あ れ ぇ ! ? な ん で み ん な や っ て な い の ? ? ?と、気づく瞬間があるようです。
かくいう僕も、だいぶ遅くにそれに気付いた時のことを、なんとなくおぼろげに覚えております。
クラスメイトと話してると、どうやらみんなは「お舞台」をやってないらしい。ってことに気付いてしまうわけですね(舞台に立つのがフツーって思ってるからね。)
8日夕食後に、セリフ習得の進捗が予定より遅れている息子殿の補習的な稽古を行いました。
二人で足袋を履きながら、息子が嫌々やってそうなところが目についたので、「どうした?お稽古が嫌なんか?」と尋ねてみました。息子はコクリと頷きながら「○○(スイミングスクールの名前)も、ほんとはイヤやねんけどな……。」って言ってました。
「お舞台(狂言)は、好きじゃないのか?」と尋ねると、
「・・・・。」(黙ってました。)僕自身は、現実を度外視した「夢想」ばかりを語る(騙る? 笑)オトナにはなりたくないので、息子には自らの進路を判断、選択をする余地を留保しておいてあげたいわけですが、まずは嫡男の責務として伝えておかなければなりません。
提案として、
「正直なところ、狂言をする事がお前にとって(手放しで)喜べる事なのかはワカラン。」
「でも、お前は“ 特 別 な 事 ”をすることができる。」
「とーちゃんは、お前の幼稚園のお友達がお舞台教えて!って来ても絶対に教える事はない。でもお前には、誰もできない、誰も知らない秘密の事を教えてやる。」
「それって、ちょっとカッコよくない?」
「そう考えてみるのは、どうだろう?」と、言うと……。
まんざらでもない感じでした(笑)
稽古も息子が思ってたより、サクッと終わったので、それも良かったみたい^^;
トークンもちょっと良さげな奴をバーンと巻物に貼って、ご満悦でした。
先日、 テレビに出演してた歌舞伎の市川猿之助さんが、「これほど割に合わない仕事はない。」「でも、好きだからやっていける。」 というような事をおっしゃっていましたが……。
僕を支えるのは、好きとか嫌いとかの感情ではなくて、単に使命感だけだなぁ……(好き嫌いの対象でもないので。割に合わない仕事なのは、我が家も同じく!!^^; )
などと、思ったのでした。
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