2015-08-27

お稽古_㉚ 小稽古:居杭のお稽古再開と花子のこと(ちょっと長いです。)

水曜日。
息子殿の「居杭」の稽古を再開しまして。
一通りやってみたのですが、やはり所々で詰まったり、忘れていたりということがありまして。うーむ。また、思い出していかねばなりませんナ。
しかし、これからは「居杭」の指導に集中できるので、少しだけ気は楽になりました(笑)
本番まであと、2ヶ月を切りましたのでね、引き続き週3小稽古と、週1大稽古で物にしていきたいと思います。そうそう、9月からは我が師も交えての稽古になりますから、より本番の形に近くなります。

そして……花子でございますね。
いや、なんでこんなに難しいのでしょうか。
いやしかし。なんでこんなに(ホントに)難しいのでしょうか。(大事なことなので、二度言っておきます。)全然「できてきました感」のようなものが見えてきませんorz
まぁ、とにかく稽古を積むしかないのでしょうね……。
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えー、というわけで、個人的なお知らせです(;^_^A
10月25日の第9回「狂言を楽しむ 徳讃会」を過ぎるまでは、お遊び・飲み会のお誘いは、誠に申し訳ありませんが、一切お断りしようかと思う次第です。よろしくお願いいたします<(_._)><(_._)>
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閑話休題。
先日、録音物を聴くことが解禁された旨、書いたと思います。
で、彌五郎翁は没後50年を過ぎ、いわゆる「著作権・著作隣接権」の権利関係が消失した(?というワーディングで良いのかな?いや、消滅時効を援用できるようになった?違うか^^; )関係で、実はCD化されていますΣ( ̄□ ̄;)
なので、一般の方でもお求めになれるようです。(あまり大きな声では言いたくはないけど。)

そんなわけで、こちらはMacに取り込む(iTunes)のは簡単でした、が!
我が祖父玄三郎と師の音源は、にゃんとカセットテープ!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

カセットテープの再生……どーすんの!?って話でね。
-`).。oO(今の若い人は、知りはらへんのやろなぁ………。

いや、ま。再生機ありましたわ。
ありましたけども、マスターテープ傷めたくないですし、繰り返し聞くのには難あり……。

というわけで、音声のデータ化を………。
カセットテープの再生機から、ヘッドホンのピンジャックを使ってラインアウト→TASCAMのデジタル音声録音機(僕自身の稽古の声、録音用)にラインインして、音が振り切れないように調整して録音することで、データ化することを思いつきました。(実は僕、元放送部にゃり。)
なんとか、思惑通りにいきまして。一応、聞けています( ̄^ ̄)ゞ
しかし、便利な世の中ですナァ

そうそう。
あと、祖父の書き残した「型付け」の書き込まれた書物も「見てヨロシ」と手渡されたわけですが…(必要なところは書き写します。)
ちょっと面白い内容(玄三郎翁調べ?)が書いてありました。
たぶん、公開しても差し支えないと思うので、書いてみます。

何で妻のことを、「山の神(やまのかみ:山ノ上)」というのか?って話なんですが。
以呂波歌に由来すると……。横書きにするとイメージ湧かないので、無理矢理縦に書いてみますが……。
あうわい
さゐかろ
きのよは
たに
れほ
そへ
 と
  つ
ゑけねち
ひふなり
もこらぬ
せえむる
すて を
この右から3行目、“有為の奥山  今日越えて”の一節ですね。ちょっと太字にしましたが、「やま」の上に「おく」(方の意)がある。ってことで、「山(やま)の上(かみ)=「妻」。

……だそうです。へぇぇぇぇぇ!(゜O゜;

山の神様は「絶世の醜女」という伝承をふまえて、自分の妻を謙遜して?「山の神」と称したのかと勝手に思っていたわけですが……!!
☞いやぁ、「山ノ上」の方が 絶  対  平  和  的 だわ!!(爆)

「上」と「神」の違いなんて!この際、どうでも良いではないですか!(笑)
そんな些末なことより、家庭の平和が優先されますよ!!……ええ、ええ。

と、いうことで。
続きは次回の講釈まで(*゜∀゜*)

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