居杭(登場人物名です)の型の起点となる、キーワード(科白)を、僕が言いながら、「この言葉の時に、相手の人は○○の動きをするから、居杭は××の動きをするねんデ。」という感じでね。
居杭には「算置(陰陽師)」が出てきますが、この算置が唱える呪文(?)なんかも、息子殿には楽しいみたいですね。意外とそれを覚えてるみたいでしたし(笑)
☞これは良い傾向です。算置の科白が、型の起点となるものがいくつかあるので。
そういえば、僕が「居杭」で印象深く覚えてるのは、祖父の主宰していた「高和会」のお社中が、毎週「居杭」の稽古に来られていたのですが、稽古も終盤に近づいてくると、僕も一緒に稽古に混じるんです。
で。居杭には、捕まえに来る相手の手の間をすり抜けるように逃げる型があるんですけども、僕は本気で逃げる気満々なんですよ(笑)
☞狂言の型だとまだ十分に分かってないのですね、きっと。
いつだったか、お社中がその捕まえる型をしてきたときに、「これやったら!捕まる!!」って思って、教えられていた型とは逆方向に逃げたんです(;^_^A
☞相手の方はオトナの人なので、その辺は「捕まりそうで捕まらない」ように加減下さるのですけども(^-^;
なにをやっとんねや、言われたとおりせんかい!(゜Д゜)と、祖父に半ば呆れられつつ叱られたのが、 思い出でございますなぁ……。
きっと、このお社中の方もきっとビックリなされたことでしょう(笑)
いやぁ、ホンマに稽古の時で良かったです(爆)立ち稽古になったら、息子殿に「変な動きしたらアカンで!」って教えとかなあきませんね(笑)
☞今でもこの方には、徳讃会にお越し頂いているので、懐かしく御覧頂けるのではないでしょうか。
いずれにしても、僕にはハラハラドキドキの思い出深い演目なのです(笑)
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