今週末に迫りました!「善之会」。
我々も「業平餅」の御装束、その他の御道具、行く準備を調え、気合いも十分であります!!(≧∀≦)/前回の大稽古の後、師父なる人より「御囃子や茶屋(師父なる人)が座付いている状況を想定した稽古もやっておくように。」という助言があり、舞台の上に模擬的に鬘桶を見立てて置いてみました。
また、業平餅に専念するため、小舞「七つに成子」の方は、お休みッ!!
☞…と、告げると、途端に満面の笑みを浮かべる息子殿(爆)
演出上「その場面に、“居ないもの”として扱う登場人物の存在」というのがありまして。もしかすると、お客様の中には「ん?」となる事があるかも知れませんが、透明人間のような?存在という風に思って頂いたら結構かと(華麗にスルーして下さい!(≧∀≦)/)
余談ですが、その点、この度大二郎氏と大藏吉次郎師が演じられる「瓜盗人」は、都度、演者(シテとアドが)交互に幕を出入りして、舞台上に残っているということがありません。「瓜盗人」はある意味、特殊な演目なのかも知れません。
☞対話劇というジャンルながら、シテとアドが最後まで言葉を交わすことがないわけです。
そんなわけで、演出上同じ場面に居ないのに、それを目で追ったり、(袖などが)接触するなどはNGでして。
それに留意するよう、改めて息子殿に指導したわけです。
息子殿には可能な限りの、想定しうる情報を伝え、シミュレーションしてはいますが、なにぶん僕自身も梅若能楽学院会館のお舞台に立たせて頂くのは初めて(おそらく!)ですので、あとは実際に拝見してから。ということになります。(例えば、橋掛りの長さとか、声の響き具合とか?)
さてさて。
毎度のことですが、この度の僕のミッションは!舞台を無事に勤める!!ということもさることながら、息子殿らを連れて、梅若能楽学院会館までエレガントに引率し、最高のパフォーマンスを引き出すべく、装束も段取りよく着け、無事に連れて帰ることでゴザル(`・ω・´)キリッ
それでは、「善之会」に御出での皆さま、10月8日は舞台の上にてお目に掛かります。どうぞ、お気を付けてお越し下さい。
あ!もしかすると、まだお席が残っているかも知れませんので、お問合せはコチラのページから!!
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