2017-08-07

お稽古_㉓ 小稽古:デモンストレーション ☆☆☆☆

土曜日

この日は、大蔵流こども狂言教室「狂言塾」に御見学がありました。実際に、子ども達にどういったことをしてもらうのか?あるいはどんな稽古場なのか?我が子らのお稽古風景を見てもらうのと、実際に我が家で教授する大蔵流狂言がどのような物かを御覧いただきました。

TVなどでは、他家/他流の狂言方が手掛けていらっしゃる狂言の内容を見聞きする機会や、また隣市などでは、ゆるキャラを主人公にした“新作の狂言”を体験する講座などが開講されているそうで、それらにインスパイアされ、
「狂言を習ってみたい!」
と思ってくれるお子様もいらっしゃるみたいです。

誠に残念な事ながら?(;^_^A 
たとえば「こども」「狂言教室」とネット検索して、ヒットするのはどうやらウチが割と上位なのですか……ね?(--;) 
☞あとは単発の、期間限定教室が多いんですか?

まぁ…その、良いのか悪いのか……ホントに申し訳ないですが、
_人人人人人人人人人人人人_
> 当法人は、新作の狂言は <
> やんないんですよネ!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ 
あくまでも、お教えできるのは、拙家で古くから代々伝わる内容のみになります(;^_^A 
まぁ、これにはいろいろ賛否両論あろうかとは思います。
僕自身、今まで足かけ39年のキャリアの中で(敢えてそう言わせていただきますが)何百、何千と自問自答を繰り返してきましたが、この結論が変わることは、まずないと思います(笑)
☞なぜそう思うのか!?そのあたりは、ウチに習いに来てくださる方にのみお教えしたいと思います(^^ゞ

「狂言塾」で習っていただくにあたっては、事前にその辺の「ご要望(ご期待?)」とのマッチングを大事にしたいと思っていまして、必ずガイダンスを取り行っております。
教わる師匠の方向性で、子ども自身の本当に「やりたい事」と違う事させられる……なんて、ねぇ?苦痛以外の何物でもないですよね!(笑)
☞やりたい事を教えて下さる師事するのが一番ですよ!
☞場合によっては(同じ門閥であれば?)教室を御紹介できるかも知れません。

ま、そんな訳で。

息子殿、ムスメにお稽古のデモンストレーションをさせてみました。
ええ。舞台の歩き方狂言「以呂波」を披露させてみました。
☞僕はね、お試し期間中にお教えする小舞をば少々(≧∀≦)/

で。
うちの子らのデキなんですが……ね。
いやぁー。すっごいゴッソリ、科白飛ばしてしまってて(笑)
☞忘れてフリーズしたわけでなくて、間の詞章をだいぶん抜かしてしまった。

いやぁ……。
ど な い 、対 処 し よ る か な ?
って思ってさ。
僕、笑い堪えるの必死でしたけども、そのまま黙って見てましてん(爆)
えー。舞台の上ではですね、斯様な臨機応変さも求められる事もあるわけでしてね。

さすが、おにーちゃん。一日の長がありますね。焦ることなく、そのまま冷静に、詰まる事もなく対応しました。あとで訊いても、妹の間違いを把握した上での対応でした。
そして、ムスメ。えー、たぶんこの人は、緊張してて自分が間違えた事に気付いてまてん(笑)
あれ?ちょっとヘンだな?
とか、一瞬思ったかも知れませんが、見事にスルーかましてくれましたわ(゜∀゜;ノ)ノ

はい。ま、そんなこども狂言教室「狂言塾」ですが、今回、2名のお子さんがひとまず体験されるという事でしたので、ゆるゆると再始動ですネ!
ウチの子2人と、今回のお子様2人の計4人ですから、あと6名〜8名ぐらいなら募集してまーす(≧∀≦)/





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