お陰様で無事に終演しましたが、グッタリと疲れ切っておりました……(;^_^A
さてさて、土曜日。
朝9時から、ごく軽く息子殿と口真似を稽古しまして。声を出しておきました。どうしても気になるところが一点ほどあったので、そこだけ注意して、終了。
仕上がりは上々です(笑)
僕の方は、15時頃に御見えになる予定の大二郎氏が来られてから、蚊相撲の申合せをする段取りでしたので、この時は何もせず。
引き続き、スクリーンとプロジェクタのセッティングをし、配付資料を確認、師父なる人を交えて、10時からは「解説」のリハーサル。
いろいろと、注文がありましたけれども、それは当日に反映させることとして、所要時間は約27分。
まぁまぁまぁ、上出来でしょうかな(笑)
お昼からは、舞台上に設置したMacやプロジェクタ、スクリーン等々を一度片しまして、舞台の掃除と揚げ幕の懸吊作業を。
今回は、息子殿も何やら積極的で(°□°;)
おれ、おてつだいするわ!
という事でしたので、僕が舞台の表側の掃除をしている間に、切り戸口に繋がる通路の掃除を任せました。
まずは、床の埃をクイックルワイパーで取ることを教え……。
☞これなら、小学生でも使える。
その後、真っ新な雑巾を一つおろしまして。
雑巾の絞り方、絞り加減、あと拭き方を教えました。
手順を教えたら、ほったらかしで、全部任せておいたのですが、随分念入りにきれいにしていたので、とーちゃんは、少々意外に思いました(笑)
☞さすが、小学生さんは違うわ!!
☞その後、足袋も汚れたので、足袋も自分で洗ってました。
そうこうしているうちに、善竹大二郎氏もお越しになり、蚊相撲の申合せをお願いしました……が!!
一つ問題点が^^;
大二郎氏が面白すぎるんですね。もぅ、僕が舞台で噴いてしまうぐらいに^^;
いや、笑ったらアカン、アカン!!思うんですけど、笑てまうんですわ。
思わぬ伏兵に、気を引き締めて懸からねば!!と思った次第です(^^ゞ
☞本番は、大丈夫でしたよ!
夜には、薪能を終えられた忠亮氏が駆けつけて下さり、その後、ごく軽く蚊相撲を合わせて頂き。最後の型の確認をば。
やはり、一度でも合わせておくと(手厚く段取りを再確認しておくと)良いですよねぇ……。
徳讃会は、我々中の人は当然として、善竹大二郎氏、善竹忠亮氏、両氏の篤いお気持ちにも支えられておりますm(__)m
日曜日
朝食後からすぐに会場のセッティングに懸かりまして。
うちのいがぐり頭氏は、既に草臥れました。之図。
受付ブース内の椅子に座ってます。
御祝いに、株式会社サキコムさん
(当法人舞台、家屋のメンテ一切をお願いしています。)と、地元の同級生の高谷君
(タカヤベーカリー店主)には、お酒を頂戴し、またお客様からフラワーアレンジメントの生け花を頂きました(≧∀≦)
そして。
恒例、
無事に終わりました。之図。
舞台一面に使った御装束広げております。
結論から申しますと!
やっぱり、息子殿が 全部持っていったかなぁ!?(°□°;)
いやはや、「
時分の花」とは、恐るべし!!
しかしながら、不肖ワタクシは、息子殿をプロデュースする力を自負するところであります。
☞えっ!?「口真似」の曲趣そのものが良いからですか!?(^^ゞ
蚊相撲は。
僕、笑わなかったですよ。うん、無事に耐えた!!
御覧になって、分っていただけたと思うのですが、白練という白い装束と下袴、その上にさらに装束と素袍を着付けて、解説もしてた!のです(爆)
☞解説では床几に腰掛けさせて頂きましたけれども、そういうわけなのです。ご寛恕下さい。
☞暑さにも耐えた!!(`・ω・´)キリッ
初めは僕も固い(いや、いつも固い芸風ですか?(^^ゞ)ので、お客様も緊張して御覧になる感じですよね(;^_^A すみません。
でも後半は、楽しく盛り上がることができるのでね、前半(相撲を取る前)は貧乏大名が威厳を持ってエラそうに、大言壮語するのが良いのです^^;
口真似は。
これをいがぐり頭氏がやってて、面白くない訳が無いですよね(;^_^A
注意点はすべてクリアしてましたし、やっぱり持ってるなぁ……。本番に強いタイプですかねぇ。
太郎冠者の科白や所作の一つ一つが、ツボにはまると可笑しくて仕方なくなるのではないでしょうか。実際大いに喜んでいただけたみたいで。
うん……今回、ちょうど良いタイミングで、親子三代でできたのが、良かったです(≧∀≦)/
☞こっち3人は、伝わった型どおりやっていたのですが、実は幕の内側では、客演のお二人を焦らせてしまう事態になってたみたいでしたが……( ・∀・)
膏薬煉は。
客演の忠亮氏(シテ:都方)と大二郎氏(アド:鎌倉方)はさすがですよねぇ。うむ、うむ。アクロバティックな所作の多い演目ですが、これも大いに盛り上がる、可笑しな演目ではなかったでしょうか?
また、薬種
(薬の材料)の説明が面白いですよねぇ!奇想天外なものが出てくるのがミソです(笑)
あれも、実はいろいろ種類がありまして。上演されるその時々で、出てくる内容が違います。事前の申合せとか、あるいは当日の気分で、薬種が変わってくるのです。
アンケートも概ね御好評頂いたようですので、良かったです(笑)
次回の
第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」は
今年の11月13日です!!よろしくお願い申し上げます!!
さて。
ここからは、いつもの余談なんですけども(笑)
今回の
直会(なおらい、と当家では言い習わしておりますが……。)
いわゆる、終演後の慰労会ですね!
ま、反省会とも言いますけども(笑)
☞いや実際、夜が明けるまでスゴイ話が行き交う、侃々諤々の議論となることもあります。
今回は、スタッフであり、畏友I氏のお誕生日が前日だったということもあり、スペシャリテ?を御用意致しました。
もちろん、御祝いということもあるのですが、熊本を支援するという意味でも。
フレッシュな桜肉は、疲れた身体にも優しく染み渡り、たいへん美味しかったです(≧∀≦)/
ありがとう!
熊本馬刺しドットコムさん!!I氏にも好物の馬をたん能してもらいました。
どうやら、東洋医学的には。人体を
温煦(おんく)する作用もあるらしく、善竹忠亮氏御推奨の食材でもあります。
上述の、サキコムさんがお持ち下さった御祝いの焼酎でやっつけた次第です(笑)
☞受付を手伝ってくれた、大学の同じゼミだったUさんにもぜひ食べていただきたかったなぁ(笑)
そして!
これまた何よりのものを、楽屋お見舞いで頂きました(笑)
僕の大好物の一つであります。
そして!!
これはですね。
善竹大二郎氏から息子殿への、小学校入学御祝いです(≧∀≦)/
えー。鰻の佃煮です。
東京の老舗だそうですが、関西の佃煮とはまた趣が違いまして、滋味溢れ、なかなかに美味しいものですなぁ!!(生姜のアクセントも、非常に良い!)
鰻茶にしていただきました!
次回、皆さまにお目に掛かれる機会は…!?
次は、東京の善竹狂言会@国立能楽堂ですね!!7月17日(日)に、またまた親子三代にて狂言「居杭」を勤めさせていただきます(≧∀≦)
気分を替えて、今週末あたりから、ボチボチと息子殿と科白から思い出していこうかと思いまするよ!
おれ、いぐい、もうわすれたしな!(ドヤ顔)
って、言うてはりましたんでナ( ;´Д`)