2013-06-05

十松屋福井扇舗さん。

大蔵流狂言に「習物(ならいもの)」というカテゴリーがありまして。釣狐は「極重習(ごくおもならい)」のひとつです。
※詳しくは→こことか、→ここ(専門用語説明)解説を見て下さい。

善竹長德師「釣狐」御披きの時のもの
習物を「初演」することを、特に「披く(ひらく)」とか「披き(ひらき)」と言いまして、出演者などにお祝いの扇をお配りする習慣があります。(また、扇を贈呈される方は御祝儀を贈ったりするわけですね。)
この度は私儀、釣狐の披きになりますので、慣例に則り扇を作ることに致しました。

父、長德の意匠は祖父の玄三郎が考案したとのことですが、京都の十松屋福井扇舗さんにお願いすることが一般的に多いようです。

十松屋福井扇舗入口
今回、僕も「那須」に引続いて十松屋さんに行って参りました。
意匠の希望をお伝えし、原案と見積もりを出して頂きます(^^)
2週間程かかりますとのことですが、大変楽しみです*\(^o^)/*

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