基本に立ち戻って、初歩の短いフレーズの反復です。併せて「口真似」の時にも気になっていた「癖」に、随時修正を加えながら行います。
以前にも書いたかと思うのですが、狂言の科白で、前の単語の語尾が「ん」で終わり、直後の単語が「ある特定の音」で始まる場合に、「ん+(特定の音)」の特殊な変化が起こる法則があるわけです。
【例】ん+は →「な」というような。
どうやら、その音の変化が苦手なようです。ちょっと独特な、現代語の口語とは微妙に異なる(厳密には?)ような発音になりますし。
☞※個人の感想です。
書物(台本)は与えてませんので、今のところ「音」で覚えるしかないのですが、「よく聞いて!」と指示すると、徐々に正確に発声できるようなってくるので、そこは前に「居杭」を稽古したときよりも格段に進歩したかと。
教える方も教わる方も、ある程度は耳がよくないと(聞き取れても、音を正しくフィードバック:発声できなければ意味ないですが^^; )なかなか難しいのではないかなぁ……。
でも、詳しい事は判じかねますけども、「絶対音感」のようなものでもないとも思います(むしろ、それは邪魔かも。)
☞まぁ、いずれにせよ、それができなければ花子の小謡:小歌節など、到底覚束ないでしょうナ。
今後も、耳で聞いた音を発声する際の、再現性の精度を磨いていくことになりましょうか。
思うに、我々狂言方の親子の声が似てくるのも、もちろんDNAというのもあるのでしょうけど、稽古の度に、師匠と同じになるような発声を繰り返してるからではないかなぁ……。
ま、ま。科白の流れは徐々に勘を取り戻しているようなので、一安心です。
ま、ま。科白の流れは徐々に勘を取り戻しているようなので、一安心です。
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