2015-07-21

お稽古_⑰ 大稽古:手足口病につきスキップ、そして月曜、小稽古。

善竹の始祖、彌五郎翁の没後50年の追悼記念公演でした
まず、7月19日(日)東京は千駄ヶ谷、国立能楽堂で催されました「善竹狂言会」に、台風一過の好天に恵まれて暑い中をお越し賜りました方々には、誠にありがたく、あつく御礼申し上げます(ってか、もうアツいのは、十分足りてます…か?)
えーっと、超満員で全席が埋まったんですかね?スゴいなぁ……。うちの10倍以上のお客様を集められるとは!(ぜひ、あやかりたいッス!!(>_<) )

「通圓」に古式…という「小書」がついたことで、少し変則的な内容となり、また「次第」や「待謡」の調子をワキ(オモ)の善竹忠重師に上手く合わせられるか、内心ドキドキしてましたが、何とか問題なく謡うことも、足も麻痺する(爆)ことなく座ることもできました(;^_^A
☞しみじみと、御ワキ方はスゴいと思ったです。

実は、国立能楽堂には地謡座側(見所脇正面側の真向かい)に秘密の?部屋がありまして。そこで我が師の猟師と富太郎氏の釣狐を間近にて拝見していました。
☞これは、役得ですよねぇ!

往路車中食、天むすloveです(笑)
台風11号の影響で、7月18日(土)の夕刻までJR東海道本線(京都—吹田間:最寄りの高槻駅は、京都と吹田の間にあります。)が運行を取りやめていましたので、19日京都発の新幹線に如何にしてアプローチするか、気を揉んでおりましたが、無事に在来線も復旧し、滞りなく(いや、ビミョーに遅延してたか(;^_^A )京都駅まで行くことができました。そして、1分と違わず品川駅に着いたというのは、やはりスゴいことだなぁと思いました。

18日(土)は「自習にて声を出しておくように。」という師の弁でしたので、僕はごく軽く、「通圓 古式」の稽古のみにとどめ、東京まで持参する装束および道具一式の最終チェックをして過ごしました。
息子殿は、例によりまして39℃近い熱発ということで、病院を受診したものの、受診時の症状では、まだ海のものとも山のものともつかぬ状態で、連休前なので念の為、抗生剤処方という結果でございました(もちろん、手足口に発疹が出れば、抗生剤は無意味とのことで飲まなくてよいそうで。)
そんなわけで、週1の大稽古はお休みとなりました。

で。
まんまと、発疹が出たようで(19日に出先にて報告受けました。)息子殿は、大嫌いな抗生剤を飲まなくてよいと、大喜び……(ってか、稽古1回飛ばしてんですけど?)
それにしても、流行ってますねぇ!手足口病(--;)

月曜日は、息子殿も熱が下がってましたが、例によって舞台の上は装束などを干しており、使えません。ですので、痿痢の立ち稽古は科白の確認のみとして、併せて居杭の稽古となりました。
何だろうなぁ。痿痢は「慣れ」が油断を招いているような印象を受けますねぇ。8月に入ったら、もう少し完成度を上げていかなければなりません。
居杭は、7割方は覚えてるようです…が、やはり出だしの一語が、上手く前の科白の終わりと繋がらないみたいです(;^_^A
体調が本調子に戻ったら、しっかり腰を据えて仕込まねばなりませんかね(’’;)

そうそう。
第59回大阪薪能のチケットもまだ残っておりますので、皆様のお越しをお待ちしております。
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