金曜日(小稽古)
このところ、「居杭」ばかりに注力しています(;^_^A前回、少し厳しく叱りましたが、何と今回は随分と進歩が見られまして(゜o゜;
この分なら、ちょっと安心できるかなぁ…と、少し安堵の胸をなでおろした次第です。
初使いした居杭頭巾(稽古用)も改良が施されました。
実際の居杭頭巾(本番用)にも実は、頭の「鉢」の部分に太い補強布のようなものが施されているのですが、今回試作した稽古用では、それを省略していたのです。
で、実際に使ってみると、舞台上で脱ぎ着する際にはちょっと扱いづらくなっているようでした(ちゃんと意味があったのですね^^; )
というわけで。
ちょっと追加の注文を付けましてね、本番用に習って斯様な布を巻き付けてみたわけです。
☞大変上手くいきました。
まだまだ油断はできませんが、「居杭」は今のところ順調に修得が進んでいるように感じました(ただ……得てしてイレギュラーがあるのでね^^; )
土曜日(大稽古)
かねてからの予告通り、この日は家族と里帰りしてる叔母ちゃんとその娘(息子のいとこ)に観てもらいながら、「痿痢」のリハーサルを行いました。今週末(23日)の地蔵盆では、「第30回 おじぞうさまとこどもたち」が催されますが、この日には子ども達対象の浴衣狂言会を開催することになっており、息子殿には「痿痢」の太郎冠者をやってもらうことになっています。
お客さんに子どもが多くいるなると、なかなか静かにもならないかも知れないし、突然泣き出す赤ちゃんなんかもいるかも知れません。息子殿の気が散る要素は山積みです。
☞はい。そのシミュレーションを兼ねていました。
……ま、ちょっと変な型もありました(居杭とミックスされてしまった!?ww)が、まぁ、こちらも大丈夫そうです。
そして。
せっかく、浴衣と袴を着けた状態でしたので、このまま「居杭」の稽古を。☞居杭頭巾を懐にしまうことにも慣れておく必要があります。
大稽古は、妻(母親)が同席することが多い(妻にも、我々がどのような修行の過程を経るのか、よく認識しておいてもらう必要があります。☞妻は、斯道の経験は全くありませんので。)ですが、今回は、“亭主”のポジションを。
特に科白を言うとか、型をするわけではないですが、“亭主”と“算置”が一斉に型をするときに、“居杭”はそれをどのように、身をかわしながら自分の型をしていくのか……。
そのようなことを具体的にイメージさせるために、妻に座らせてみた次第です。
初めて、登場人物が3人いる状態での稽古でしたが、より具体的にイメージできたのではないでしょうか。
来月からは、じぃじ(算置)も一緒に(僕が“亭主”役)で稽古を進める予定ですが、この分であれば、問題なく移行できそうです。
そうそう。最近面白かったのは、息子殿は夢の中でもお稽古をしているそうです(爆)
一緒に寝ている妻が、あんまり声が大きくうるさいので「もしもーし!お稽古ですかぁー?」って足を叩いて声を掛けると、勇ましく「そうや!」って答えたとか。
なかなか、頼もしいです……
☞ってか、ちょっと気の毒になってきました(;^_^A
今月には、息子殿のランドセル(!!)も見に行きたいし、「居杭」が祈請を掛けに訪れる“清水の観世音”(清水寺)も参拝してみたいし……。
チョイチョイ忙しいです(;^_^A
そして……。僕の「花子」ですが………orz
「全 く 、進 歩 が 見 ら れ ん や な い か!」と、師匠談でございました(>_<。。。
☞なので、伝授が進んでおりません(--;) 大丈夫か!?>自分!
「釣狐」ほど大きな型はないですが、汗だくになりますし、全身筋肉痛にもなるのですけども……(;^_^A
どうやらもっと深いところでの、科白の意味であるとか、シテの心情を酌み取った上での「表現」というものが必要なんですが、それが成っていないようです(--;)
……はぁぁぁ。どうしたもんでしょう(..;)
気張ります。
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