2016-01-28

お稽古_⑦ 7割ぐらいか……。

うろ覚えながらも、初めの一語を手助けすると、後の科白が出てくるように、だんだんなってきましたね。おおよそ7割方できてきた感じでしょうか。
“二字め上がりの三段起こし”
という、独特の発声もちょっとずつ身についてきたように見受けられるのですが、まだまだですね(笑)

そして、どうしても語尾が弱く尻すぼみに終わってしまうような……。
この点も、今後の課題ですね。改善していくよう、少しずつ仕向けていかないといけません^^;
☞恐らくは、身体が出来上がっておらず、呼吸器系がまだまだ鍛えられてないからだと思うのですが。

この調子でいけば、2月中頃以降に立ち稽古に移行できそうです。

まぁねぇ。
口幅ったいことを書きますけども、やはり子ども相手に、狂言にしても、社会的なマナーとか勉強にしても、何か教えよう(学ばせよう)と思うのなら、小さいうちは本当に地道な反復しかないようですなぁ……。
インプットされてきたことと神経が繋がって、ようやく行動に反映されてくる(アウトプットが行われる)ようになるには、どうしても相応の時間を要するのです。
一足跳びに何かできるようになってる。というのは、今のところ息子殿には見受けられませんな!残念ながら!!(爆)
☞よっぽどの、神童なら別なんでしょうけども?(;^_^A 

まぁ、何と、気の遠くなる(笑)
気が長い話なんでしょうか……。

2016-01-25

お稽古_⑥ お!!覚えてきたねぇ〜(。-∀-) ニヒ♪

23日(土)、僕は働キにて出勤でしたので、お稽古は日曜日に。

息子殿とムスメの稽古を見学したい。という大二郎氏のお申し出を受けて、お稽古風景を御覧いただく事にしました(笑)

二人とも、良い意味で張り切っておりまして^^;
いつになくノリノリで。

たいそうおけいこ もムスメは日ごろの成果を!?お目にかけられて?大変喜んでいるようでした。

そして、左の写真の、この人ね。
息子殿……何この、やる気みなぎってる感!?

なんか、カッコいい所でも見せようと思ってるんでしょうかねぇ!!スゴいなぁ……(笑)
覚えてる言葉(科白)は、なるべく自分で言うてみ。
と、事前に伝えてたんですが、なんかもう7割弱は覚えてきているような感じでしたよ!?(°□°;)

やるなぁ!
予定よりちょっと早く進んでる感じですね。
この調子でいきたいものです。

大雪!!…なんですよね?

23日。

大槻能楽堂にてTTR能プロジェクトが主催される特別公演、『「三輪」×「三輪」2DAYS』に御出演の善竹忠一郎師のお手伝いに参りまして。
今年の法人の活動が始まったわけですが……。


折しも、40年ぶりの大寒波が西日本を襲来するとかいう話がありまして。
何やら、食料3日分は確保せぃとか、何とか……。僕が今年41歳になりますから……前回は生まれる前ぐらいですか!?
☞調べたら、1977年の2月にスゴいのが来てたみたいですね。

23日は無事に大阪市内へ移動できるであろうか……。と、大変気を揉んだのでございます。

既存の防水ブーツ(靴底のごつごつしたヤツ)もゴムが劣化し、亀裂が入ってます。
大雪ともなれば、高槻駅から歩いて帰ることも想定しておかねばなりません。
☞市バスは坂を上れなくなるので、運行中止しますし、タクシーもほぼ動いてません。(呼んでも来ない。ってか、運ちゃんの内輪の話ですと、高槻・茨木の某・大手タクシーの配車センターは受話器を上げてるそうです。)

今までの経験上、数回、遭難するかと思いながら駅から自宅まで歩いたこともあったので、この際、靴も新調しようかと。

大槻能楽堂最寄りのバス停ですよ、ここ。
愛用する靴メーカーKEENの、短靴(Anchorage Boot II)でございますよ。
こちらを大急ぎで手配したのですが……。
御覧の通り(別に狙ったわけでもないですが、)雪も写ってません。

ええ。予告された大雪の影響を全く受けず、過ごすことができたのでした(-_-#)
もう、ビックリするぐらいの拍子抜け(肩透かし?)という結果となりました。
楽屋入りはいつもトロリーを曳いていきますけども、雪中行軍?をも想定して、リュックサックに防水対策して紋付袴を入れていったんですけども。

そして……。

24日に大阪で出勤がある。という江戸善竹の大二郎氏も、天候が悪化で交通機関がマヒしないうちに、前ノリで拙宅にお越しになることに。

子ども達には、お年玉代わりに……。
斯様な貯金箱を(笑)
こっちは、息子殿の分。
こちらは、ムスメの分。
いただいたのでした(笑)

我々オトナは!?…と、言いますと。
うなぎの大和煮でした(o´∀`o)

ま、もっとも。
我が母なる人と妻なる人の誕生日祝いなんですが(笑)


鰻茶にしました
実に滋味溢れ、美味でありました。
なかなか、心得ていらっしゃる(´∀`)

あっと言う間になくなってしまいそうですがね。
☞ウナギ大好物の家族がおりまして^^; 



2016-01-21

お稽古_⑤ 繰り返しを1回に!!(後半部分)

「口眞似」のお話もあらかた分かったようですので、今回からガッツリと長いフレーズを繰り返すようにしました。(もう5回目ですし。)
また、後半では太郎冠者は主人の言葉をそのまま繰り返すので、僕は太郎冠者の言葉を読むことなく、ダイレクトに主人の科白を反復させるように移行しました。
☞まさに、口まねするわけですが、この方が実戦的です。

しかし、まだまだ集中力が足りないというか、長いセンテンスの反復になると、どうしても初めの言葉を忘れてしまうんですよね。ま、仕方ないのでしょうか(;^_^A

早く漢字などもスラスラと読めるようになってくれれば、平日の僕が帰宅後に時間を取って稽古というようなこともしなくて良い!?ハズなのですが。
☞いや、息子殿が自分で稽古できないなら、僕が介入せなアカンのか……^^; 

今年は息子殿もいろいろとライフイベントが発生しますし、東京にもお邪魔することになりそうです。そのあたりのお稽古とか、健康管理等々のマネジメント含めて、引き締めていかねば……(;^_^A

稽古の終わりに、「これからどんどん覚えていくように。」という事も伝えたのですが……果たして!?
科白が覚束なければ、型なんてやってられませんからの。


2016-01-20

すなわち今日、命日にて候間。(画像を追加しました。)

コレがホンマのドッグタグやね。
早いもので、愛犬Boogie:ブーギー(愛称:ぶーちゃん)がお隠れになって、もう1年です。
☞こちらの記事を参照

本当に、ええ子でした。
僕の、対 生体初の拙いCPR(リンク先の“犬の心肺蘇生術”はご参考までに。☜事前の練習なんて、できないもんねぇ? 笑)でも何とか一時は蘇生してくれました。

最期までよく頑張りました。
時々、無性に君に会いたくなります。

2016-01-19

とーちゃん、わからんことがあんねん。(※寄生虫の話なので……。)

18日夕刻。

僕が帰宅して、衣類を着替え(外で着てた服は、家の中ではほぼ必ず着替えます。)夕飯を取り始めますと。息子殿が手に絵本を持ち、標記のように言ってきました。
どうやら、ご近所の服部図書館で借りてきた本らしいのですけども……。

こちら。
いわな―川と森の生きものたち』という絵本でした。
ざっくりと疑問点を尋ねると、どうやら
はりがねむし はどうして むし を みず にとびこませるのか。
ということであるようでした。詳しいことは食後に聞くことにして……。イワナ(渓流魚)とハリガネムシの関連がよく判りませんでした
☞ハリガネムシって、イワナに寄生したっけ?(……とか考えてました^^; )

ふと、思い出したのが、これ。
第1回 カマドウマの心を操る寄生虫ハリガネムシの謎に迫る
というNATIONAL GEOGRAPHICのwebサイトに掲載されていた記事でした。
食べながら、ハリガネムシは虫の脳を支配するねん。って話をザックリしてたわけですが……。

食後、上記の絵本を読み聞かせしますと、イワナの生活環(ライフサイクル)の中で、ハリガネムシが昆虫の意識を操作して水に飛び込ませたものを、イワナが補食しそうになる。という話が書かれていました。
巻末には、ハリガネムシの概説があり、“森林のエネルギー:昆虫と、それをカロリー源にして川の生き物の生活が成り立っている。それを仲立ちしてるのが、ハリガネムシ:寄生生物だ。”という論文のこと(誤解してたら済みません。)が紹介されていました。

イワナの生活環(と言っても、これを幼児に説明するのはとても!難しい!!^^; )とハリガネムシの生活環(中間宿主とか、終宿主とかの話…。)とか、食物連鎖のことをザックリと話したんですが……。まぁ、如何せんシロウトなもので、うまく説明できないんですな(;^_^A


目黒寄生虫館を訪れた際(その時の記事はこちらに買い求めた『寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)』を引っ張り出してきた(もちろん、ハリガネムシも載ってた)わけですが、あまり僕の欲しい情報は載ってませんでした
☞たぶんね、ハリガネムシの知見は今、ホットなんです。

そして。
息子殿は、ハリガネムシが水中でたまごを産んで?水生昆虫に寄生し(中間宿主)そこから、陸生昆虫(終宿主)にどう移行するのか?という新たな疑問を抱いたようです。

どうやら、ハリガネムシの生活環をたどると、水生昆虫が成虫になって、陸生昆虫の補食されるときに乗り替えるようなんですが、その時にハリガネムシは食べられたのに、なんで死なないのか?と思うそうです。(確かに!)
☞ハリガネムシが小さいからとちゃうか?としか、言えなかった。

あいにくと、とーちゃんはそこまでは分かんないっす。
いつか、どこぞの学芸員さんに訊きに行きましょう(笑)

2016-01-18

お稽古_④ 少しずつ長く

17日(日)

阪神・淡路大震災に遭った日でした。善竹能舞台も少なからず被害を受け、土壁や板戸の一部に亀裂が入ったりしましたね。
現在は、舞台の地謡座の後方に設けられていた窓(開口部)を閉鎖、壁として一体化し、その他の耐震化工事と併せて、震度6強の地震が来ても、一瞬で倒壊という事態は避けられるようなっています。
☞この耐震化の考え方は、初めのインパクトに如何に生き延びるか!?(生存する空間を残すか?)であり、余震に対してはその強度は求められていないとのことです。(すみやかに避難しなければなりません。)

舞台は柱と柱の間口が長いので、どうしても強度が下がる傾向があるようです。
このため鉄骨などとも組み合わせて、善竹能舞台は建てられています。

別に17日という日を狙ったわけではないですが、毎年12月に備蓄食料の更新を行っています。
備蓄物品の点検(電池とかラジオの動作確認とか?)がなかなかできなくて、年が明けてしまった次第で^^; 
保存期間5年で揃えてて、5年を経つつある古いものから順に食べて行きます。尾西食品のアルファ化米シリーズは、美味しいし、重宝しています。
☞右の写真、息子殿はなぜかザックを背負っています^^; 


 息子殿に作り方を指導しながら……。
約15分調理?にかかるので、その間カップ麺を作り、気分を出して?シェラカップで分け合って食べてみました。
(お湯はもとより、器やお箸も無いかも知れないですが……。)


まぁ、そんなこんなでいろいろと思いの外、時間を取られてしまい^^; 
さて、お稽古しよか!
と言うのも、夕飯直前となってしまいました(-_-) 
ま…。当然に、渋りますわナ^^; 

それがかなわずば、必ず夕飯後の稽古となるが、どちらが良いか、選べ。
と、言うたところ、ベソをかきながら、ご飯の前ににやると(笑)

えらい、えらい(≧∀≦)/
そうしてくれたら、とーちゃんは晩酌ができるんでございますよ(o´∀`o)
☞はい、そこ。動機が不純とか言わないの!

ま、実際にやってみますと。息子殿もね、だんだんとコツを覚えてきてますし、“お稽古を受けること”自体が慣れてきてますので、こちらも稽古を進めやすくなってきています。
そして…実はちょっとずつ、反復するフレーズを長くしているのですが、息子殿は気付いているでしょうか(笑)

まぁ、なぜそんなに急いでいるか?と言いますと。
4月には、にゃんと小学校への入学をも控えているからです(°□°;

早いもんでねぇ……もうそんなに。
いろいろと環境の変化もあろうし、そういう時に稽古に差し支えることがあると、大変ですので、なるべく進めるうちに進んでおこうかと(--;)

子方(こかた:子役)のマネジメントって、ホント大変なんすよ。



2016-01-15

お稽古_③ 話の筋はちょっと分かってきたか!?

1月15日

小正月ですね。
うちでは、小豆がゆを朝食に食べるのが習わしです。
お稽古とは関係ないですが、こんなこともうちでは受け継いでいます。

さてさて。

14日夜のお稽古ですが……。
息子殿は、稽古を始める前から終わる時間のことを気にしてるようで……(--;) 
稽古を渋って、ゴロゴロしています。

稽古日はあらかじめ予告してあり、心の準備もできてるハズなんですけども……。
仕方なく、
とーちゃんがこのコーヒーを飲み終わって、時計が7時(19時)になったら、お稽古な?たぶん、30分ぐらいで終わる。
と、言いますと、ようやく腹を括ったようで。
☞最近彼は、時刻の読み方をマスターしました。

今回から、ムスメの“体操お稽古”も再開して、一通り身体を動かしてからの稽古となりました。

科白を口伝えで教えていますと、書物(台本)のない息子殿は、どの登場人物の科白なのかが判らないわけですね。ここで誰がどういう言葉を発するのか。
話の筋が頭に入ってくると、誰の言葉か?ということを、その都度言わなくても、太郎冠者の科白だけを区別して反復できるようになってきます。

今のところは……順調なのかな!?^^; 

2016-01-12

お稽古_② 腰痛……て(--;)


月曜日(祝)

この日は、朝から御飾りをしまう所から……。
本当は小正月あたりまでは、出しておきたかったのですけども、そこは二足の草鞋を履く者の悲しさ……。お舞台の神様?には少しお早めにお帰りいただくことに^^; 

息子殿とムスメにも手伝ってもらったので、舞台の方の作業はだいぶはかどりました。午後からは、僕は荷造りしたり、分解した祭壇やらを極寒の蔵運び込み収納……。

その間、息子殿達は幼稚園のお友だちと公園で凧揚げに行ってきたようです。

帰ってきた所を、夕飯まで少し時間があったので、
じゃあ、お稽古しよか!
というと、えらく渋っていましたが、結局は稽古をすることに(笑)
今回の演目は、「居杭」の科白と似ているところもあり、また後半の太郎冠者の科白は主人の科白の反復が多いので、少し余裕があるようです。
ついでに、かいつまんで型も説明したのですが、どうやら後半のパートは息子殿のツボにはまったらしく、稽古中でも大爆笑しています。本番の舞台で笑たらアカンで!!とは、言うんですが……ね(;^_^A 
☞僕もつい、釣られて笑ってしまいます。

きっと、楽しい狂言になるのではないかナ(笑)
ただ、まぁ。
拙家では代々、ことさら表情を作ったり、笑わそうとしてあざとい芸になることを、強く戒め、禁忌としておりますので、そのあたりも追々教えていかねばならぬのでしょうなぁ……。
☞今は一先ず、ごく楽しく稽古ができることが主眼です。

火曜日…朝。

朝に息子殿が「腰が痛い」「とーちゃーん、診てよ」と^^; 
ほな、うつ伏せに寝てみ。と、背中から腰を触ってみましたけれども、特に異常を触知せず……。(イテテテ…。とか、言ってましたけども。)
☞ってか、幼稚園児が腰痛って何やのん!?
食 べ 過 ぎ や っ !!
と、言ったのですが(;^_^A
☞原因不明の愁訴については「食べ過ぎ」として、一笑に付すことが、玄翁時代からの習いとなってます(笑)

改めて考えてみますと、昨日凧揚げをしてだいぶと激しく遊んだようなので、上体をひねりながら(後ろの上方に揚がる凧を見上げながら?)走った事が原因ではなかろうかと……。
本人は、
ねてるときに、こしまげてたからやとおもう。
と、言うてるそうですが、プロのとーちゃんは、凧揚げが原因やと思うなぁ……。
それに、寝てる時って意外と寝返りしてるもんです(特に子ども。)

若年寄の息子殿にも困ったものです(-_-)

お稽古_① 口眞「以」の稽古、始まりました!!※正しくは、口眞「似」です。

土曜日。

いよいよ、第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」(本年5月22日14時〜@善竹能舞台です!)に向けての、息子殿のお稽古を開始しました。
いろいろとイレギュラーな事象の発生を見込んで、仕上げるには(今のところ)半年弱は掛かると踏んでいるので、少し遅いぐらいかも知れません……。
予定では、2月中には言葉を覚え、3月からは立ち稽古に入れたらなぁ……。4月からは、じぃじと合わせての稽古を始めて……
☞今回、親子三代で「口眞似」を勤めます(笑)

息子殿に稽古を付けるにあたっては、僕は書物(台本)を必ずWordで打ち直しているのですが、どうやら文字変換ソフトに間違って登録していたらしく、「人偏」の抜けた「以」となっていました(-_-)

情けない話ですが、チョイチョイこういう誤植ってやってしまってます(._.)
例えば「魚説経」の「経」が「説教」の「教」になってたり、「膏藥煉」の「煉」が「練習」の「練」になってたり………orz
☞都度、善竹忠亮氏には御指摘、校正をいただき、感謝しておりますm(__)m 

今回は妻なる人が「口眞似の真似って“”って書くんやねぇ……」ってボソッと言ったことが気付きの発端となりました(--;)
「いやいやいや、違うデ!?」って原典を確認した所、やはり「似」でした。

ぐはー!!(°□°;)
書物を印刷した後だったのに(>_<。。。
☞こっそり、人偏を書き足しました(._.)  ※写真参照

 口眞似のお稽古自体は、始まった所ですので僕が言った内容をオウム返しに、口写しで繰り返すということがメインです。
例によりまして、トークンを作成しまして、「口眞似之伝」……と、書いたんですが、何かがオカシイ!!

どうやら、勢い余って「伝」を「行人偏(彳)」と書いていました(´Д` )
-`).。oO(なんでやねん!って自分でも心の内でツッコみました。

はて……どーしたもんか^^; 
迷っていた所、妻がおもむろに僕の筆ペンをとり、
こーしたら、いいのよっ!
って、筆ペンを少し寝かし気味にして「彳」の1画目と2画目の斜めの部分を上書きし、強引に太めの斜め線として「亻」と書き直したのでしたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

今回……どうやら人偏(亻)に呪われてるですだよ(爆)
☞まさかの、厄年だから!?(°□°;)


2016-01-08

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 を観てきたです。(安心して下さい。ネタバレしてませんよ。)

すたーぼーず(by ムスメ)
もとい、スター・ウォーズ/フォースの覚醒を観て参りました。
はじめに少し断っておきたいのですが、正直な所、僕はスター・ウォーズに、それ程深い思い入れがあるわけではないです。
ただ……。タダ券、もらったんですよね(笑)

話せばちょっと長くなるのでザックリと省いて書きますが、映画館で映画を鑑賞するということ自体が苦手だった(小学生時代の嫌な経験で、暗い閉鎖的な所がダメだったんです。)のもあり、基本的にはモチベーションが低いんですね(;^_^A
☞今は克服しております。

ま、せっかくいただいたわけでね。

好きな映画、何観ようか。
ダニエル・クレイグの出演する007シリーズは結構好き(Blu-rayで集めてるもの。)なので、それにするか、標記の作品にするか……迷いました。
で。
結局、コレになりました(笑)
決め手となったのは、まず、上映時間です。だって、あんまり遅い時間になるのって嫌ですし^^;
☞007は、僕が仕事の後に行けるのは、開演が21時以降で、終演が24時近くになるのです。
☞3Dのは、目のこともあるので、たぶん難しいです。福井の水族館でも、3Dの映像をうまく観られなかったし。

次に。
大学時代の友人が、「通常だったら¥2,000するので、無料券なら、スター・ウォーズの方がやっぱりお得感あるよ!!」っていう情報でした(笑)
☞すんません、どうやら僕も関西のオッサンの価値評価基準です。

あと、どーせ007の新作Blu-rayを僕は買います。
それに、茨木マイカルの映画館のスクリーン7は音響が良いのかな!?(実はよう知りません。)

ま、そんなわけで。
打算的かつ消極的な事由より、何となく「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を観ることになったです。すんません(爆)

上述の通り、特に思い入れがあるわけでもなく、なんかストーリーも壮大すぎて、よく分かっていないというのもあります。
☞スター・ウォーズシリーズはエピソード4,5,6話が公開されて、近年?1,2,3話が製作されて、今回は7,8,9話の中の第1作目なんですってね?(それで、続編があるような終わりだったのですねぇ!!全然、知らなかったけど。☜映画の後で友人に教えてもらった。)

スクリーン7に向かう途中、斯様な広告が出てました。
おお。「白鯨」と言えば、モビィ・ディックエイハブ船長

その昔、一升瓶の入ってた空箱に片脚つっこんで、エイハブ船長ごっこをしてたことを思い出しました。
食いつくとこはそこで良いのか!?という、自覚があった事は、ここに白状しておきます。

実際に映画が始まると……。
いや…ぜんっぜん、わかんないし(爆)
予習してないし、覚えてないし。まず、いつの時代の設定なのかが分かんないっす(>_<。。。

そこから、僕の大いなるつまずきが始まったわけですよ……。(詳述は避けますが、エピソード4.5ぐらいの時代を勝手に想像してたです^^; )

で。
シールですね。息子殿のお稽古帳に貼り付けるトークンをゲット!!(ムスメにはBB-8のステッカーを買って帰ったのでした。)

結論を申し上げると!
僕はスター・ウォーズを観るには、あまり相応しくなかったのかも知れません(爆)

でも、ストーリーの世界観にどっぷりと浸って観るのも一つだし、何の予備知識もなく観るのも一つだと個人的には思うです。

名作だった!とか、駄作を観てしまった!!とか、どーでもいい方なんで。
☞ま、そうやって、批評的に観るのも一つですよね。

僕なんか、映画館で映画観られただけで、もう満足です(笑)
画面デッカかったし、音も大きかった!!
☞贅沢な娯楽をした気分です(≧∇≦)

2016-01-06

舞初式を執り行いました。(2016)

詳しいことは、昨年の記事(☞舞初式を執り行いました。を御覧いただくとしまして。

今年からは、息子殿も「土車」(つちぐるま)を舞わせることにしました(≧∇≦)
そんなこともあり、ここのところ一生懸命にその稽古をしていたわけです。

「土車」は入門初期に必修の小舞なのですが、難度は高い(初心者向けではない)です。やっぱり息子殿には拙い所もありましたが、これからまた徐々に反復してやっていくしかないです。

さすがに息子殿に御神酒を勧めるのは憚られたので、形だけ……。(匂いだけ?ww)
主宰者としての作法も執り行いながら、盃を受ける側のそれを教授するのもなかなか難しいと感じました。(手本となる師範代みたいな存在があれば良いのですが。)

一連の儀式を終えまして、片付けも行ったところで、息子殿が感想を言ってました。

いろいろ気付いたことを言ってくれたわけですが、まぁ、それは息子殿自身にも言えることであって(爆)
ええとこは、真似したらいいし、アカンところは自分が気を付けたらいいねん。
でも、まずはとーちゃん(師匠)のやること、教えたことをキッチリと自分が真似っ子できるようになることが先やな!
それでも、人のやってはるの観ると、勉強になるやろ!?(笑)
と、言いますと、いたく感じ入った様子(うん!べんきょうなったわ!!とのこと)でした。

お互いに切磋琢磨できる同年代の友達がいると良いんですがねぇ……
☞教えてて、ある程度人数が欲しいときがあります。
☞ムスメが息子殿の相手をできるようになってくるのも……まだもう少し先ですしねぇ(;^_^A 

だれか、一緒にこども狂言しませんかー?(笑)
うちで開講してるこども狂言教室「狂言塾」は、初めの1ヶ月は体験期間で無料ですにゃ〜。

小学校に上がったら、息子殿のお友だちでお舞台やってくれる子が来ないか、ちょっと期待したりして……(笑)
今年の8月23日(火)夕方頃に、昨年に引き続き、子ども達やその保護者の方対象で、ワークショップと浴衣狂言会しますから、ぜひ見学どうぞー(≧∇≦)

2016-01-04

あけましておめでとうございます。(2016)

       

旧年中は、
大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も何とぞ、生ぬる〜くこのブログを
見守って頂ければ幸いです。

さて。

昨年は、29日が15回目の、年内最後の稽古日でした(稽古納め)
僕もいつもの通り病院勤めを終えて(御用納め)帰宅後に、息子殿に稽古を付けたのでした。

翌30日。

拙宅では、恒例の「本気(マジ)・餅搗き」行事がありまして。
☞詳しくは、このあたりを御笑覧下さい。(手水に日本酒を使うのが、我が家流です。)

なかなか、大変なんすよ(*゜∀゜*)
今年は、6臼搗きました。ほぼほぼ僕が搗いたので、盛大な筋肉痛でございますよ(爆)
はやく、息子殿が搗き方要員として成長してくれることを願っておる次第ですよ(._.)

31日。

今年からは、息子殿がお手伝い要員として育ってきてくれまして。
舞台の注連縄張りや、清掃、祭壇の設えなども手伝ってくれました。
お手伝い言うたかて、半分子守に近いんですけども(--;) 
☞この隙に、家人らは別の仕事をしてます……(笑)

水拭きになってからは、僕が一手にやりましたけども……(;^_^A
少しずつ、舞台の掃除も任せられるよう、育てていかねばなりませんナd(^-^)
余談ですが、一定のルーティンワークがあるってことは、たとえば、そこから外れて来ている事柄というのは、何かしら問題が生じている可能性あるわけでして。そういうことを計る指標ともなるわけです。

注連縄は、揚げ幕のあたりから始めていって、 シテ柱→目付柱→大臣柱(ワキ柱 ※併記しときます)を巡って、笛柱まで、途中、紙垂を挟み込みながら張っていきます。
シテ柱から目付柱に掛けて……。

目付柱から、大臣柱を回って、笛柱の方向へ。

舞台が清められると、今度はいろいろとお飾りしていくわけです。
はい。こんな感じでね。毎年、やっておりますよ。
自分の部屋の片付けなんか、もうそっちのけです(--;) 
しかし、今年は息子殿が手伝ってくれましたので、随分早く終えることができました。

5日には舞初式を予定しています。
日曜には、舞初式のリハーサル?のようなものをしまして。
☞なにせ、息子殿は初めてですので(笑)
<(_._)>今年も彼を御贔屓にお願いします<(_._)>

一通り、紋付袴でやってみたのでしたd(^-^) 

ところで!お知らせです。


《2016年の当法人主催・共催の行事予定》
  • 3月6日(日) 狂言講座「わかる!狂言の楽しみ方」(@高槻市立服部図書館)
  • 5月22日(日) 第10回「狂言を楽しむ 徳讃会」(@善竹能舞台)
  • 8月23日(火) 「浴衣狂言会」(@善竹能舞台、※子ども・保護者対象、無料です。
  • 11月13日(日) 第11回「狂言を楽しむ 徳讃会」(@善竹能舞台)
みなさまのお越しをお待ちしております!!

また、来る1月8日(金)22時からの、Eテレ《にっぽんの芸能》、「古典芸能名人列伝」のコーナーにて、大蔵流善竹の門閥の始祖、善竹彌五郎翁が取り上げられます。

当法人が提供した写真も、おそらくは放映されるかと。
御興味のある方は、ぜひ御覧下さい!!(僕は録画予約しました!)