例によって、お稽古がありました。
今回は、少し実践的に着物(今回は紋付、袴で)を着けた状態でどんな感じになるのかを体験させてみました。
併せて、ばぁばやかぁさん、妹も一緒に見所で息子殿のお舞台を拝見するという……。
予定通り、妹の方が退屈してウロウロ動き出し、またギャーギャー言い出して、気が散るシチュエーションを作出することに協力(?)してくれました。
初め1回目、じぃじと一緒の時、よくできました。身体の向き:おっぱいに目が付いているという指導は、直感的によく分かったみたいでした。
さらに、いくつかの改善点を指導されました。
実はこの時から、声に少し元気(ハリ)がなくなっている感じはしていました。
ただ、慣れない着物だと、まれに気分が悪く(締め付けるから?)なってしまうこともあるので、それが原因かと思い
「もう1回、今度はとーちゃんと出来そうか?」「どうする?紋付、脱ぐか?」と尋ねると、
「もう1回できそう。」「やってみる。」とのこと。
その心意気やよし。
もう一度、紋付のままで、やってみようということになりました。(写真をいくつか撮ったので、また上げてみます。)
2回目の以呂波のお稽古が進む中、そこでハプニングが!
そう。科白を忘れたんですね!(爆)
こういう失敗経験が笑い話にできるのも、お稽古ならではですよね(笑)実は我々が、避けては通れぬことの1つです。
そんな時に焦らずに(フリーズせずに)危機的状況を回避できること……。
要は、お客さんに「それ」と気付かせない(心配させない)で対応することが求められるのです。(極論すれば、別にアドリブでそれらしい科白を作ってもいいんです。また余談ですが、科白忘れたんとちゃうか!?って思われるほど、“間”をとることもある。ってことを付け加えておきます。)
実際息子殿は、モジモジしたり、天井見たり、ものすごく顔をしかめてみたり……いろいろやってましたわ。
しかし、我が師も僕も手助けはしません。自ら何らかのソリューションを見いだすまで、基本的には放って置きます。(後見がプロンプター?のように言うそうですが、我が家ではそれが許されていません^^; )
ただ今回、科白が頭からスッポリ抜けてしまう…というのは、息子殿も初めてのことでして。経験値も少ないですから、そこを適当な科白を補って舞台を進めろ。というのは、どだい無理な話なので、ここはじぃじが冒頭の1語を教えたのですが……それでも、後が出てこない。
なので。もう一度「親」役の僕が、一つ前の科白を言うことで、ようやく続けていくことができたという……(笑)
☞いずれにしても、泣かなかったのはエラかった!(泣きそうになったとは思うけど。)
そんなことがあった為か、緊張して声が小さくなり、かすれているのかなぁ……。と思っていたところ、その日の夕刻になんと38.6℃の熱発と嗄声……。(稽古の後に散歩にも行って、走り回ってたのに。)
なんとも……(--;)
1回目の後に言ってた「喉が痛くて、ちゃんと声が出ない。」というのは、本当でしたのやな!(°□°;)(病の気配を微塵も感じさせないほど元気だったのに。)
舞台の本番が来月に近づいてきて、健康面でヒヤヒヤするのは、なんか勘弁して欲しいなぁ……って毎度思います(--;)
0 件のコメント:
コメントを投稿
まいど!コメント、待ってます!!
(承認制になっていますので、反映には時間がかかる場合があります。)