
そんな事では、「二足の草鞋」なんて履いてられないわけですよ。
現時点でのファースト・プライオリティは何か。それと『段取り』(いわゆるスケジューリング?)、あと気持ちの切り替えが重要なんですよね。
☞“段取り八分、何事も段取り、段取り”というのは、拙家の家訓でしてな。
僕も時間があれば、今回はどうも売れ行きの悪い!!(号泣)第11回徳讃会のテコ入れでも図りたいのですが、なかなかそちらに手が回りません(>_<)
☞20席ちょっとまではすぐに売れたのですがねぇ………orz
まぁ、今度から稽古をしてほしい時は、自分で足袋に履き替え、稽古場に電気を点けて、準備が出来たところで、
「お稽古お願いします。」と言うてこい。ということにしました。
もちろん、ある程度できていると思われるので、そう判断したのですが………。
はてさて。彼奴め、どう出てくることでしょうか(笑)
☞きっと、妖怪ウォッチなんかに流されるんだろうなぁ……。
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