2015-12-10

お稽古_⑨ お!1人で謡えるようになってきたぞ!

ここ最近、コツをつかんだのか、大変良くなってきた感じです。時折ちょっと調子っ外れになってしまう所もありますけども、そこはまぁ、繰り返し謡い込んでいくしかないでしょうね。

この分であれば……次回には一人で謡えるかをチェックして、その次のステップの「立ち稽古」に移ることができそうです。

初めてのことを子どもに教える。という事は、なかなかに工夫が必要でして。
言語的に微に入り細を穿ち、事細かに説明すればできるというものでもなく、かといって頭ごなしに押し付けることだけでは、やはり頭打ちになるような……。

立ち稽古に移行すると、謡と型をリンクさせながら教えるということもさることながら、お扇子の扱い方や舞台上での立ち居振る舞い(切り戸口から出る前、出た後、座付く所等々)などを含め、これまた、本当にいろいろと教えていくことがありますなぁ……。
これらのルーティン(今、流行の言葉で言えば? 笑)を体系的に、伝授していくわけです。

もちろん我が家の方針として、我が師の代からは「体罰」は一切なしですし、また稽古場を出てからさらに稽古を付ける。というようなこと(例えば食事時に。)は致しません。(まぁ質問があれば、教える事はありますけども。)

いずれにしても、息子殿が能力を獲得?していくプロセスは、なかなか面白いものです。

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