例えば、アナウンサーほどの厳密さは不要なのですが、科白の明瞭さ、イントネーションの正確さは拙家でも重視するところです。
ただ、ムスメのいまの発達段階・レベルでの稽古において、そこまで枝葉末節に拘ると、逆にスポイルしてしまうのではないか。狂言というもに対して拒絶反応を起こしてしまうのではないか。という懸念もあって、その都度訂正するということは行っていません。
☞本当に迷うんですけども(^^ゞ
それに、都度それをやりだすと、たぶん稽古が進まない。というのもありましょうか(;^_^A
前の投稿でも、世阿弥のことばを引いて、いろいろと言い訳(笑)を試みておりましたが、Facebookの友人が、風姿花伝の一節を改めて紹介して下さいましたので、拙ブログにも載せておきたいと思います。
『風姿花伝』年来稽古条々・七歳、実践編
「ふとし出ださんかかりを、うち任せて心のままにせさすべし。さのみに善き・悪しきとは教ふべからず。あまりにいたく諫むれば、童は気を失いて、能ものぐさくなりたちぬれば、やがて能はとまるなり」より詳細な原文・現代語訳は、こちらを御覧いただくとして。
世阿弥という人の先見の明というか、慧眼には本当に敬服する次第です。
余談ですけれども、あのたどたどしさ。逆に萌える♡んですよね(。-∀-) ニヒ♪
大きな口で、一生懸命に元気な声を出している姿は、にゃんとも(〃▽〃)
「親バカ」になるとも「バカな親」になるなかれ。とは、常々肝に銘ずるところ(もちろんこれは、世阿弥のことばではありません。)ですが……最早、後者かも知れませんな!あははは……(;^_^A
御多分に洩れず、斯界も少子化の波です。
師父なる者の言葉を借りれば、「絶滅危惧種」です。ムスメがどの程度まで頑張ってくれるのか分かりませんが、息子殿のヒッティングパートナーを育成していくことも、僕の今後の喫緊の課題ではなかろうかと(-。-;)
ま、そうして……。
僕の白髪はどんどん増えてくのです。ぐはー(/--)/
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