18日夕刻。
僕が帰宅して、衣類を着替え(外で着てた服は、家の中ではほぼ必ず着替えます。)夕飯を取り始めますと。息子殿が手に絵本を持ち、標記のように言ってきました。どうやら、ご近所の服部図書館で借りてきた本らしいのですけども……。
こちら。
『いわな―川と森の生きものたち』という絵本でした。
ざっくりと疑問点を尋ねると、どうやら
はりがねむし はどうして むし を みず にとびこませるのか。ということであるようでした。詳しいことは食後に聞くことにして……。イワナ(渓流魚)とハリガネムシの関連がよく判りませんでした
☞ハリガネムシって、イワナに寄生したっけ?(……とか考えてました^^; )
ふと、思い出したのが、これ。
第1回 カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫るというNATIONAL GEOGRAPHICのwebサイトに掲載されていた記事でした。
食べながら、ハリガネムシは虫の脳を支配するねん。って話をザックリしてたわけですが……。
食後、上記の絵本を読み聞かせしますと、イワナの生活環(ライフサイクル)の中で、ハリガネムシが昆虫の意識を操作して水に飛び込ませたものを、イワナが補食しそうになる。という話が書かれていました。
巻末には、ハリガネムシの概説があり、“森林のエネルギー:昆虫と、それをカロリー源にして川の生き物の生活が成り立っている。それを仲立ちしてるのが、ハリガネムシ:寄生生物だ。”という論文のこと(誤解してたら済みません。)が紹介されていました。
イワナの生活環(と言っても、これを幼児に説明するのはとても!難しい!!^^; )とハリガネムシの生活環(中間宿主とか、終宿主とかの話…。)とか、食物連鎖のことをザックリと話したんですが……。まぁ、如何せんシロウトなもので、うまく説明できないんですな(;^_^A
目黒寄生虫館を訪れた際(その時の記事はこちら)に買い求めた『寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)』を引っ張り出してきた(もちろん、ハリガネムシも載ってた)わけですが、あまり僕の欲しい情報は載ってませんでした
☞たぶんね、ハリガネムシの知見は今、ホットなんです。
そして。
息子殿は、ハリガネムシが水中でたまごを産んで?水生昆虫に寄生し(中間宿主)そこから、陸生昆虫(終宿主)にどう移行するのか?という新たな疑問を抱いたようです。
どうやら、ハリガネムシの生活環をたどると、水生昆虫が成虫になって、陸生昆虫の補食されるときに乗り替えるようなんですが、その時にハリガネムシは食べられたのに、なんで死なないのか?と思うそうです。(確かに!)
☞ハリガネムシが小さいからとちゃうか?としか、言えなかった。
あいにくと、とーちゃんはそこまでは分かんないっす。
いつか、どこぞの学芸員さんに訊きに行きましょう(笑)
その後、先のNATIONAL GEOGRAPHICの記事、第2回目を読むと、だいたいハリガネムシが陸に移っていく過程が分かりました(笑)
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