さて!土曜日。
いよいよ、我が師父なる人と、息子殿と僕と、親子三代合わせての「口真似」の稽古が始まりました!
前日の金曜日の晩に、師父に稽古の段取りを確認いたしますと、
「まずはお前や。先に元気のあるうちに、気合い入れて萩大名せなあかんやろな。」(ここは、萩大名→蚊相撲と自動変換します(;^_^A )ということで、舞台の掃除→蚊相撲 →口真似と進めることを息子殿にも伝え、あらかじめ心積もりをさせておきます(これも大事!:コモンセンス・ペアレンティングの手法でござる)
掃除
だいたいですね、僕は掃除をしながらイメージトレーニングをしています。約45分ぐらい掛けて磨きます。
最近ようやく、僕が「那須」を披いたときの床の摩擦痕(膝行しますので。)や、「釣狐」を披いたときの汗染み?が薄くなってきたように思います。(「花子」のは、摩擦痕も汗もまだ残ってますナ。)
不思議なもんでね、痕に残る汗と、残らない汗とあるようです。
そうそう、息子殿の「居杭」の時の涙の痕も……残ってるねぇ!(笑)
☞これも、痕に残るのと残らないのとある。何が違うんだろうか?
☞痕に残ると、師父なる人に怒られるんだけど……(でも、無理だと思うの。)
☞徳讃会にお越しの際は、舞台のドット模様、見つけてみて下さい(笑)
蚊相撲
新しい年度を迎えましたし、昨年度新調してボロボロになってしまった稽古用足袋を、新しくすることにしました(笑)
☞新調と言っても、狂言会などで使ってる本番用を稽古用に下ろしてくるだけですけど。
去年は「花子」で酷使したもんナァ……。よく耐えてくれました。繕ってもらっても、すぐ摺り切れてきましてね(;^_^A
余談ですけども、妻が嫁いできて、まず何に驚いたかって、摺り切れて薄汚れた白足袋をみて、「こんなになるまで履くんや!」と思ったそうです。
まぁ、ごく普通の一般の御家庭では、日常的に足袋を履く機会なんて、まずないでしょうから……。
さすが、新しい足袋を履いて稽古に臨みますと、足元がしっかりする気がします。
そして、大名の「名乗り」。お!前よりちょっとマシになったんじゃない!?って心中思ってましたが、やっぱりアカンかったみたいで(--;)
まだまだ拙家の伝えるところの「大名らしい調子」というのが、掴みきれていないような気がします。もっと工夫が必要です。
でね。
今回の徳讃会で、僕は蚊相撲の「大名」と口真似の「主」でしょ?ちょっと被るんですよね……。咄嗟にその辺の役柄や科白の使い分けに関してコンフリクト?が惹起するんですよ(;^_^A
☞いや、ま。要は稽古が足りんわけですが……。
口真似
いろいろ課題が見えて参りました。
月曜日からの小稽古では、指摘された点をブラッシュアップしていく予定です。
ただまぁ、僕も気になって再々言っていることでも、精度が低いんですよねぇ……。少し背が伸びて、身体のバランスが若干崩れてきてるという要因もあるのかもしれませんね。
じぃじと合わせたことで、少し気合いの入ったピリッとした所が見られるか!?と、思いきや、「お!?」っと思えたのは、じぃじと合わせてる所だけでしたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
☞これでは、あきませんねぇ。
しかも、早く稽古を終えたい一心で?どうも早口です。「間」が悪いんですナ。
☞その気持ちはよく分かるけれども!!
少し立ち戻って「立ち稽古」をお休みして、科白のみの小稽古にするか……。ちょっと、迷う所です。
今週は、息子殿は小学校への入学なども控えているので、新しい環境・生活リズムに馴染んでいかなければならないでしょうから、そちらの課題もあります(;^_^A
そして、馴れてくると大人・子どもにかかわらず、割と無造作に「狂言やってるなら、やって見せてよ!」と仰る方も多いので、その辺は軽々にやるものではない。ということも、伝えておくべきかと思う次第です。
そして、馴れてくると大人・子どもにかかわらず、割と無造作に「狂言やってるなら、やって見せてよ!」と仰る方も多いので、その辺は軽々にやるものではない。ということも、伝えておくべきかと思う次第です。
☞うーむ。いろいろと、マネジメント大変かもよ!!Σ( ̄□ ̄;)
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