御存じの通り
はり師・きゅう師と、能楽師狂言方の「二足の草鞋(長靴に非ず)を履く」僕はですね、残念ながら?斯業に携われるのは、どうしても週末が主体となります。現職場(病院勤務です)では、割と自由に有給休暇を取得させて貰えます(おそらくお子さんを持つ女性職員が多いため)が、限度がありますし、やはり週末の方が助かります。
今年は、10月上旬の「善之会」から1週空けて、うめだ能、故山本眞義氏の17回忌御追善、また1週空いて、奈良の春日さんの式年造替における奉納狂言(これは平日)、そしてなんと同じ週の週末に徳讃会……と、いつになく濃密な!?スケジュールとなっています(^-^*)
☞ほぼ毎週末、出かけてますよね(^^ゞ
☞今週末は、徳讃会の設いと装束を組みが待っている!!
10月30日
山本眞義十七回忌追善能にて、大曲の「道成寺」を林本大氏が御披きになりました。僕はその「鐘後見」としてお役を頂いていました。
そして何と!観世流シテ方の林本氏は、関西大学同窓とのことで、図らずも斯様な御縁を頂き、誠に光栄でありました(笑)
狂言方(の、鐘後見)といえども、多くの約束事がありまして。
先だってのうめだ能の折に、善竹隆司、善竹忠亮両氏に手順(や、注意事項)をうかがったことを僕なりにまとめただけでもA4の紙に2枚の内容となりました。
善竹能舞台では、鐘を釣ることは出来ない構造(たぶん、設計強度が足りない)ですが、狂言方が鐘後見の稽古をする御道具はあるんですよね!
土曜日に、たまたま実家に来ててヒマそうにしてた妹を捕まえ、片棒を担いで?貰いました(笑)
☞彼女もかつては僕と一緒に狂言してましたし。
手順と注意事項を確認しながら、実際に動いてみました。
そんなこんなを踏まえ、さらにこれに僕が実際に場を踏んでみて、また楽屋にて忠一郎師や忠重師に承ったことを付け加えると、優に3枚は超えてきそうな……。
☞もちろん、その他には、別冊で我が師父なる人より聞いた教えも別にあるわけですが……実に厳格で、奥が深いものでした。
林本氏におかれましては、ご無事に大役を勤められ、またご盛会のうちに終えられましたこと、誠に祝着に存じます。
☞大槻能楽堂の見所が、満席でしたものね!!(O_O)
☞林本氏御自身は、「大阪マラソン、越えたな!」って自負してはりました(笑)
ま、僕はですね。
ここに来てどうやら、ポンコツの身体がいよいよ破綻しそうなので、後半を乗りきるためにも、3日にでもメンテナンスに繰り出そうかと思てます……orz☞っつか、それしか日が取れへんし(^^ゞ
☞例えばね。約20キロの米袋、頭上高く上げてみたら良いと思うの。もしかしたら鐘後見の感じを疑似体験して頂けるかもね!!
※なお、ヘルメットを被るなどの対策は、自己責任でお願いします!お怪我をされても、僕は責任は負いかねますよ!!(笑)
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