22日(土)
「
第30回 おじぞうさま と こどもたち」(ファイナル)の前日のため、「痿痢
(しびり)」のみをサラッとおさらいする感じでした。
もう、こんだけやっていれば、もはや後は何も言うこともありません。ゆっくり大きな声で、余裕を持って演じるのみです。
(変に細微なところにこだわり、叱りつけて気分を腐すよりも、子方らしい感じの舞台が勤められればそれでOKなのです。今のところは。)
23日(日)
当日は、お昼から
“スペシャルゲスト・大ちゃん”(善竹大二郎氏)が、東京からわざわざ?お手伝いに駆けつけて下さり、狂言ワークショップの簡単な打合せと、狂言パートの申合せ
(流れの確認☞もちろん、僕は朝からタイムテーブルを作りましたとも!(笑)
今回のワークショップは……
の、【狂言鳴き声クイズ】を行いました。(まだ、他にもいろいろな音はあるのですが。)
スペシャルゲスト・大ちゃんには、主に狂言のオノマトペ発声と型を担当してもらって、僕は進行の方を。
いやぁ!盛り上がりましたねぇ!!保護者の方の御協力のたまものです!!!この場を借りまして御礼申し上げます。ありがとうございましたm(__)m
また、とてもユニークな回答をしてくれたお友だちな!!(笑)「カエルっ!!」って聞いたときは、こっちが吹き出してしまいました(爆)
スペシャルゲスト・大ちゃんも大活躍でしたね!!ありがとう!!!(*゜∀゜*)
息子殿の「痿痢」も、見所(けんしょ:客席)の雑音が混ざる中、気が散ることもなく、ゆっくり大きな声で上手にやってましたし、最後の「小舞」も楽しんで頂けたみたいで、良かったです!
来年からは人形劇はないけれども、楽しく狂言ワークショップと、こども狂言とできたらいいな!と思ってます。また来て下さいね!!(来年までには、♪ピンポーン!とか♫ブブー!!とかなるおもちゃでも仕入れておきます!)
さてさて。
僕の方は、ようやっと「花子」が最後まで進みまして^^;
あとは、稽古あるのみなのです。
これまでに、いろいろ先に花子を披いたはとこに話を聞いたりもしましたが、稽古時には「録音」という文明の利器も併用しているようですにゃ!(°□°;)
我が師は(釣狐の六つの杖の口伝の時にも釘を刺されたわけですが)「録音は一切不可」という立場であるので、今までそのような機器を併用せずに参りましたが、ここに来て「録音された物を聴いてもよろしい。」というお許し?がでましたΣ( ̄□ ̄;)
☞もちろん僕は、すでに稽古時に録音する必要もなくなっているのですが……。
先達の謡(もちろん、彌五郎翁のCDもあり)を聴いて、さらなるブラッシュアップを図れ!という事でしょうか(’’;)
なんだか、どんどんとハードルが上がり、外堀が埋められていくような気がするのですが、気のせいですか?(言い逃れは…できないです……よね?やっぱり^^; )
24日(月)
幸いにも、勤務先の休みが余っていましたので、この日に休暇を当てていまして。朝から大二郎氏に連れてもらい、京都の吉田装束店さんを訪れました。いろいろと、お話を聞かせて頂きました。
装束の新調(現代人の体格に合わせたリサイズ含む)は、我々の一つの課題ですよねぇ。
今回、訪問させて頂いたことで、どのような手順を踏んで装束が製作されているのか。どういうことが可能になるのか。が具体的に判りましたので、復刻がイメージしやすくなりました。
☞ここのお店の手法を採れば、大人用の図柄・サイズを子ども用に縮小することも簡単になるわけですね。
そのあと、四条河原町の方に出たついでに、狂言足袋を取り扱っていらっしゃる「分銅屋」さんも見に行きまして(笑)
お店先から中を覗いていた不審者は僕とスペシャルゲスト・大ちゃんです。
どうぞ御寛恕下さい^^;
そして、実は今回の真の目的?でもないですが…^^;
☞いや、当初は、花子の書物の読み合わせに伺いますというお話だったはずです(笑)
大二郎氏(山ノ神役)とは「花子」の申合せを(。-∀-)
ええ。ええ。
今回もそれぐらい、気合い入れて臨んでおりましてよ(*´∀`*)
大二郎氏の御厚意には篤く感謝申し上げる次第です。