もしかしたら、今週は無理かも知れないなぁ……。
なかなか薬を飲んでくれなくて、大変困っています(-_-)
妙なところで、グルメなんだな。
薬 に 美 味 し さ を 求 め る な よ!!と、父は声を大にして、言いたい。
そんなわけで。
とーちゃんは、せっせと自分の稽古に勤しむことにしまする(´∀`)
薬 に 美 味 し さ を 求 め る な よ!!と、父は声を大にして、言いたい。
「もう1回、今度はとーちゃんと出来そうか?」「どうする?紋付、脱ぐか?」と尋ねると、
「もう1回できそう。」「やってみる。」とのこと。
え!?他の演劇もそうよな!?と、お気付きの方……。正解です。
- おへそを前に向ける(正面)
- おへそを向こうの柱(大臣柱)の方へ向ける(アドと対面)
というような事を言っていました。
- おへそを幕の方へ向ける(舞台上には登場しない召使いに呼びかける)
「乳房に目が付いているように思え!」と、指導を受けたと書いてあった。と教えてくれたことがありました(うろ覚えなので、正確ではないかも知れません。)
「人間は、可笑しいから笑うのではない。笑うから可笑しいのだ」 ― アンリ・ベルクソンアンリ・ベルクソンがどのような人物なのか、寡聞にして存じませぬが、この事を友人に話すと、Motion creates Emotionやな。とかっこ良う言うてました。
うなぎ |
実はこのお掃除は、歩く稽古をしていることにもなるのだ!ベスト・キッド観たやろ?と、息子に言うと、何やら感じ入ることがあったのか、すぐに足袋に履き替えてきました。
二字め上がりの三段起こしが全く出来てません。
かしこまってござる。と、なるべきところを、力いっぱい声を張ろうとすると、
かしこまってござるぅ!になってしまいます。
聞いたとおり、言わんかい!と言って、ダメな発声と、良い発声をやって聞かせても、そもそも聞く気がない(としか、思えない)から、違いが判らないわけです。
「おれはなー、にくしょくけいやねん。」と、言って偏食をはばかりません(怒)いつまでも嫌いなもの(菜っ葉系の炊いたんとか、キノコとか、豆腐ね。)を後回しにしようとするし、あまり好きでない物も最後の方になってくると、嫌いなものカテゴリーに移行するので、ますます食が進みません。(肉も嫌になってくるよね、この人。肉食系なのに。)
「もっと、どんどんレベルを上げていかなアカン。」確かに、このままではダメですね。ひと様にご覧に入れられるものではない。
「このままやと、単なる学芸会やデ。狂言にしていかんと!!」
「ホラ、言わんこっちゃない(鍵を無くしてしまって。)」と素っ気なく返され、冷笑されるばかりで。
もしや!?(°□°;)と心躍らせましたとも!!(笑)
「はい、では。幕の方に行って…」と、繰り返し説明しようとしたところ、
「はい。それでは…、まず幕が上がります。」
「そして……親(本番はじぃじやデ?)が、ゆっくり出て行きます…。」
「そんなん、いわんでも、わかってるっ!!」と、のたまいます。息子殿が……。
「あ。そうかぁ?ホンマに分かってんの???」と、説明を止めて、親役をしながら僕は舞台に出ていきましたところ、やっぱりできないのよね!!(この増上慢というか一知半解というか……。)
「ほな、思う通りにやってみ……。」
「えー。とーちゃんは、幕から出て行く時の間の取り方(キョリの開け方)を教えようと思って説明していました。」と、言うと、しおらしく頷いておりました。
「でも、できてませんね。それでは間違いです。」
「以呂波でも『兎角そなたの知恵は“走り知恵”と言うて、一っとして、役に立たぬ!』って言うやろ?」
「つまり、今のお前のそれが、『走り知恵』やわ。とーちゃんの言う事をよく聞きなさい。」
「まずは言う通りにやってみなさい。」
「善竹彌五郎翁の声」と題しまして、最新の知見に基づく成果をお話し頂く予定にしております。