2015-02-16

お稽古_⑫ 気もそぞろ!?

14日土曜日、僕は朝から舞台の掃除をし、我が師に稽古を付けてもらい、終わる頃にはもうお昼前。これは想定内のことでした。
我が稽古は…、歯を抜いたためか、声を出すのに何かしっくりこないんですよねぇ。謡ってると唾液の口腔内で回る感じも何か違ってて、謡いにくい。
早いところ、今の状態に慣れないと……。

午後からは、十松屋さんにアポを取っていて、外出する用事があったので、息子殿との大稽古は日曜日の午前中に行うことに。
目標では、今月2月末までに「痿痢」の言葉をしっかりと覚えさせたいのですが、これがなかなかねぇ(--;)
当人に覚える気が全くない(ように見える)がために、全然進歩がありません。毎回毎回、同じところで詰まります。反復して言うようにしても、その一文ですら、忘れる。(ワーキングメモリーに問題あるんか!?)
我が師に相談してみるかなぁ……。

ま、いいや。
ひとまず、母親は稽古場から退席させ、もはやマンツーマンで、ガッツリ覚えるまでやりまっせ!!という姿勢を見せることにしました。
その時点で、既に大泣きで御座いますけど、何か!?(笑)
舞台の上でも、言葉を忘れたら、ビィビィ泣くんか?
天井見て、泣いてたら、言葉を思い出すんか?
誰か助けてくれる思てんのか!?
というと、偉いもんでね。
ちゃんと泣き止もうとするんですね(僕ら兄妹は、いつまでも泣いてた気がするけどナww)
いや、単に感情にムラがあるだけか。

集中せずに、言葉に詰まる(自信がなくて言えないのか?)のであれば、ちょっと待っても出てこなければ、初めに戻ります。というスタンスでやってみましたが、これも初めの「呼び出し」の所から数ページも進まねぇ(--;)
対話劇なので、科白の流れも把握しないといけないと思うのです。
同じセンテンスやフレーズだけを何度も繰り返しやっててもアカンのでねぇ……。

まぁ、何とか5割弱は覚えたようなので、さらに続きは小稽古でフォロー予定です。

稽古の後に「今日は何が一番よくできたん?」と尋ねたら、
こえがよくでてたことかな!
って小さな声で言うてましたわ。「嘘こけ!」と思いましたけども。
「そやな。よう頑張ってたナww」 と、こっちも嘘ついておきました(笑)

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