狂言は科白を主体とした「対話劇」です。自分の科白を覚えて、相手との言葉のやり取りがあって、劇は成立するんですが、
「言葉を覚えるねん。相手がこの言葉を言わはったら、次の自分の言葉を言うねん。」と伝えてもよく分かってないようです。どうも齟齬が生じてるような気がします(;^_^A
☞なので、相手方の科白も実はある程度は覚えておく必要があります。
覚えてるところを自分で言うように促すのは、まだ少し早いのかも知れません。もう、初めの一語を教えると、あとはだいたいのところは出てくるんですが、話の流れをよく把握できてないような感じです。少し段階を戻して、今一度、改めて流れをつかませる必要があるのかも。
次に息子殿……orz
今回は、稽古の開始時間が少しずれ込んだため、20時ごろからの稽古でした。いつもより1時間とか30分とか遅いです。
さすがにこの時間帯になってくると、彼奴も集中力が途切れるというか、電池切れのようになってくるんですね。
もう、そんな時に何やっても、非効率的ですし、誤った事を変に覚えてしまうのもリスキーです。(僕もイチイチ指摘するのは疲れます。)
何度か叱って、やり直しをさせたのですが、時間ばかり掛かり……。
最早、これでは埒が明かないと判断し、金曜日に再度仕切り直しすることにしました。
金曜日は学校の卒業式なので、お休みだそうです(なんと!4連休とな!!)から、力も有り余っていることでしょう。
☞とーちゃんの体力と時間は有り余ってはいないですが、何か?(;^_^A
仄聞するところでは、昨今「西陣織の技術継承」に関してのツイートが物議を醸し(平たく言えば炎上し)てるそうです。
僕にしてみれば、どこに炎上する要素があるのか分からないのです。必死のパッチなんやな(それぐらい切羽詰ってんねんな)。ってのはものすごく分かりますが、今様の感覚ではシンプルに糾弾すべき、非難の対象なんでしょうか。
☞あ。先に言うときますが、ブラックな体質の企業を礼賛する趣旨ではありません。
毎週あるいは毎日、定期的に必ず一定時間を割き、身銭を切り、無償で技術を教授する、ノウハウを伝える、tipsを口伝する。……なんて、僕は我が子だからこそできるわけで、公募してまでできませんわぃ(;^_^A
それぐらい大変なことだと思いますよ?
☞なので、当法人ではプロの育成はしないです。たぶん、今後も。
ホントに頭が下がる思いです。
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