先輩が「お前らごときぺーペーが“スランプ”などという言葉を遣うのは烏滸がましい。【大先輩の名前☜失念】のような(心技体の揃った)方にこそ、それは許される。」みたいな事を勿体ぶって?言うていました。
正直なところ、何のこっちゃ、よう分かりませんでしたけども、たぶん「デキん奴が言い訳すんな!」ってことを言いたかったのだと思うわけです(そう、端的に言やいいのにね。^^; とりあえず、そういう風な言い回しを使ってみたかったのかな?)
ま、そんなわけで、息子殿のスランプら し き も のです。
さて。
まず結論から言えば、土曜(21)日の大稽古は散々でありました。
ある言葉が、何をどうやっても出てこない。(地名なんですが……これは、実際に行ってみるしかないのでしょうな。)
そして、いつもの大泣きパターン。
少し前までやっていた方法に切り替え(稽古を始めた頃に近いやり方に戻して)短く区切って、僕の言った後から、聞いた通りをそのまま繰り返せ。と言っても、頑として、それさえもやらないつもりらしいことは見て取れました。(あるいは出来なくなっている?)
何がそうさせるのか解りませんが、泣くばかりで稽古が成立しなくなりました。
ここで無理矢理に続けても仕方ないですし、とりあえず小休止として、気分転換する事に(僕もクールダウンを図る…と^^; )
涙拭いて、顔洗ってこい。と足が痺れたのか、あるいは腰が抜けたのか、立てなくなった息子殿を半ば強制的に稽古場から退出させました。
母親に連れられて、また稽古場には戻ってきましたけれども、もう今日は難易度を上げた稽古の続行は不可能と踏んだので、難易度を下げた初歩に近い内容に振り替えて、稽古を終えました。その代わり日曜も午前中に稽古をします。と宣言しました。
息子殿にしてみれば、山のように理不尽な要求をされて、コンフリクトも起こすのでしょうけども……。この停滞期みたいなのは、乗り越えないとイカンもんなんでしょうね、きっと。
稽古の後に、トークンを貼ろうとしてる時に、僕や僕の妹との稽古時の思い出を話してみたんですが、もうシールに夢中でぜんぜん聞いてなかったですナ(笑)
ま、そんなもんですな。(M叔母ちゃんのオモシロ失敗談やねんけどなぁ……。)
え?聞きたいですか??
M叔母ちゃんのオモシロ失敗談???
幼少のみぎり、我ら兄妹は息子殿と同じく、科白を全く覚えておりませんで。
業を煮やした我が師が、とうとうブチギレました(笑)
「稽古は止めじゃい!昼からもういっぺん稽古するから、それまでにしっかり覚えとけ!!」ってことになりました。
もう、そっから大変ですわ(°□°;)
我ら兄妹はそれこそ必死のパッチでね。それぞれ単独に自分の役の科白を覚えに掛かったわけです。
僕の妹のM叔母ちゃんは、B4の書物見開き1ページ分ぐらいを、初めの1、2ページをホント完璧に近いぐらい覚え込まはったわけです。
僕は書物全体を通しで、不完全だけれども、まんべんなく覚えるよう努めました。
いざ、午後からの稽古が始まると……
M叔母ちゃんは、初めはすらすらと意気揚々と科白を言っていましたが、後半はもう、本当にね、気の毒なぐらいボロボロでした(爆)
僕の方は、詰まりながらも何とか通すことができました。
さて。
どっちが、厳しく叱責されたかというと……。M叔母ちゃんでした。
いやまぁ、ホントにホントに気の毒でしたよ……。(失笑を……いや同情の念を禁じ得ない。)
ただまぁ、一つ言えるのは。
僕や叔母ちゃんもできたんです。みんな、そうやってきたんよね。
きっと息子殿にもできるはず!
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